小売業

味噌だれの魅力

業務スーパー」でよく買うのが、イチビキ「献立いろいろみそ」。
赤だし味噌をベースに、甘味が付加され、ソース状にとろみがついている「味噌だれ」である。

いわゆるレトルトパックで、スポーツ飲料などでよくある、
プラスチックの口がついている四角いビニールパックになっている。

お気に入りなのが「田楽」。焼いた豆腐や、ゆでたこんにゃくにかけるだけで
一品料理のできあがり。さすが本場の商品である。

ほかにも焼き茄子にも使えるし、中華料理には甜麺醤代わりに使える。
そしてトンカツにかければ名古屋名物「みそかつ」のできあがり。

このように「かける名古屋」ともいえる「献立いろいろみそ」だが、
当地・愛知県ではナカモ「つけてみそかけてみそ」という商品がメジャーらしい。
(「秘密のケンミンSHOW」でも「つけてみそ」のほうが紹介されたそうだ)

パッケージがマヨネーズ容器状で、確かにこちらのほうが使いやすそうな感じはする。
ただ、こちらの業務スーパーには「献立いろいろ」しか選択肢はないし、
味に不満があるわけでもないので、別にいいのだけれど。

いずれ、赤味噌は岩手県民にはなじみがない。
味噌だれを作るにも、わざわざ赤だしを買うには躊躇するものだ。
しかしこの「献立いろいろみそ」は、東北の田舎者に赤味噌の魅力を教えてくれる商品だと思う。

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北から南から

本日開店した商業施設2つをハシゴ。

朝から盛岡市玉山区「イオンスーパーセンター渋民店」へ。
8時過ぎに到着。すでに100人ほどが行列。早速お仲間に入れてもらう。

めんこいテレビの高橋アナが取材中。
「テレビで見るより背が高(たが)いねぇ~」とどこかの婆さん。
8時半、太鼓の演奏。目もくれずにチラシに目を通す人もちらほら。
4曲目を演奏します、というところでスタッフから時間切れを宣告されるハプニングも。

春というには寒い風の吹く玉山。
オープニングセレモニー進行のおねえさんがとうとうと
「当店ではCO2削減に取り組み、3R運動を…」と説明するさなか、
隣にいたオヤジが「そんなのいいからはやぐ開げてくんねぇかなぁ」とつぶいていた。

テープカットも済み、9時に開店。開店祝いの大福をいただく。
テレビカメラや新聞社のカメラの目をかいくぐりながら(笑)入店。
店内は平屋。イオンの売り場は食品、衣類、家電、ホームセンター(HC)がワンストップ。
いろいろな売り場の商品をまとめてひとつのレジで会計できる、というのがウリである。

ただし食品については食品レジを通すように注意書きが書かれている。
衣類レジや家電レジでは食品を扱いたくない、ということであるが、
衛生上の問題、その他モロモロいろいろありまして…でしょうかね。

明らかに関西弁の店員も。単身赴任、御苦労様です。

HC部門が結構にぎわっていたのが印象的。
やはり農業が強い土地柄ならではである。
(なおHCに関してはサンデーが名を隠して担当している。
同社HPによると、「コンセッショナリー」という出店方式らしい)

テナントはダイソー、ハニーズ、宮脇書店など。
田舎のスーパーセンターらしい質実剛健なラインナップ。
この日は若者向けの靴販売店(イオン系のニューステップ)は閑散としていたが、
おかげでアウトレット品をらくらくゲット。

地元の木製品販売店「木童舎」の売店が興味深かった。何も買わなかったけど…。
それと、地味に岩手初出店となる「不二家」が。ペコちゃん人形もありました。

卓球場や足湯など、「地域コミュニティのための店です」と言いたげな部分もあり、
イオン流のしたたかさを感じさせる。

縁がないので寄らなかったが、「タマホーム」の展示場も併設されている。
バイパス入り口に直結しロケーション最高のこの店、定着しますかどうか。

帰り道、4号線を南下すると、既存スーパー「やまごん」が。
外見も内装も、昔ながらの地元店。
様子を見に中に入ると、そこそこ客はいる。
レタスがイオンと同じ58円で売られるなど、対抗策も。
どこかのオッサンに「揚げ物はこっちのほうが安いなぁ」なんて話しかけられた。

精肉・水産は比較的新鮮そう。280円の激安弁当などもあり、
オリジナリティで勝負すれば勝算もあるのでは?と感じた。

午後は「銀河モール花巻」へ。(玉山から花巻へ…オタク丸出しだね)
こちらは地元デベロッパーの開発した商業施設である。
本日オープンと報道されていたが、すでに24日にはプレオープンしていたようだ。

花巻市、4号線バイパスの北上側入り口に接し、こちらも好立地。
夕方に少し早い時間帯に着いたが、平日というのに駐車場は満杯近く。

食品スーパーのジョイスを核テナントとする中規模なショッピングモール。
ラインナップはツタヤやツルハドラッグ、ABCマートなど。
ABCマートは初の盛岡以外での出店となる。
また、マックハウスのアウトレット業態「OUTLET-J」は岩手初出店となる。

ジョイスと他テナントをつなぐように建てられているのは、円弧状のモール棟。
複数の小規模な店が軒を連ね、さながら「商店街」であるが、
内装は近代的でおしゃれな感じ。しっかりと「ショッピングモール」している。

全国資本のテナントは「ハニーズ」程度。
衣類店、おみやげ、メガネ店など地元業者が多く入居するが、
各店広い売り場をもてあまし、こなれない感じ。頑張って欲しいけれど…

フードコートもあるが、店名は聞いたこともないような店ばかりで、パンチ力不足は否めず。
マクドナルドあたりを入れれば雰囲気も変わったかもしれないが。
まあ、ほかとの差別化を図る意味もあるのかもしれない。

石川啄木のふるさと玉山と宮沢賢治のふるさと花巻、
岩手を代表する二人の文学者の郷里に
偶然?同日二つの中規模ショッピングセンターが誕生したわけだが、
こういう「すき間産業」的な業態、
今後も県内にポコポコと生まれそうな予感。
とくに花巻でそうだったが、
地元業者が大挙して入居することで生き残りを図るにはもってこいという印象を持った。

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不気味に動く?セブンイレブン

けさの岩手日報1面に
「県内50店舗に拡大へ セブン-イレブン 年度内、盛岡近郊も」。

以前から盛岡でオーナー説明会を開催していることはお知らせしたが、
今度は釜石でも説明会を開催するとのことで、
沿岸地区出店も視野に入れている可能性がある。

数年で岩手県内で爆発的に店を増やしたファミリーマートは
とうとう県内店舗数100に近づきつつあるが、
同じように沿岸に手をつけて店舗を増やしている。

ただ、セブンの不文律「配送センターから3時間」は、
宮城県にしかセンターがない現状では、盛岡や釜石では不可能。
オーナー説明会では「盛岡や釜石には店は出せませんが、
北上なら店が出せますよ」的な出店方法を提示していくのかもしれない。

