経済・政治・国際

休みたいならやめればいい

この不景気に10年間で売り上げ6倍の急成長を遂げている「日本電産」の社長が
「うちは休日返上で働いてくれる優秀な技術者が集まる会社。
休みたいならやめればいい」と記者会見で発言したという。(朝日新聞

なんと冷酷な、と思う一方で、まあそりゃそうだわな、とも思う。
休みなしで働きゃ儲かるのは当たり前の話で。
俺たちはそれができるスーパーマンだ、と胸を張っているのであろう。

一昔前の日本は「休みなしで働いて」世界経済の主役に躍り出たのだし。
優秀な技術者が集まるなら、一人や二人倒れても、なんともないのだろう。

ただ、「過労死」という言葉もあるからお気をつけなされよ。

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レキットベンキーザー

クレアラシルのCMを最近よく見かける。販売元の今の名称は「レキットベンキーザー・ジャパン」。凄い名前である。

少し前まではクレアラシルの販売元は「ブーツヘルスケア」だったはずだと思っていたが、06年末にレキットベンキーザー・ジャパンに移管されたとのこと。そのさらに前はP&Gで販売されていたことを記憶する。

レキットベンキーザーは今朝の新聞にも登場している。米P&Gが、英レキッドベンキーザーに「薬用せっけんミューズ」の権利を売るらしい。日本でも販売権が移るだろう。

何度も言うがインパクトのある社名である。しかし、調べてみても「レキットベンキーザー」のことはよくわからない。Wikipediaにもあまり情報はなく、日本人にはなじみのない会社であることがわかる。

脱毛剤「Veet」など日本では商品別サイトしかなく、しかたなくダイレクトに「reckittbenckiser.com」にアクセス。洗剤からヘルスケア、調味料まで幅広く扱う企業のようである。

History(沿革)を見ると、1814年に英国でコールマン氏が小麦粉とマスタードの製造業を始めたのが創業とされ、1938年にはコールマン社とレキットアンドサンズ社が合併し「レキット&コールマン社」が誕生。そして1999年、ベンキーザー社が合流し、「レキットベンキーザー」となったようである(残念ながらコールマンの名はこのとき消滅)。

その間、同業者の買収を繰り返し、規模を拡大していったようである。2006年、「ブーツヘルスケア」を統合し、このとき「クリアラシル」ブランドを傘下に入れている。おそらく日本にもこのとき上陸したものと思われる。

英国でも生まれて10年に満たない会社。競争が激しい日本でどう商売をしていくのか、社名と同じくらい気になる。

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地方局は大樹の陰に入るのか?

フジテレビが持ち株会社制を導入、ということで話題になっている。
いよいよキー局が「地方局の掌握」を始めるのか、と。

放送法が改正され、4月には放送局が認定持ち株会社を設立することができるようになる。
まずは現在のフジテレビを中心に、「フジ・メディア・ホールディングス」、
FMHとでも略すのだろうか、この持ち株会社を設立。
放送機能を切り離した上で設立する「フジテレビジョン」が傘下に入る。

さらにFMHの下には、ニッポン放送や産経新聞社も入る構想である。
皮肉にも、「ライブドア騒動」のおかげでフジサンケイグループの
複雑な資本関係が整理されたことで、持ち株会社制に踏み切れるというわけ。

この枠組みに、「地方局」も入る可能性があると言われる。
ターゲットとなるのは、地デジ投資で経営を圧迫された地方局という。
フジテレビの傘下になった地方局には、フジの持つ潤沢な余剰資金が回る。

岩手の民放地方局はまさにこの「地デジでアップアップ」の典型。
皮肉にもフジ系の「岩手めんこいテレビ」は地デジ放送の設備投資に消極的だったが、
今年4月にはようやく同局もローカルでハイビジョン放送を開始するとのことで(テレラジリサーチ@イワテ)、
放送インフラ導入で財布はかなり薄くなっているだろう。

しかも今後、広大で、嶮岨な場所の多い岩手の津々浦々に
中継所を建てねばならず、その出費には相当頭が痛いはずである。
それを天下のフジテレビが助けてくれるとしたら…。

地方局といってもいろいろなケースがある。
地元新聞社の影響が大きいところ、地元財界の思惑で動いているところ…。
「フジテレビに買収されるなんて我が社は許さん!」なんて
素敵な?親に恵まれている地方局も数あろうが、
めんこいテレビの場合、しがらみらしいしがらみはなさそうなので、
「大樹の陰に入らないか?」と言われれば真っ先に手を挙げることも考えられる。

岩手日報に対して、同社は「具体的動きはない」とうそぶいているが(14日朝刊紙面)、
動きはなくとも、5年後の損益計算書の予想くらいはしているだろう。
いまの経営体制での5年後と、フジの資本が注入された5年後と…。

持ち株会社制はTBSも興味を示しているようで、
ラジオ放送会社や製作部門の分社化はすでに実現している。
ただし地方局となるとTBS系の場合は、
各地方局が地域有力新聞社に首根っこをつかまれているケースが圧倒的で、
(岩手が典型的な例であることは言うまでもないが)
しかも「楽天」という目の上のたんこぶがいるTBSには、
とてもそんなことをする余裕はあるまい。

日テレ系も地方局体制は似たようなもの。
むしろ注目すべきはテレ朝系で、系列局の半数が平成になってから建てられた
「平成新局」という奴で、どこも財務にはすこぶる不安があるはずだ。
テレビ朝日は持ち株会社制については何も情報を出していないが、
バックボーンに朝日新聞がいる局の多いテレ朝系
(やはり系列局の半数には、社名に「朝日」の文字がある)は、
フジ系よりもよっぽど整理がしやすいはずである。

すでに「キー局の中継局」機能で満足している地方局と視聴者が多い現状で、
「マスメディア集中排除」などというのは理想論で、誰も読まなくなった哲学書のようなもの。
しかも民放の命である「広告」が頭打ち
(クライアントはネットに流れ、HDD録画はCMスキップ花盛り)となれば、
より「合理的」な方法に流れるのは自然の摂理というものではないか。

すでに「テレビ放送」に見切りをつけはじめている人たちもいるのですぞ…。

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朝まで生テレビ

「朝まで生テレビ」を録画視聴。テーマは「日本経済」であった。
経済評論家と、(一部除き)官僚上がりの政治家が集結。
センターを挟んで、「小泉改革容認派」「小泉改革否定派」に席が分かれての討論である。
高度な経済論が展開され、議論の90%は理解不能。
そんな中で、出演者のキャラに注目してしまった。

「外資=ハゲタカ=悪」など単純な世界観に固執し、
全員から袋だたきに遭ってフェードアウトする森永卓郎、
結局は「日本人は英語ができないバカばかり」が言いたいだけの堀紘一(ヅラ)、
大蔵省で後輩だった民主議員を鼻であしらう片山さつき、
執拗に小泉批判だけをする老経済評論家…

森永にキャラが似ていると勝手に思いこんでいた荻原博子が、
ことあるごとに森永にケンカを売る堀(ヅラ)と変なところで意見が合致したり、
小泉の御用学者・本間正明が「総理!総理!」の辻本清美と意気投合してみたり…
真っ二つかと思えばそうでもないパネリストたち。

しかし田原総一朗は天才だ。
議論が矮小化してくると、突然割って入り
「はい分かった分かった!」と話を大筋に戻す。
さらに沖縄から中継で参加するパネリスト(先述の老経済評論家)にも適宜話を振る。
並みの司会者ならまあ番組中無視だろう。

ことあるごとに「素人だからわかんないんだけど…」と言いながら、
話されている内容すべてを理解しているのは総一朗ただ一人というのも凄い。

そして3時間。議論はいつもの通り、平行線のまま終わる。
今月もまた日本最強の「ガス抜き番組」が幕を閉じた。

日本経済の行く末よりも、田原総一朗の仕切りのうまさだけが印象に残った。
結論を導き出すことだけは総一朗にもできないようだが。

※「日本はダメだ」を連発する紘一(ヅラ)が、
 総一朗から「そんなに(日本の悪口を)言うなら堀さん、
 アメリカ行きゃいいじゃない」と突っ込まれていた。
 日本よりも出来のいいお帽子があるかもね。

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電子マネーを使ってみる

3月から、岩手県でもイオンの電子マネー「WAON」が使用可能に。

物好きなので、さっそく喜び勇んでイオンへ。
ひねくれて、総本山のジャスコではなく、サティを選ぶ。

どこでカードをもらえばいいものか店内に案内がなく、
途方に暮れて2階服売り場の店員に訊けば
「1階のサービスカウンターでどうぞ」。

で、おっとり刀で向かったサービスカウンターで「これちょうだい」と言いながら
300円を出すと、駄菓子みたいな平べったい袋を渡される。
え?と思ったが、この中にワオンカードと、説明書が入っていた。