もしかしたら、盛岡付近に物流センターを建てる計画が
すでに固まっていたりするのかもしれないが。
日報は「新しい配送センターの動向も注目される」とナリチューでまとめている。
セブンも配送センターの件では口をつぐむが、
「岩手県内で積極的な店舗展開をする」としており、
岩手県には店を出しません、と言っていた頃から比べれば、
明らかに姿勢が変わりつつある。

なにしろ年度内に50店舗と言うからすさまじい。
現状26店舗なのでほぼ倍。
ローソン王国・岩手への華麗な宣戦布告である。

おもえば数年前までは宮城県境を絶対越えなかったのが、
一関や花泉(現一関市)に越境し始め、
そして奥州、北上、花巻、と北上をどんどん続けている。

セブンが「跋扈」してきた首都圏などの大都市圏では
店を出しすぎて「スクラップ」のステージに入っているわけで、
今後も安定した収益を生むには、「新天地」を開拓するしかないのだ。
その新天地が岩手。そして青森や秋田もいずれそうなる。

こちらの予想を超えるスピードで動くセブン-イレブンの今後に注目だ。
(あ、ナリチューにしてしまった)

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Unite

岩手と秋田のスーパー経営統合話が進展した。
8日付で、秋田の「伊徳」と盛岡の「ベルプラス」が
共同出資会社「ユナイト」を設立。
ベルプラス内に本社が置かれたという。(岩手日報

当面は包装資材の共同仕入れ、物流センターの共同化などを行い、
商品仕入れをする「バイヤー」は両者個別に行うとのこと。

ベルプラスは未だにホームページがなく、伊徳のホームページにてプレスリリースを確認。
(ユナイトはホームページ作るんだろうね?(笑))

将来的には仕入れも統合することになるとしている。
ベルプラスは宮城、伊徳は青森もエリアに入っており、
青森・秋田・岩手・宮城の4県を範囲とするリージョナルチェーンが産声を上げる。

ベル側には、ベルプラスに入らなかったマルイチも入っているが、
「業務スーパー」のFC権を単独で取得したり、
既存の縄張りを越えて奥州市に出店するなどベルグループとは距離を置いており、
同じくベルプラスに統合しなかった山田町の「びはん」含め、
今後の動きが気になるところである。

(追加)
ベルプラスのHPアドレスを教えていただきました。
ありがとうございます。
http://www.belleplus.co.jp/
ただ、顧客向けの情報はなく、
「取引先」「就職希望者」向けの淡泊なサイトになってます。

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シティ青山の「倒産」

盛岡市の大型スーパー、シティ青山を運営するシティ商事が解散を決め、
特別清算開始。事実上の倒産である。

岩手県交通(国際興業系)の子会社として、シティ青山の運営のほか、
県交通の土地管理なども行っていた。

親会社の国際興業からの債務は帳消しされる。その額90億円。
シティ青山の店舗建物は大阪の不動産会社に引き取られ、運営は続ける。

不思議とこのニュースから何も感じないのはなぜだろうか。
店舗は閉鎖されないし、
借金も親会社から借りたものだけでしかも帳消しというのもあるだろう。

それと、真綿で首を絞めるように、徐々に凋落していく姿から、
「倒産」の唐突さを感じないからかもしれない。

旧来、GMS(大型スーパー)の少ない盛岡では貴重な存在であった。
94年には大規模増床し、スポーツクラブも備えた
5階建てのショッピングセンターとして生まれ変わった。
毎週末になると駐車場が満杯になるほど客が詰めかけた。

しかしイオンモール盛岡開店後、客をごっそり取られた。
そしてダイエー撤退後、凋落は加速。

現在、4階はゲームコーナーと本屋のアシーネ(ダイエー系)だけが残り、
あとは空っぽ、がらんどうである。
5階に3つあった外食店もすべて閉鎖
(ちなみに、1階に移動した「パブロ」も先日倒産している。民事再生で、営業は継続中)。
ほかにも各階に空きが発生し、埋められないでいる。

ダイエー営業終了後、一度はシティ商事がスーパー部門を引き継いでみたものの、
うまくいかずに即撤退し、ジョイスに譲渡するなど、
運営ぶりのちぐはぐさだけが目立つ。

営業譲渡後、シティ青山はロゴマークとロゴタイプを変更していたが、
入り口に掲げられた「シティ青山」の意匠は、
ダイエー時代のものをそのまま使っていたために、
「シティ」の文字は、ダイエーが以前使用していたロゴタイプのままである。
経費節減なのだろうが、やる気のなさを感じさせる。

シティ商事はシティ青山の中ではなく、
盛岡バスセンターの2階にひっそりと居を構えていた。
従業員はテナントなどに引き継がれたため、社員は2名しかいないという。
2名でスーパーの運営などできるはずもない。
すべてが既定路線、なのだろうか。

(追加)
ニュースが報じられた翌日、シティ青山へ行ってみると、
予想外に客が多かった。逆宣伝効果があったようだが、それもいつまでもつやら。

ビルの所有者は「岩手興業」と入り口の銘板に書かれていた。
ここによれば、「岩手中央バス」がバス部門を岩手県交通に引き継いだなれの果てだそうだ。
ただ、権利は先述通り大阪の不動産会社に渡っている。

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セブン-イレブン、いよいよ盛岡へ

ひさびさにセブンイレブンのHPをチェックすると、
出店説明会を盛岡市・アイーナで開催するという。
もっと時間がかかると思っていたが、意外と早く盛岡進出をするようだ。

いまのところ配送センターが宮城県内にしかなく、
セブンがとなえる「新鮮さを保てる、配送センターから3時間以内の地域」の関係で
紫波町が限界、と聞いていたのだが…。

盛岡のど真ん中で説明会をやる以上、
「いや、まだ紫波までしか店は出せないんですよ」なんて
間抜けな説明をするはずもあるまい。
ちかぢか盛岡近郊に拠点を作るのであろうか。

いわれてみれば盛岡市内、郊外でも中心市街地でも空き物件が目立つ。
コンビニが入ればもうかるかもなぁ、と思わせる場所もある。

(おそらくその場所ではもうからなかったであろう)
他社コンビニの撤退跡地も、工夫次第、
いや「セブン-イレブン」の看板一つでよみがえるかもしれない。

空き屋が多くなってきているのは、全国的にも同じ状況だとは思うが、
いまが盛岡進出のチャンスと考えたのだろうか。「機を見るに敏」だ。

県庁所在地にさえ進出してしまえば、あとはウワーッと全県展開にもっていける。
もともと知名度のあるチェーン。昨年からはスポットCMも流しはじめ、
盛岡以北でも、沿岸地域でも、ますます認知度は高まっている。
確かにいまがチャンスかもしれない。

岩手を「征圧」すれば、さらに秋田へ、青森へ…。
一点突破全面展開。業界の雄はあなどれない。

(追記)ここまで書いておいてなんだが、盛岡にはまだ来ない可能性もある。
もし本格的に盛岡進出するのなら
「盛岡タイムス」あたりで報道されてておかしくないのだが、それもまだないし。
盛岡での説明会でもほんとに「紫波までなんですよ」と言ってるかもしれない。