店員からはカードに関する何の説明もなし。
申込書のようなものも書かされなかった(「個人情報不要」が一つのウリらしいが)。

Waon
WAONカードは質感が「病院の診察カード」のような感じ。
クレジットカードによくある磁性面も、ICカードのようなキラキラ部分もなく、
ほんとにこれで大丈夫か?と不安になる。

裏面にはイオンのほか、「株式会社マイカル」の表記もあり、
マイカルバージョンのようだ。(もちろんジャスコでも使えるのだが)

袋に入っていた説明書には「まずチャージをする」とある。
で、チャージはどうやるのかな、どこかに機械があるのかな、と思ってまたもマゴマゴ。
レジの親切そうなオバチャンの店員に訊くと「レジでどうぞ」と。
後からちゃんと説明書を読むと、チャージはレジでできる、とちゃんと書いてあった。
イオン銀行ATMでもできるようだが。

お金を店員に出すと「これ(チャージのレジ操作)、私も初めてなんです」と。さすが初日。
イオンカードでチャージできるのかと思ったが、できないとのこと。
(イオンカードでチャージする場合は「ワオンカードプラス」というものを
イオンクレジットに申し込まなければならないそうである)

一葉をチャージするつもりが、愛しの諭吉を出してしまった(見栄を張ったのではない)。
ああ、失敗、と思ったが初物だしいいや、と自分を励ましていると、
端末のボタン操作を求められる。電子マネー会社を選択するもので、WAON、SUICA、IDの3種が使える。
カードをかざすと「ワオン!」と犬の鳴き声。
これでチャージ成功らしい。レシートを渡されるとちゃんと「10000円」になっている。

で、普通に売り場内を回って買い物かごに品物を入れいざ「会計」。
何食わぬ顔で「これで」とワオンカードを差し出すと、
店員がレジをかちゃかちゃ。
先ほども登場した、電子マネー会社を選択する端末のボタンが光る
(どこの会社の電子マネーか自動認識できそうなものだが…)。

「WAON」のボタンを押して、
認識端末にカードをかざすと「わおん!」と鳴って、会計終了である。

レジで後ろに並んでいた人たちから羨望のまなざしを受けたか、
何やってんだろと不審の目で見られたかは今となっては確認のしようもないが、
とにかくお会計のスタイルとしては格好いい。
お札にも硬貨にも触れずに会計できるのである。

まあそれなら現状のイオンカードでも可能なのだが、
後払いよりは、電子マネーのほうが心理的にはスッキリする。
ポイントもつくようであるし。
なおキャンペーンで300円相当のポイントが進呈されていた。
カード代300円帳消しというわけだ。

イオンカードと組み合わせた「ワオンカードプラス」では、
先払い額が減ったらイオンカードでオートチャージできる。
また「電子マネーカード+クレジットカード」が1枚になったものも作ることができるし、
イオン銀行の口座を持てば「電子マネー+銀行カード」も作れるようだ。
これらはワオン専用カードと違って、先述通り申し込みしなければならないが、
いろいろな使い方があって夢も広がる(ちっちゃい夢だけどね)。

東京では、コンビニでEdy等を使って「シャリーン」と
スマートな買い物をしている人をよく見かけるし、
駅でも、こっちが切符を取り出すのにもたもたしている間に
モデルみたいな背格好の女が、携帯電話をさっと改札にかざして
通り過ぎていく様子をみていたので、
「岩手でもそんな時代が来たか」と隔世の感を覚える。

ワオンはイオンでしか使えないのがネックであるが
(中小スーパーでは電子マネーなど夢のまた夢だろうし)、
来るべき電子マネー時代のお勉強ができるだけでもありがたいのだ。

きょうのサティ店内(テナント含む)では、
「WAONが使えます」という案内POPが至る所にあったのだが、
肝心の「WAONカードはここで買ってください」
「チャージはレジでもできます」という案内がどこにもなく、
店側も電子マネー何するものぞ、という感じで、
まだまだよく分かっていないのが現状のようだ。
まあ、これも時間が経てば改善されるであろう。

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ルパンが盗んでいったクルマとは?


イタリア・フィアット社が名車「フィアット500」(チンクエチェント)の
ニューモデルをリリース。
このほど日本向けにローカライズされたモデルの発表会が行われた。(日経TRENDY

「車はスポーツ」と考えられているヨーロッパでは、
自家用車も未だにマニュアルシフト(MT)が主流。
当然この車も本国ではMTであるが、
AT化が進んだ日本ではセミオートマ※にモデルチェンジ。
※機構上はMTだがギアチェンジ操作を自動化した疑似AT。
 クラッチペダルがないので、AT限定免許でも運転可能。
 なお、シーケンシャルと呼ばれるギアチェンジ機能もある。

で、この車の発表会のあと行われた記者会見に
「ルパン三世の産みの親」モンキー・パンチ氏が呼ばれたそうだ。
氏はこの席で「俺、関係ないのにな」的発言をしたはずだ。

フィアット500とルパンをくっつけたのは、
今や天下の宮崎駿と、作画監督の大塚康生。
「大人向けアニメ」の打算が外れ、アニメ「ルパン三世」は視聴率が悪かった。
てこ入れのために番組スタッフ入りした宮崎は
ルパンの設定を、原作通りの「大金持ちのキザな泥棒」から、
「お間抜けズッコケ泥棒」に変えてしまう。

その際、没落ゆえに、(初期に乗っていた)ベンツSSKというド派手な超高級車を手放して、
フィアット500という丸っこい大衆車に乗り換えた
という設定が施されたのだ(チンクは当時大塚が愛用していたことからのチョイスである)。

つまり、「凋落した大泥棒」のイメージでこの車を登場させたのであり、
この車とルパンを結びつけられるのは、
むしろモンパ先生には不本意なくらいのはず。
(それと、モンパ先生は車のことはたぶん詳しくない)

つまり、モンパ先生とフィアット500は皆が思っているほど縁のあるものではない。
だからチンクの記者会見にモンパ先生が現れるのは違和感バリバリなのだ。

そんな事情を知らない自動車会社側(広告代理店か?)が
「フィアット500→ルパン三世→モンキー・パンチ」という図式でモンパ先生を招聘。

人のいいモンパ先生は断るわけにも行かず
佐倉からわざわざ会場のある九段のイタリア文化会館までやってきたというわけ。

それでも先生は、旧型チンクに乗るルパンが登場するビデオ上映のあと、
なぜルパンは新型に乗ってないの、と記者に聞かれ
「ルパンはもう新型を盗んでしまったかもしれませんね」と
ナイスなジョークを飛ばしていったという。恐るべし!
※実際の発言はちょっとスベった感じになってました^^;

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「お隣同士」の経済学

盛岡駅前の甚ビル1階の空きテナントに「〓Softbank」の看板。
隣にauのショップがあるのだが、
すぐ隣に出店するとはなかなか大胆である。
しかも反対側は1軒はさんでドコモショップもある。
盛岡駅前で携帯各社そろい踏みとなるわけだ。

大型電器店などでは携帯電話ブースが
会社ごとに分かれて並んでいるのは当たり前なので
ショップが並ぶこともそう考えれば不自然ではないのかもしれない。

店が並んでいれば、サービスや電話機の見てくれなどを
比較しながら買うこともできる
(そういう買い方をしない人もいるが)。

店が並ぶことによる「相乗効果」もあるのかもしれない。

盛岡駅前のソフトバンク出店はある意味、
既存2店舗にも「好機」となる可能性はある。
もちろん単純に客を喰われるケースもあろうが。

客を喰われるというので心配なのは、これら携帯ショップの真向かいにある
「ホテルルイズ」だ。すぐ後ろに「東横イン」が盛岡2号店を建設中だからだ。

これについては相乗効果というのはあまり期待できない。
無名の「ホテルルイズ」と、
全国津々浦々に存在する「東横イン」では看板の重みが違うからだ。

その日の宿を取らずに盛岡に来た人がこの前を通りかかって、
聞いたこともない名前のホテルに泊まるか、
名の通ったホテルに泊まるか。
前者を好む人もいるが、数としては後者の方が多いのではないか。

お隣同士の相乗効果といえば、
「東横に泊まれなかったからこっちでいいや」的なものしかなさそう。
でなければ、価格とサービスで勝負するしかないが、
それは早晩、体力戦と消耗戦に陥る。