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カラオケ館

盛岡市の中心市街地、大通に7階建てくらいのビルが建てられている。
建築主は「ビーアンドブイ」。そう、「カラオケ館」が盛岡にもやってくるのだ。

新宿とか池袋で、「フーワッフーワッ」「ドンペリドンペリ」とかやってそうな
風体の兄ちゃんが集団で、「安全運動展開中」などの
「嘘つけ!」と突っ込みたくなるような文言の書かれた黄色いタスキをかけて
呼び込みをやっているアレである。
アレが盛岡にも来ると思うと…。

そうでなくともカラオケ店、大通りにはたくさんある。
ゆー坊、シダックス、歌うんだ村、PiPi、
「ビバビバパラダイス」でおなじみカラオケ招福亭クレヨン(店自体は元カラオケちすが)…。
飽和状態というわけでもなかろうに。

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電子マネーを使ってみる

3月から、岩手県でもイオンの電子マネー「WAON」が使用可能に。

物好きなので、さっそく喜び勇んでイオンへ。
ひねくれて、総本山のジャスコではなく、サティを選ぶ。

どこでカードをもらえばいいものか店内に案内がなく、
途方に暮れて2階服売り場の店員に訊けば
「1階のサービスカウンターでどうぞ」。

で、おっとり刀で向かったサービスカウンターで「これちょうだい」と言いながら
300円を出すと、駄菓子みたいな平べったい袋を渡される。
え?と思ったが、この中にワオンカードと、説明書が入っていた。

店員からはカードに関する何の説明もなし。
申込書のようなものも書かされなかった(「個人情報不要」が一つのウリらしいが)。

Waon
WAONカードは質感が「病院の診察カード」のような感じ。
クレジットカードによくある磁性面も、ICカードのようなキラキラ部分もなく、
ほんとにこれで大丈夫か?と不安になる。

裏面にはイオンのほか、「株式会社マイカル」の表記もあり、
マイカルバージョンのようだ。(もちろんジャスコでも使えるのだが)

袋に入っていた説明書には「まずチャージをする」とある。
で、チャージはどうやるのかな、どこかに機械があるのかな、と思ってまたもマゴマゴ。
レジの親切そうなオバチャンの店員に訊くと「レジでどうぞ」と。
後からちゃんと説明書を読むと、チャージはレジでできる、とちゃんと書いてあった。
イオン銀行ATMでもできるようだが。

お金を店員に出すと「これ(チャージのレジ操作)、私も初めてなんです」と。さすが初日。
イオンカードでチャージできるのかと思ったが、できないとのこと。
(イオンカードでチャージする場合は「ワオンカードプラス」というものを
イオンクレジットに申し込まなければならないそうである)

一葉をチャージするつもりが、愛しの諭吉を出してしまった(見栄を張ったのではない)。
ああ、失敗、と思ったが初物だしいいや、と自分を励ましていると、
端末のボタン操作を求められる。電子マネー会社を選択するもので、WAON、SUICA、IDの3種が使える。
カードをかざすと「ワオン!」と犬の鳴き声。
これでチャージ成功らしい。レシートを渡されるとちゃんと「10000円」になっている。

で、普通に売り場内を回って買い物かごに品物を入れいざ「会計」。
何食わぬ顔で「これで」とワオンカードを差し出すと、
店員がレジをかちゃかちゃ。
先ほども登場した、電子マネー会社を選択する端末のボタンが光る
(どこの会社の電子マネーか自動認識できそうなものだが…)。

「WAON」のボタンを押して、
認識端末にカードをかざすと「わおん!」と鳴って、会計終了である。

レジで後ろに並んでいた人たちから羨望のまなざしを受けたか、
何やってんだろと不審の目で見られたかは今となっては確認のしようもないが、
とにかくお会計のスタイルとしては格好いい。
お札にも硬貨にも触れずに会計できるのである。

まあそれなら現状のイオンカードでも可能なのだが、
後払いよりは、電子マネーのほうが心理的にはスッキリする。
ポイントもつくようであるし。
なおキャンペーンで300円相当のポイントが進呈されていた。
カード代300円帳消しというわけだ。

イオンカードと組み合わせた「ワオンカードプラス」では、
先払い額が減ったらイオンカードでオートチャージできる。
また「電子マネーカード+クレジットカード」が1枚になったものも作ることができるし、
イオン銀行の口座を持てば「電子マネー+銀行カード」も作れるようだ。
これらはワオン専用カードと違って、先述通り申し込みしなければならないが、
いろいろな使い方があって夢も広がる(ちっちゃい夢だけどね)。

東京では、コンビニでEdy等を使って「シャリーン」と
スマートな買い物をしている人をよく見かけるし、
駅でも、こっちが切符を取り出すのにもたもたしている間に
モデルみたいな背格好の女が、携帯電話をさっと改札にかざして
通り過ぎていく様子をみていたので、
「岩手でもそんな時代が来たか」と隔世の感を覚える。

ワオンはイオンでしか使えないのがネックであるが
(中小スーパーでは電子マネーなど夢のまた夢だろうし)、
来るべき電子マネー時代のお勉強ができるだけでもありがたいのだ。

きょうのサティ店内(テナント含む)では、
「WAONが使えます」という案内POPが至る所にあったのだが、
肝心の「WAONカードはここで買ってください」
「チャージはレジでもできます」という案内がどこにもなく、
店側も電子マネー何するものぞ、という感じで、
まだまだよく分かっていないのが現状のようだ。
まあ、これも時間が経てば改善されるであろう。

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ふってわいた話

藤沢町にサファリパークが来月にもオープンするとのこと。
福島の「東北サファリパーク」が牧草地として藤沢町を選んだところ、
話がとんとん拍子で進んで「岩手サファリパーク」設置に至ったのだという。

借金のせいで合併もできない藤沢町としては渡りに船の話であるが、
果たしてこの施設が藤沢町に根付くかどうか?である。
隣にはお肉でおなじみ「館が森アーク牧場」もあり
コラボレーションも期待できるが、いかに。

盛岡では、大通り入り口の商業ビル建設計画がいよいよ本格化。
ホテル東日本の向かいにあり長らく駐車場となっている土地であるが、
最近になって整地が始められ、転用に向けて準備が進められていた。

ビルは5階建て。1~2階が商業施設、3階以上が現在と同じく駐車場となる。
5階建てはいいが、商業地は2階まで…ずいぶん低いな、というのが感想。

以前「おひげのはんこ屋さん」が「ユニクロでも入ればいいなぁ」なんて
皮算用していたが、確かに大通りから消えつつある物販店がほしいところ。
もちろん大通りへの波及効果もさることながら、
開運橋から続く商店街の貧弱さが変わるきっかけにもなればよいが。

暗い話も。スパゲティの「パブロ」を展開する田畑産業が民事再生法申請。
本県のカジュアルレストラン業界では、
中央資本や新興勢力が力を増し、相対的に「パブロ」のイメージはすっかり低下。
店も減り、近年は激しい競争に苦戦していたようだ。
マイカルなど取引先に端を発する外的要因も大きかったという。