「ルイズ」は以前「ホテルリッチ」で、
同ホテルの盛岡撤退を期に「ホテルルイズ」に衣替えしいったんは地元資本になったが
数年前に青森の「ハイパーホテル」に買収されている。
とはいえ東横インとは規模が違いすぎる。
こちらの「お隣同士」はなかなか大変そうだ。

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格差逆転現象

中央メディアは「負け組決定…」とばかりに、
今日行われた東芝の「HD DVD」撤退正式発表をしょんぼりムードで伝えているが、
岩手のメディアだけは、同じ場で発表された
「北上市に東芝の半導体工場建設」について「ついに正式決定!」と浮き足立っている。

なにしろ8000億円をかけた工場がデーンとできるのであるからそりゃ大喜びだろう。
工場ができれば住民が増え、お店も儲かる。皆が果てしない皮算用を始めるのだ。
まさに「岩手の経済活性化」そのものだ。
常に表情の乏しい達増知事も、会見で相変わらずの
「鉄仮面」のままコメントだけは小躍りしていた。

東芝としては、これ以上伸びないことがはっきりしたHDDVDを見切ることで、
北上(と四日市)の新工場で作る
「NAND型フラッシュメモリー」という製品に投資することができるわけである。
HDDVD撤退と、北上新工場はいわば表裏一体。

ビックカメラやヨドバシカメラで買ったHD DVD、どーしてくれるんだコラァ!と
大枚はたいた消費者の怒りが渦巻く都会に対し、
「工場でぎんだって~」とルンルンムードの我が岩手。
中央と地方の格差が逆転するこの面白さ。

最近、自動車工場や半導体工場の進出決定で「富県」宮城が盛り上がっていたようだが
岩手もなかなかやるもんである。
何しろ東芝が工場を建てる理由の一つが「水がいっぱいある」だったんだもの。
(半導体の工場は洗浄作業で水をドバドバ使うらしい)
そりゃ北上あたりはうんざりするほど雪が降るしねぇ。

田舎だからこそできる工場を東芝が身銭を切って建ててくれる。感謝、感謝。
我々は、焦ってHD-DVDを買った金持ちの都会人をせせら笑いながら、
ブルーレイディスクのレコーダーをゆったり購入できるわけである。
何年後かには、東芝もブルーレイの製品を出すだろうし。

※「半導体」を辞書で引くと「シリコン」など物質としての意味しか出てこないが、
 北上でシリコンを製造するわけではなく、
 実際ここでいう「半導体」は「半導体素子」のことで、
 平たく言えば「集積回路」「ICチップ」のことである。

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冷たい戦争

プレナス」(福岡市)と「ハークスレイ」(大阪市)の係争が泥沼状態に陥っていた
ほっかほっか亭のお家騒動」だが、日本経済新聞によると
どうも首都圏から「ほっかほっか亭」が消えることになるかもしれない。

「ほっかほっか亭」の総本部を名乗るハークスレイと、
東京を押さえる俺たちこそ主導権があるとケンカを売るプレナス。
どちらも譲らず、結局プレナス側が、
「ほっかほっか亭」の看板を捨てた方が得策、と判断したようだ。

中部・関西・中四国で展開するハークスレイに対し
九州沖縄と、北海道・東北南部~関東甲信越を押さえるプレナス。
FCの元締め「ほっかほっか亭総本部」はハークスレイの支配下にあるが
プレナスも株を取得し、綱の引っ張り合い。

「船頭多くして、船、山に登る」とはよく言ったもので、
日刊スポーツが詳しいが、
プレナスが「ほっかほっか亭の看板の権利は俺らにある」と本部を提訴すれば
本部(≒ハークスレイ)も「ワゴン販売なんか許すかボケェ」と逆提訴。
こんなのがうまくいくはずもない。

過去の経緯をたどると両者の骨肉の争いが見える。(出典:九州企業特報

埼玉・草加で産声を上げた「ほっかほっか亭」。
拡張していく段階で、FC分担を関東以東・近畿・九州に分け、
大ざっぱに言えば東日本はダイエー、近畿がハークスレイ、九州をプレナスが仕切った。

経営危機に陥ったダイエーは、FC権利を
「やよい軒」(旧:めしや丼)で知られる九州のプレナスに譲渡。
プレナスはハークスレイの縄張り・瀬戸内を飛び越して、東日本へ打って出ることに。
やがて日本列島の反対側、北海道も手中に収め、「全国制覇」をしてしまう。