今後は債務の圧縮に努めるべく、同社店舗の「安っぽい」「田舎の」イメージを払拭しつつ、
新規業態の開発などに力を入れることになるのではないか。

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「お隣同士」の経済学

盛岡駅前の甚ビル1階の空きテナントに「〓Softbank」の看板。
隣にauのショップがあるのだが、
すぐ隣に出店するとはなかなか大胆である。
しかも反対側は1軒はさんでドコモショップもある。
盛岡駅前で携帯各社そろい踏みとなるわけだ。

大型電器店などでは携帯電話ブースが
会社ごとに分かれて並んでいるのは当たり前なので
ショップが並ぶこともそう考えれば不自然ではないのかもしれない。

店が並んでいれば、サービスや電話機の見てくれなどを
比較しながら買うこともできる
(そういう買い方をしない人もいるが)。

店が並ぶことによる「相乗効果」もあるのかもしれない。

盛岡駅前のソフトバンク出店はある意味、
既存2店舗にも「好機」となる可能性はある。
もちろん単純に客を喰われるケースもあろうが。

客を喰われるというので心配なのは、これら携帯ショップの真向かいにある
「ホテルルイズ」だ。すぐ後ろに「東横イン」が盛岡2号店を建設中だからだ。

これについては相乗効果というのはあまり期待できない。
無名の「ホテルルイズ」と、
全国津々浦々に存在する「東横イン」では看板の重みが違うからだ。

その日の宿を取らずに盛岡に来た人がこの前を通りかかって、
聞いたこともない名前のホテルに泊まるか、
名の通ったホテルに泊まるか。
前者を好む人もいるが、数としては後者の方が多いのではないか。

お隣同士の相乗効果といえば、
「東横に泊まれなかったからこっちでいいや」的なものしかなさそう。
でなければ、価格とサービスで勝負するしかないが、
それは早晩、体力戦と消耗戦に陥る。

「ルイズ」は以前「ホテルリッチ」で、
同ホテルの盛岡撤退を期に「ホテルルイズ」に衣替えしいったんは地元資本になったが
数年前に青森の「ハイパーホテル」に買収されている。
とはいえ東横インとは規模が違いすぎる。
こちらの「お隣同士」はなかなか大変そうだ。

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仁義なき弁当屋

ほっかほっか亭戦争は第二ステージに入った。

東京・九州を牛耳るプレナスは「ほっかほっか亭」を離脱し、
新ブランド名「ほっともっと」をぶちあげた。
5月15日から、直営店と、賛同するフランチャイズの「ほっかほっか亭」は、
「ほっともっと」に切り替わる、としている。

それに対し、ハークスレイ(関西・中四国)の側にある総本部は
「契約違反だ」と仮処分申立という最後通告をプレナスに対し行っている
(実際には「最後通告」はこれまで何度もやってきているのだが)。

もう、跡目を巡って血で血を洗うやくざ映画のような世界観に突入している。
ハークスレイがドスの柄に手をかける菅原文太なら、
プレナスは片手にコルト45口径の松方弘樹か。
日本列島、縄張り争い。
これはもう弁当業界の「実話時代」だ。(ふざけすぎですな)

プレナスの「ほっともっと」プレスリリースに興味深い部分がある。

「従来出店していなかった地域に進出する」、と。
予想通り、これまでのプレナスVSハークスレイの縄張りを越え、
関西や中国・四国に「ほっともっと」の看板で打って出る準備がある、ということ。

当然面白くないハークスレイ(実際には「ほっかほっか亭総本部」であるが、
一心同体なので以後ハークスレイで表現する)は、
阻止すべく仮処分申立をプレナスに行った。

こちらのプレスリリースでは
「静岡では契約はすでに切れているのに、
まだ「ほっかほっか亭」の看板を使用し続けている」
「中途解約はできない契約だ」
「契約が終了したとしても、以後少なくとも1年間は
別の屋号で弁当屋を運営できない契約になっている」
「各店舗はプレナスとの契約終了後は総本部との契約を承継するはずだ」など、
ありとあらゆる自分たちに有利な条項をひっぱり出して、
プレナスのやることなすことすべて無効である、としている。

要するにハークスレイ側は「契約書」を盾に、
「プレナスは全面降伏するか弁当業をやめるかのどっちかだ」と言っているのだ。

仮処分といっても、プレナスは間違いなく
5月15日に「ほっともっと」をオープンさせるだろう。
まだまだ混乱は続く。

顧客や取引先への影響はあまりなさそうだが、
フランチャイズは振り回されるであろう。
縄張り争い、覇権争いをきっかけにした、弁当屋同士による
『仁義なき戦い』、幕は開いたばかりだ。

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盛岡の新しい「顔」

盛岡市肴町界隈が変わる。
市が、中心市街地の再開発として、
「盛岡バスセンター」と「中三盛岡店」の建て替え計画を発表したのだ。

盛岡の交通の要衝となっているバスセンターだが、
建物は明らかに老朽化している。
中三盛岡店は、川徳が菜園に移転する際、
地盤沈下を恐れた肴町商店街が青森の百貨店・中三を誘致し、
同店が居抜き開業したもの。同様に建物が老朽化していた。

この建て替えは大歓迎である。
まずバスセンター。「正統派」盛岡市民にはあの古めかしい建物への
ノスタルジックな思いも多かろうが、
バスセンターという公共施設は使ってもらってなんぼ。
今の状態では、(神奈川とか埼玉から来たお古バスとともに)
「やっぱり盛岡のバスってこんなものか」程度に思われる元だろう。

シンボル化している、藤原パーラーの「フルタキャラメル」看板は、
建て替えしても同店は再開するだろうから、そのまま生かしてみるのも一興。
レトロ調な内装にすればよいのでは。

はす向かいの中三も、売り場の古さは否めない。
近代化に遅れた結果、客層も高齢化が進んでいる
(全国の百貨店全体に言えることではあるが)。

新しいビルは20階建てとなり、上層階はマンションになる。
このマンション、庶民にはなかなか手が届かないとは思うが、
市街地回帰の流れを手助けするものにはなろう。

いっぽうの下層階、5階から地下1階までを中三が使用する。
イオン台風が吹き荒れる盛岡商業圏ではあるが、
中心市街地の拠点商業施設として、
また、盛岡の「2大デパート」の一翼を担う存在として、
新たな顔で生まれ変わることに期待したい。

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岩手第一ホテルが破産

盛岡市上田の「岩手第一ホテル」が自己破産とのこと。
旨くもない中華バイキングを食べたのが最後だった。
「味のホテル」というキャッチフレーズで、
IBCテレビによくCMを流していたのが印象に残っている。

上田の国道4号線沿いという立地は、岩手大学が近いとはいえ、
「郊外」であり必ずしもよいとは言えなかった。
それでも昔は競争も少なく、車で来れるホテルということで
一定のニーズはあったのだろう。