ヤバいと思ったハークスレイは、創業者の田渕氏を口説き、総本部を買収。
「俺たちこそ元締めじゃ」と浪花の意地を見せる。

ハークスレイの支配する本部は東京にあるのに、
管轄するのはプレナス、というちくはぐな状況は、
先述の通り「ほっかほっか亭」の商標権をめぐる係争へ。
怒った総本部はたかが「ワゴン販売」で
裁判を起こしてみたりと醜い争いに発展するのだ。

この内紛は、マスコミにおもしろおかしくかき立てられ、
掲示板やブログでバカにされる。
パイは大きいが「オリジン弁当」など敵も多い首都圏を管轄し、
イメージの低下にはもっとも敏感なプレナス側は
この争いを回避するには看板を変えるしかない、と判断したようである。

さかのぼって今月中旬。総本部は、プレナスに対し埼玉・群馬・南東北での
「ほっかほっか亭」地区本部契約を打ち切ると通告している。
プレナスとしては食い下がることもできるはずだが、
あえてそれをせず、「新ブランド設立」の道を選んだ。

そもそもプレナスは、小汚い定食屋だった「めしや丼」を
家族連れを意識した「やよい軒」に変え、イメチェンに成功した経験もある。
看板替えは得意、というわけだ。

看板をつけかえるイニシャルコストはかかるが、
さらに商標使用料を憎いハークスレイに払わなくてもよくなる。

いまのところプレナスはホームページ上では態度をはっきり示していないが、
複数の新聞がこの方向性を報道していることから、
事態が収束しない限り、この春から「ほっかほっか亭」の看板を変える店が出てくることになる。

ただ、プレナス直営でないフランチャイズで運営される県もあり、
プレナスと契約を継続するFC企業は、店の看板も付け替えなくてはいけなくなる。
逆に総本部(ハークスレイ側)と直接契約に切り替えると、看板は変えなくてもよい。
日経新聞は本日付で「争奪戦の始まり」と伝えている。

それだけではない。プレナスがほっかほっか亭から離脱すれば、「縄張り」が消滅する。
ハークスレイが首都圏に直接乗り込んだり、
逆にプレナスの新ブランドが関西に殴り込みをかけたりする事態も予想される。

この争いを、直接は関係ない岩手の地から高見の見物、といきたいところだが、
北海道と南東北からほっかほっか亭が消えると、
青森・岩手・秋田の北東北は「飛び地」になってしまう。
なんだかんだのとばっちりで、北東北のほっかほっか亭も消えてしまうかも…。
(ちなみにプレナスのホームページ上では「非直轄エリア」として岩手など4県が挙げられている

プレナス、ハークスレイの両社は、
顧客の存在を見失い、看板だけに執着し、「心」を失っているように見える。
厨房の裏側で繰り広げられる、ホッカホッカならぬ、ひんやり冷たい戦争。
すっかり冷め切ったお弁当、本当においしいだろうか…。

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中小スーパーが合体

盛岡(本社は矢巾)のスーパー、ベルプラスと
秋田県大館の「伊徳」が業務提携すると発表。
共同持ち株会社を設立し、経営統合するという。

ベルプラスは岩手と、一部宮城に41店舗を持つ。
今年、仕入れ会社「ベルグループ」が、
傘下にある小規模スーパーの「かしむら」「サンライフ」などを
吸収する形で統合しできた会社(既報)。上記の旧来店名の店のほか、
「ビッグハウス」名義でディスカウントスーパーも運営している。

一方の伊徳は、大館を中心に、秋田・青森に23店舗を展開するチェーン。
本店をはじめ、一部店舗では衣類も扱っており、
秋田放送によれば県内最大の地元資本スーパーとのこと。

この両者が統合すると、
1位のユニバース(八戸)には及ばないものの、岩手のジョイスを抜き、
地元資本のスーパー業界の売り上げ規模では北東北地区2位となる。

経営統合は3年後をめどとし、現段階では業務提携を行うという。
来年春には盛岡に持ち株会社を設立するとのことで、
主導するのはベルプラス側と見られる。

ただ、ベルプラス誕生時と同様、
店名を替えるなどドラスティックな改革は行わず、
店名も、伊徳・ベルプラスともに会社の形もそのままにし、
共同仕入れやシステム統合などでメリットを探っていくという。

ベルプラスは岩手県内で、小規模スーパーが一致団結してできた会社。
いまは経営統合前の、それぞれのスーパーの屋号のまま営業している。
それはとりもなおさず、小さなスーパーではとても同業他社に
太刀打ちできない、と判断してのものである。

伊徳はホームページを見れば、現段階でも、
サンドラッグなどと組んでショッピングモールを2つも計画している。
攻めの姿勢にあるように見えるが、やはり秋田も競争は激しいのだろう。
両者は経営統合で生き残りを図る。

そういえば、秋田も岩手もイオンが席巻する土地柄。
とくに秋田には「マックスバリュ東北」があり、
地元資本という縛りがなければ、売り上げは伊徳・ベルプラス連合を上回る。

地元内部でも争いはある。青森のガリバー「ユニバース」、
岩手の尖兵「ジョイス」、秋田の豪傑「タカヤナギ」などなど、
これらもイオンへの対抗で必死だ。

地元資本がささやかに、安穏と商売できる世の中ではもうない、
ということか。なんだかわびしい気もするが、これも時代の流れ。

ベルプラス、ベルグループ、ベルセンター…、元をたどれば「小苅米家」。
ジョイスと同根の企業である。
第二幕がありそうな予感…うがちすぎかな。

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アメリカ・クイズ番組の世界

明日、「クイズ$ミリオネア」のリニューアル版「スーパーミリオネア」がフジテレビで放送される。
一般出場者の出る幕はなくなり、芸能人大会になるという、ここ20年くらいの日本のクイズ番組の歴史をなぞるかのような道のりをたどっている。問題数を減らしたり、2択問題を出すなどルールも甘くなるようだ。

クイズ番組がすたれていく日本と対照的なのはアメリカで、毎日クイズ番組・ゲーム番組が放送され、しかも恐ろしいほどの長寿番組がゴロゴロ転がっている。「ジェパディ」「ホイールオブフォーチュン」「ザプライスイズライト」「フーウォントゥビーアミリオネア」…。

アメリカらしく、貧乏な庶民が、ほとんど知識なしでガッポリ儲けられる番組もあれば、高等な知識を要求されるものもあり、バラエティに富んでいる。そんな番組を、暇なアメリカ人は昼間から見ているのである。

いまはYOUTUBEなんて便利な物もあり、さすがに番組をリアルタイムで見ることはできないが、断片的に見て雰囲気を味わうことは可能である。長寿番組では、過去の映像との比較をしても面白い。


ジェパディ」(JEOPARDY!、「ジョパディ」とも)
日本では「クイズグランプリ」(フジテレビ)というタイトルで有名。ジャンルごと、難度ごとにマトリクス上に分かれた問題を3人の出場者が回答する。優勝者は次の回にも出演でき、賞金を青天井でプールできる。30歳のエンジニアが日本円で億単位の賞金を稼ぎ、話題になったそうだ。

ホイールオブフォーチュン」(WHEEL OF FORUTUNE)
日本風に言えば「ラッキールーレット」(英語だけど)。3人の出場者が巨大ルーレットを回して賞金をためながら言葉当てにチャレンジする。やや複雑なルールだが、興奮をかきたてる工夫がなされている。ローマ字など、文字種の少ない言語圏ならではのゲーム。日本ではあえて言えば「クイズひらめきパスワード」(MBS)が近いか。

ザプライスイズライト」(THE PRICE IS RIGHT)
日本では伊東四朗の「ザ・チャンス」(TBS)として放送。品物の値段当てクイズで予選を行い、1人の出場者が簡単なゲームにチャレンジするという物。
いかにもビンボーそうな出場者が、0の多い獲得賞金を見て目を白黒させ狂喜乱舞する姿が面白い。
先日まで、80過ぎの爺さんが司会を務めていたが、このほど引退。肥満体のトークショーホストに司会を交代している。

フーウォンツトゥビーアミリオネア」(WHO WANT TO BE A MILLIONAIRE)
いわゆる「クイズ$ミリオネア」。発祥はイギリス。「ジェパディ」以上に、純粋に知識を争う番組。セットやBGMなどは全世界共通。日本の酒臭い司会者の変な「ため」は日本オリジナル。日本ではレギュラーは終わったが、アメリカではまだまだ継続中。