近年、盛岡駅周辺に大手資本のホテルがどんどん進出したことでじり貧に陥り、
盛岡にも郊外ホテルが出現しとどめをさされた、というところか。

ホームページビルダー丸出しのサイトはまだ残っているが、
楽天トラベルでは予約不可能になっている。

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降ろされた…

BS11「大人の自由時間」金曜日のサブ司会が辻沢響江から魚住りえに突如チェンジ。
番組開始(開局)からたった2ヶ月で交代である。司会交代は特に告知されていたわけではない。
辻沢とモト冬樹のやりとりも面白いくらいだったのに、なぜ…。

先週の「ヨドバシカメラ」の一件が原因としか思えない。
なんとひどい。昭和じゃあるまいし。

番組公式サイトの写真はモトと辻沢の2ショットからモト単独の写真に。
出演者名も単に「アシスタント」になっている。
魚住の公式サイト上にも現在(2/1)のところ表記はなく、突然のオファーだったことがわかる。

ちょっとBSイレブンやビックカメラへ寄せていた「信頼」が少し揺らいでしまった。
これが「粛清」だとしたら、ビックカメラの「お里が知れる」というものだろう。

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パン屋の『決断』

「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」というパン屋が、盛岡から東京に「帰郷」し、話題となった。
「イワテライフ日記」「佐々木電機本店話のネタ」などの
有名な盛岡系サイトに紹介されていたのでご存じの方も多かろう。

端的に言うと「十数年前、東京から一念発起盛岡に移転したが、
商売にならなくなり、結局東京に帰って商売を再開した」ということのようだ。

同店は清水町という中心市街地からやや奥まった住宅街に居を構えていた。
HPでは、郊外にイオンのショッピングセンターが2つもできたことが打撃だったと正直に吐露している。

2006年からその記述はあり、その後店主の体調悪化や、家族の不幸などもあり、
徐々に「ふるさと」への思いが強くなっていったようである。

そして昨年秋、盛岡の店をたたみ、もとの自宅のあった早稲田へと移転した。
盛岡では永住を決意してマンションも購入していたそうで、苦渋の決断だったとは思うが…。

東京での再開店後の日記には「東京のお客様に『待っていたよ』と言われうれしい」等の記述。
なんだか悲しいものがある。

要するに「盛岡は人口も少ないのに、郊外の商業施設に(ただでさえ少ない)客が流れている」。
ならば、人も多く生活も豊かで、郊外化が進んでいない東京に戻ったほうがいい…と、
このパン屋さんは正直に行動したまでなのだ。
盛岡の現実をつきつけられている。

ここで「だから車社会は…」「ショッピングセンターなんか行くバカがいるから…」
という短絡的な議論はしたくないが、厳しい現実は目の前にある。

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冷たい戦争

プレナス」(福岡市)と「ハークスレイ」(大阪市)の係争が泥沼状態に陥っていた
ほっかほっか亭のお家騒動」だが、日本経済新聞によると
どうも首都圏から「ほっかほっか亭」が消えることになるかもしれない。

「ほっかほっか亭」の総本部を名乗るハークスレイと、
東京を押さえる俺たちこそ主導権があるとケンカを売るプレナス。
どちらも譲らず、結局プレナス側が、
「ほっかほっか亭」の看板を捨てた方が得策、と判断したようだ。

中部・関西・中四国で展開するハークスレイに対し
九州沖縄と、北海道・東北南部~関東甲信越を押さえるプレナス。
FCの元締め「ほっかほっか亭総本部」はハークスレイの支配下にあるが
プレナスも株を取得し、綱の引っ張り合い。

「船頭多くして、船、山に登る」とはよく言ったもので、
日刊スポーツが詳しいが、
プレナスが「ほっかほっか亭の看板の権利は俺らにある」と本部を提訴すれば
本部(≒ハークスレイ)も「ワゴン販売なんか許すかボケェ」と逆提訴。
こんなのがうまくいくはずもない。

過去の経緯をたどると両者の骨肉の争いが見える。(出典:九州企業特報

埼玉・草加で産声を上げた「ほっかほっか亭」。
拡張していく段階で、FC分担を関東以東・近畿・九州に分け、
大ざっぱに言えば東日本はダイエー、近畿がハークスレイ、九州をプレナスが仕切った。

経営危機に陥ったダイエーは、FC権利を
「やよい軒」(旧:めしや丼)で知られる九州のプレナスに譲渡。
プレナスはハークスレイの縄張り・瀬戸内を飛び越して、東日本へ打って出ることに。
やがて日本列島の反対側、北海道も手中に収め、「全国制覇」をしてしまう。

ヤバいと思ったハークスレイは、創業者の田渕氏を口説き、総本部を買収。
「俺たちこそ元締めじゃ」と浪花の意地を見せる。

ハークスレイの支配する本部は東京にあるのに、
管轄するのはプレナス、というちくはぐな状況は、
先述の通り「ほっかほっか亭」の商標権をめぐる係争へ。
怒った総本部はたかが「ワゴン販売」で
裁判を起こしてみたりと醜い争いに発展するのだ。

この内紛は、マスコミにおもしろおかしくかき立てられ、
掲示板やブログでバカにされる。
パイは大きいが「オリジン弁当」など敵も多い首都圏を管轄し、
イメージの低下にはもっとも敏感なプレナス側は
この争いを回避するには看板を変えるしかない、と判断したようである。

さかのぼって今月中旬。総本部は、プレナスに対し埼玉・群馬・南東北での
「ほっかほっか亭」地区本部契約を打ち切ると通告している。
プレナスとしては食い下がることもできるはずだが、
あえてそれをせず、「新ブランド設立」の道を選んだ。

そもそもプレナスは、小汚い定食屋だった「めしや丼」を
家族連れを意識した「やよい軒」に変え、イメチェンに成功した経験もある。
看板替えは得意、というわけだ。

看板をつけかえるイニシャルコストはかかるが、
さらに商標使用料を憎いハークスレイに払わなくてもよくなる。

いまのところプレナスはホームページ上では態度をはっきり示していないが、
複数の新聞がこの方向性を報道していることから、
事態が収束しない限り、この春から「ほっかほっか亭」の看板を変える店が出てくることになる。

ただ、プレナス直営でないフランチャイズで運営される県もあり、
プレナスと契約を継続するFC企業は、店の看板も付け替えなくてはいけなくなる。
逆に総本部(ハークスレイ側)と直接契約に切り替えると、看板は変えなくてもよい。
日経新聞は本日付で「争奪戦の始まり」と伝えている。

それだけではない。プレナスがほっかほっか亭から離脱すれば、「縄張り」が消滅する。
ハークスレイが首都圏に直接乗り込んだり、
逆にプレナスの新ブランドが関西に殴り込みをかけたりする事態も予想される。

この争いを、直接は関係ない岩手の地から高見の見物、といきたいところだが、
北海道と南東北からほっかほっか亭が消えると、
青森・岩手・秋田の北東北は「飛び地」になってしまう。
なんだかんだのとばっちりで、北東北のほっかほっか亭も消えてしまうかも…。
(ちなみにプレナスのホームページ上では「非直轄エリア」として岩手など4県が挙げられている

プレナス、ハークスレイの両社は、
顧客の存在を見失い、看板だけに執着し、「心」を失っているように見える。
厨房の裏側で繰り広げられる、ホッカホッカならぬ、ひんやり冷たい戦争。
すっかり冷め切ったお弁当、本当においしいだろうか…。

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仙台さくら野と石巻の笹かま

仙台に出張。

仙台駅前のさくら野百貨店で「粟野」という店の笹かまを買ってきた。
ここはタマゴと砂糖の入った「カステラ」という名のカマボコも売っていて、
ホントのお目当てはそちらだったのだが、すでに売り切れだった。
で、笹かまを買った。大ぶりでうまみのある、本場の笹かまといったところがいい。

この店は石巻が本店とのことである。

さくら野百貨店は、その石巻にも店がある。
…のだが、この春で石巻店の閉店が決まったという。

もともとさくら野は「丸光」という名前のデパートだった。
その後、青森市の「カネ長武田」などと合併し、「ダックシティ」と名を変える。
マイカル傘下となり、東北地方に点在する旧ダックシティは「ビブレ」に衣替えする。

しかしあえなくマイカルが経営破綻。
順調だった旧ダックシティも連鎖倒産。
結局マイカルの資本が抜け、高島屋系列の「さくら野」になって今に至る。

「ビブレ」時代には岩手県北上市に巨大なデパートを建て、話題となった。
一方で、気仙沼店が閉店するなど(地元資本の店に生まれ変わったがあえなく閉鎖)
「百貨店不況」を体現する運命をたどっている。

どこも地方都市の中心市街地に立地していたため、
郊外のショッピングセンターに客を取られ続けて、
老朽化した店を改装する資金も事欠く負の連鎖にある。
(北上店は比較的新しい上、シネコン併設で駐車場も完備しているだけマシ)

さくら野百貨店は、好調な仙台店以外の店を
「東北さくら野」という別会社にしている。有事に備えて、ということか。
大都会・仙台のデパートと、田舎のデパートに分けた
ある種の「独立採算制」であるが、
読みは当たり、「東北さくら野」に属する店はバタバタと息絶え続けている。

3年前には福島店も閉鎖しており、
石巻店が閉店すると、いよいよ「東北さくら野」で残るのは、
「カネ長武田」の流れを汲む青森県内の3店と、
「ビブレ」時代に開店した岩手の北上店だけとなる。

ひとり意気軒昂な「仙台さくら野」。
とはいえ、大丸&松坂屋や丸井が仙台に食指を伸ばしているという。
このおいしい笹カマをさくら野で買えなくなることはよもやなかろうが、
安穏とはしていられないのが実情であろう。

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初売りに思う

1月1日元日から買い物に出かける。
さすがに営業は2日から、という店も少なくないが、
量販店の半分くらいは1日から開いていて、
特別セールをやったりしている。

店員さんは元日から「福袋はいかがですかぁ~」なんて
声の限り叫んで客に呼びかけている。
お正月くらい休みたいだろうなぁ、と思うが
むしろかき入れ時だとばかりに張り切っていたりして。

昔は元日はどこも店は閉まっていたのだろう。
さらにさかのぼれば3が日休みだったり、
松の内の間ずっとお休みだったり…

悠長なことを言ってると客を取られるから、
ということなんだろうけど。
仙台あたりでは未だに「初売りは絶対2日から」
「元日営業許すまじ」みたいな話で
騒ぎになったりもしているようだが。

「正月から働かされて気の毒だなぁ」なんて傍目に思う自分も、
元日初売りに参上して加担し、
あまつさえ風邪をもらったりして
かえって働いている人より疲れてしまう始末で…。

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中小スーパーが合体

盛岡(本社は矢巾)のスーパー、ベルプラスと
秋田県大館の「伊徳」が業務提携すると発表。
共同持ち株会社を設立し、経営統合するという。

ベルプラスは岩手と、一部宮城に41店舗を持つ。
今年、仕入れ会社「ベルグループ」が、
傘下にある小規模スーパーの「かしむら」「サンライフ」などを
吸収する形で統合しできた会社(既報)。上記の旧来店名の店のほか、
「ビッグハウス」名義でディスカウントスーパーも運営している。

一方の伊徳は、大館を中心に、秋田・青森に23店舗を展開するチェーン。
本店をはじめ、一部店舗では衣類も扱っており、
秋田放送によれば県内最大の地元資本スーパーとのこと。

この両者が統合すると、
1位のユニバース(八戸)には及ばないものの、岩手のジョイスを抜き、
地元資本のスーパー業界の売り上げ規模では北東北地区2位となる。

経営統合は3年後をめどとし、現段階では業務提携を行うという。
来年春には盛岡に持ち株会社を設立するとのことで、
主導するのはベルプラス側と見られる。

ただ、ベルプラス誕生時と同様、
店名を替えるなどドラスティックな改革は行わず、
店名も、伊徳・ベルプラスともに会社の形もそのままにし、
共同仕入れやシステム統合などでメリットを探っていくという。

ベルプラスは岩手県内で、小規模スーパーが一致団結してできた会社。
いまは経営統合前の、それぞれのスーパーの屋号のまま営業している。
それはとりもなおさず、小さなスーパーではとても同業他社に
太刀打ちできない、と判断してのものである。

伊徳はホームページを見れば、現段階でも、
サンドラッグなどと組んでショッピングモールを2つも計画している。
攻めの姿勢にあるように見えるが、やはり秋田も競争は激しいのだろう。
両者は経営統合で生き残りを図る。

そういえば、秋田も岩手もイオンが席巻する土地柄。
とくに秋田には「マックスバリュ東北」があり、
地元資本という縛りがなければ、売り上げは伊徳・ベルプラス連合を上回る。

地元内部でも争いはある。青森のガリバー「ユニバース」、
岩手の尖兵「ジョイス」、秋田の豪傑「タカヤナギ」などなど、
これらもイオンへの対抗で必死だ。

地元資本がささやかに、安穏と商売できる世の中ではもうない、
ということか。なんだかわびしい気もするが、これも時代の流れ。

ベルプラス、ベルグループ、ベルセンター…、元をたどれば「小苅米家」。
ジョイスと同根の企業である。
第二幕がありそうな予感…うがちすぎかな。

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老舗の神髄

肴町のお茶屋「繁田園」へ。
(楽天にWEBサイトはあるが、「どんど晴れ玄米緑茶」しか売ってない…)

店先にある健康茶だけを買ったのだが、
単価の低い客にも折り目正しく、
包装している間、お茶を出してくれる(お茶菓子付き)。

そのお茶も味もさることながら、
ぬるい、というか、絶妙の温度になっているのだ。

仕事先でもなんでも、すぐ帰るのに熱いお茶を出されて、
熱いのを我慢して、しぶしぶ飲み干すなんてことはよくある。

このときも、お茶の用意をしているのを見て、
「すぐ帰るのになぁ」と一瞬うっとうしく思ったのだが、
せっかくだからと口をつけると、これが適温。
量も一口サイズなので、すぐに飲めてしまった。

このたたみかけるような心遣いはうれしい。
久々に「老舗の神髄」を見たような気がした。

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コンビニは福田パンを売らない

盛岡の大手のコンビニには「福田パン」がない。
客もほしいだろうし、
店としても福田パンはキラー商品だから置きたいだろうが、
福田パンのような中小業者は大手コンビニと取引することは困難。
白石食品工業クラスの生産能力と販売能力がないと、
大手業者とは取引できないのだ。
さらに大手コンビニは、東京で商品開発をしてしまい、
それを全国各地で、白石クラスの中規模パン業者に製造させる。
福田パンのような「地場商品」をいちいち取り扱っていたらきりがない。
イオンクラスになるときめ細かく商品を取りそろえられるのだが、
コンビニは地域性よりも全国均一性を重んじる。
地域性を出すにしても所詮「東北」とかそんなおおざっぱな単位になってしまう
(盛岡で「楽天イーグルスグッズ」とか「仙台風・牛タンうどん」を売ってたりするのもそれ)。
まあ、福田パンはスーパーでは売っているので、そちらで買えばよい。
コンビニに便利を求めてはいけない。(あれ?)

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福田パン

盛岡の大手のコンビニには福田パンが売っていない。
客もほしいだろうし、店としてもキラー商品だから置きたいだろう。
しかし、福田パンクラスでは大手コンビニとはなかなか取引できない。

大手の場合は東京で商品開発してしまい、
それを白石食品クラスの業者に生産委託してしまったりする。
また、大手の場合は地域性よりも全国均一性を大事にする。
イオンクラスになるときめ細かく品揃えもできるが、
コンビニではそこまでは無理。
いちいち福田パンのような地場産品を取り扱っていたらきりがない。
地域性を出すにしてもせいぜい「東北」とかそんなおおざっぱな単位になる。
(盛岡で「仙台風牛タンうどん」とかを売ったりするのはそのため)

福田パンはスーパーには置いてあるので、そちらをどうぞ、ということになる。
コンビニに便利を求めてはいけない。(あれ?)

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ケーズデンキ by Denkodo

22日、盛岡市内のデンコードーが「ケーズデンキ」に生まれ変わって再スタート。
大きいほうの「盛岡西本店」(前潟)を見物しに行く。
仕事の都合で(そりゃ平日だもんね)立ち寄ったのは夜7時ごろ。

外装はブルーのストライプに塗られ、
Denkodoの屋号が書かれていたファサード看板は
「K's ケーズデンキ」と塗り替えられ、下に小さく「by Denkodo」の文字。

携帯電話コーナーが1階入り口正面から、2階に移ったほかは、
大きく改装されていない。
1階は白物、2階はデジタル家電に別れているのはデンコードー時代と同じ。

プライスカードは当然ながらケーズデンキ仕様に置き換わっている。
品物も当然ケーズのものになっており、
たとえばテレビの配線などは、デンコードー時代にはなかった
八木アンテナ(&日立国際電気)のケーブル類が置かれていた。

少し買い物をしてみたが、
「ポイントカード」を要求されないのが少し変な感じ。
(CD-Rや電池などの消耗品割引は継続している)

なお店員は一部を除きデンコードー時代の制服をそのまま着用していたが、
背中上部にあったDenkodoのロゴを隠すように、
「K's」の大きなワッペンが縫い付けられていた。

名実ともにケーズデンキになってしまったデンコードー。
レシートには「株式会社デンコードー 仙台市宮城野区榴岡」の文字を残し、
地域FC本部として生き残ったことをアピールしているが、
果たしてこれもいつまでかな、と思いながら、生まれ変わった店を後にした。

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物欲の減退

出張で東京に行ってきた。
空き時間がだいぶあったので、
新宿西口と秋葉原でパソコンやDVDデッキ、携帯電話などを物色していた。

せっかく東京に来たのだから何か買っておこう…
そう思ったのだが、結局は
有楽町のビックカメラで「小型マッサージ器」を買っただけであった。

以前から欲しかったCore2Duoのデスクトップは
秋葉原の某店が安く、
むさ苦しい男達の饐えた臭いが充満する店内でずいぶん悩んだが、
「3DCGバリバリのゲームやるわけじゃないしなぁ」と却下。

DVD/HDDデッキも、「コピー10」が始まるまでは買うと損かな、
と思いこれも却下。
携帯電話も、どこでも似たような価格で、
見ているうちに購入意欲が減退。

ほぼ空砲に終わった電器店巡り。
つぎいつ東京に来れるかわからないのに…と、
後ろ髪をひかれつつ、新幹線に乗って盛岡に帰ってきたのであった。

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いよいよケーズデンキへ…

デンコードーホームページの店舗一覧には、
旧来からケーズデンキとして営業してきた店舗も表示されている。
デンコードーが東北ケーズデンキを吸収したためである。

デンコードーはケーズデンキグループ入りし
そのデンコードーは東北のケーズデンキの店を手に入れたという構図である。
いずれにせよ、すべての店がケーズデンキになるわけである。

前回、店舗統廃合について触れたが、それはすでに北上で実行されていた。
106号沿いにあった旧デンコードーが10月で閉店し、
ケーズデンキ北上パワフル館に統合されている。

そして今月には久慈のデンコードーが閉店し、こちらもケーズデンキに統合。
逆に、盛岡南、大船渡、奥州水沢では逆にケーズデンキが閉店となり、
近隣にあるデンコードーがケーズデンキに衣替えして存続店舗となる。

盛岡南の場合、ケーズデンキとデンコードーが4号線をはさんだ至近距離にあったが
アクセス性のややよくないケーズデンキが閉店の道を選んだ。
デンコードー盛岡南店は今となってはやや小さな店構えであるが、
駐車場の広さと、道路への出やすさが決め手となったようだ。

会社を統合したのだから、店舗を統廃合するのは当然のことではあるが、
岩手だけで5つも店舗が閉鎖されるというところがすさまじい。
それでも、「ヤマダ電機」という巨きすぎる黒船に対抗していくには
こうせざるを得ないのだろう。

なお、両社の盛岡市内におけるフラッグシップ店舗がそれぞれ青山と前潟にあるが、
いずれも「盛岡北本店」「盛岡西本店」と「本店」の名を冠した地域核店舗として存続する。
盛岡の場合はヤマダ電機、コジマ、さらにベスト電器なんていう伏兵もいて競争が激しいが、
パイが大きいこともあり、大型2店はスクラップをせずに両雄居並んで戦いを挑む。
ケーズデンキ盛岡西本店となるマックスデンコードー盛岡西店は改装のため閉店中。
足場が組まれ、化粧直しの真っ最中だ。

王者・ヤマダ電機でも苦悶しているようで、
現在の盛岡店の近隣に超巨大店を出す計画は頓挫している模様。
消耗戦の先に何があるのか、そしてその消耗戦は日本各地で行われている…
そう考えると怖いものもあるが、
消費者にとっては熱い戦いを期待してしまうものである。

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ベスト電器はビックカメラに「嫁入り」

※ちょっと前に書きだめしたものだが、電器店話題つながりで本日アップ。

九州を地盤とするベスト電器が、筆頭株主であるビックカメラとの提携の果実として、
都市部にあるベスト電器の店舗の看板を「ビックカメラ」に付け替えることで
検討に入ったという。(日経新聞

都市部での営業ノウハウのあるビックカメラに事実上店舗を譲渡し、
収益性を高めたい構えだが、
たとえば、いつもひっそりしている、高島屋タイムズスクエアのベスト電器が
ビックカメラになって、片隅で自転車や酒を売り出したりするのか
(もうしそうなれば高島屋と東急ハンズが渋い顔をするだろうが)。

都市部というとその範疇も気になるが、
ビックカメラの未進出地域もその中に入るとするならば、
これはビックカメラが店舗網を大きく広げることにつながるかもしれない。
(まあその中に盛岡は入りそうもないが…盛岡のベスト電器は郊外だし)。

気になるのは、ベスト電器とビックカメラの良好な関係(か?)に
横やりをブスブスと差し込んでいるヤマダ電機の存在。
筆頭株主の座を奪い取るべくベストの株を買い進めて、
「俺たちこそナンバーワンじゃぁ」と鼻息も荒い。
ビックのお膝元、池袋駅前に殴り込んで戦争を仕掛けたのも記憶に新しい。

このベストとビックの動きを黙って見ているわけではなかろう。
ベストの経営陣や出資者に対し、ヤマダが何らかの甘い蜜を用意してくる可能性もある。

このままビックがベスト電器をパートナーにして逃げ切るか、
それともヤマダ電機が「卒業」のダスティン・ホフマンばりに
花嫁をかっさらって新天地へ走り出すのか。
興味深い「家電の乱」はまだまだ続く。

※せっかくなので新しい話題も追加。(読売新聞
 九州の店を中心に、ベスト電器店内に
 スポーツ用品などを販売する、ビックカメラの「店内店」を置く計画が明らかになった。

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結婚し、名字は変わるが…

今朝の岩手日報にデンコードーの一面広告が。
「デンコードーはケーズデンキと[結婚]して名前が変わります」…

先般の報道の通り、デンコードーが看板を
「ケーズデンキ」に変えるという告知である
(他県ではすでに看板替えが始まっている模様)。

デンコードーがケーズデンキグループに傘下入りしたことにより
(10月1日には東北ケーズデンキと合併済み)、
統合の成果として、店名も統一させる運びとなった。

正確な店名は「ケーズデンキ by DENKODO」となり、
デンコードーの名前は残るそうだ。
宮城県にあるデンコードー本体も法人として残るので、
地域フランチャイズのような形になるのだろう。

また、親会社となるケーズデンキが
「ポイントカード制度はやらない」としているため、
懸念されていたポイントカードについては
「機能とサービスがさらに充実」としており、継続される見込み
(実際は充実はせず、機能が縮小される。末尾「追記」参照)。

ただし、当然ながらデンコードーのポイントカードは
ケーズデンキでは使用できないとする。

岩手県内の店舗では、10月下旬から
沿岸・遠野、盛岡・二戸、県南とブロックごとに順次閉店セールを開始。
その後2週間超の改装閉店期間を経て、11月中旬以降、
それぞれ「ケーズデンキ by DENKODO」の店名で営業を再開する。

なお久慈店はケーズデンキにはならず、11月25日に閉店。
岩手県内でのスクラップ第一号となる。

久慈店の場合、ケーズデンキが近い場所にあり、
かつヤマダ電機がほぼ真向かいのような場所に進出してきたこともあり、
閉店の道を選んだようだ。

パイの小さい久慈市では二つも店はいらない、と判断したのだろう。
これも「統合の成果」か…。

ケーズデンキ入りすることにより、仕入れルートの統合化が図られ、
単純に「安くなる」「サービスが向上する」ことが予想される。

今年に入って岩手で攻勢を強めるヤマダ電機は、
池袋でビックカメラにケンカを売るほどの大企業。
東北各地でもデンコードーを(ケーズデンキもだが)おびやかしている。
生き残っていくには「大きな企業の歯車」になっていくしかないのかもしれない。

サブネームに「DENKODO」の名を残し、
ポイントカードを継続させるという最後の抵抗が、
「東北で長年愛されてきた」ことの矜持か。
ただそれもいつまで続くか、という気もするが…。

Dendm1
追記
※その後、武田鉄矢が「結婚」を知らせるCMが放映開始され、
 我が家にも「結婚」を報告するハガキが届いた。

 デンコードーのポイントカードは個人情報管理カードとなり、
 長期保証などのサービスを受けるときなどに用途が限定され、
 ポイントカードとしての運用は中止されるとのこと。
 ケーズデンキに店名変更後はポイント進呈されなくなり、
 蓄積したポイントの使用期限は2008年9月末日までとなる。
 なお元々のケーズデンキでも、ポイントは使用できるとのこと
 (デンコードーと東北ケーズデンキが合併したためと思われる)。
 また意外だが、電池やCD-Rなど消耗品の割引サービスは継続される。

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イコーレ気仙沼

気仙沼のデパート「イコーレ」が閉店していたことを知る。
もともとは「丸光百貨店」だった店。
丸光時代に行った記憶もおぼろげながらある。

その後「ダックシティ」となり、マイカルグループ入りし「ビブレ」となるが、
気仙沼もご多分に漏れず中心市街地の空洞化が進み、気仙沼ビブレも閉店する。

しかし「中心市街地の灯を消すな」と有志が立ち上がり、
「イコーレ気仙沼」として再スタート。
たしかビブレの店長クラスの人が独立して
イコーレの立ち上げに参加したはず。

1年くらい前に行ってみたことがあるが、
すでに市街地には誰も歩いていない。
あの気仙沼も、郊外化は恐ろしく進んでいた。

イコーレも全く活気はなかった。
100円ショップとゲームセンターで1フロア埋める痛々しさが、
切なさを客にこれでもかと押しつけてくる。
ミセス向けのテナントがほとんどで、男には見る売り場もない。
100円ショップでお菓子を買って、駐車券をもらって帰ってきた。
それが最後である。

その後、売り場をとうとう1階のみに縮小してしまったそうだ。
店側も苦渋の決断だったのだろうが、
この時点で客はそっぽを向いただろう。

今年の5月にイコーレ気仙沼は5年間の歴史に幕を下ろした。
丸光として開店してから40年間。
変わりゆく気仙沼を見つめてきた店は、自らその命を終えた。

市街地でひっそりと行き途絶えていく大型店。
岩手でも枚挙にいとまはない。
他人事ではない。

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ほっかほっか亭の国盗り合戦

「ホカ弁」でおなじみ「ほっかほっか亭」。
首都圏などでは「♪ほっ、かほっか亭♪」というCMソングでおなじみ…
なのだが、岩手ではこのCMソングは使われていない。

実は青森・岩手のほっかほっか亭を運営するのは