日本では早々に終わってしまった「ウィーケストリンク」(こちらもイギリス生まれ)もまだまだ人気があるよう。日本に輸入された番組はほかにも意外とあって、「クイズ100人に聞きました」(TBS)も実はアメリカの番組を翻案したものであり、そしてアメリカでは本家版「ファミリーフュード」(FAMILY FEUD)がいまだに放送されているという。

日本でも昔はクイズやゲームがたくさん放送されていた。「ハイ&ロー」「クイズタイムショック」「100万円クイズハンター」など一般視聴者が出られる番組も、昔は人気があったが、芸能人主体の番組に駆逐されてしまった。一般人が金を獲得するのを見ても面白くないのだろう。新生「タイムショック」の失敗(成功しかけたともいえるが…)は記憶に新しい。

一攫千金アメリカンドリームの米国と、こつこつ稼いで外資に取られる日本との、国民性の違いなのかな。

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土地も「もったいない」

盛岡市内の中心市街地から歩いて15分程度、
郊外にほど近い住宅地に、
やや面積のある工場があるのを知る。

経営者側は思い入れあってその地で商売を続けているのだろうが、
町中に近いから逆に品物の輸送とかが不便そうにも見え、
なんだかもったいないなぁ、と思う。

黒川とか徳田あたりの土地を買って、そっちに移転して、
工場跡地にアパートかマンションでも建てれば儲かるだろうに…

盛岡駅前から旭橋にかけて、小さい雑居ビルが立ち並ぶ一角があるが、
どれもだいぶ空き部屋がある。建屋自体が古く使いづらそうなビルが多い。
おまけに無駄な空き地まであるし。
東京でやってるような再開発がここでもできないかな、
でもできないんだろうな、なんてことを先日、知人と話した。

こういう場所に比較的大きなビルをどんと建てれば、
やや人通りの少ない盛岡駅前エリアの人の流れも変わるのだろうが、
それを変えようとしないのもまた、盛岡らしいわけで。

こういう土地の使い方は、無駄、というかもったいない。
有効活用すれば、所有者のみならず、
関係者や近隣の人も幸せになるかもしれないのに、
今までのやり方を変えようとしない人々の思惑が、
こういった場所を旧態依然のままにさせているのだろう。

持たざる者の勝手な意見である。

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岩手競馬の逆宣伝

岩手県知事の達増拓也氏が記者会見で
「岩手競馬の報道も売り上げ減の原因」と認めた。

プレス(報道)の自由は大事だ、と
元外務省エリート官僚らしい「ルー語」でブンヤを持ち上げつつも、
風評被害的なものもある、と語った。

気色ばんだ報道側から「責任転嫁では」と問われると
「報道に責任があると言ったことはない」
「責任は(管理者である知事)私にある」と締めくくった。

売り上げ減の原因は報道のせいもある、といいつつも
報道に責任はない、とかわすのはやや矛盾するような気もするが、
いずれ報道陣を前にカッカすればオモチャにされるから
かわしてみせた、といったところか。

知事の頭の中には「競馬廃止後」の姿もあるはずで、
いろいろな方面をにらみながら、といったところだろうが、
岩手競馬管理者として、責務を全うするのも知事の仕事であるし、
岩手に富を生んできた競馬に対する畏敬の念のようなものもあるのでは。
もちろん、(廃止されれば失業する)岩手競馬の関係者たちや、
岩手競馬を愛してくれるファンの存在も忘れてはいまい。

しかし新聞社(テレビは比較的冷静)はたいがい、「ムダだやめちまえ」の大合唱。
報道はなにかにつけて「庶民の味方」を名乗りたがるので、
「税金を喰う」存在に成り下がった岩手競馬は、イジめやすい存在
(いまの亀田親子みたいなもんで)。

特にも県民紙・岩手日報のマイナス報道ぶりは「あれ?」と思うほど
(そのくせ岩手競馬の広告が載っていたりするのだが)。
世論誘導か、事後の地位保全か…。

知事も、日報をはじめとした報道の傾きに疑問を呈してみたのだろう。
ただし、これから報道がプラスに傾いても売り上げ増にはもはやつながらないだろうし、
報道もそんなことはしないだろう。

まず競馬側がたたかれないよう、努力をアピールするべき。
残された時間はそう多くないが…。

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ベスト電器はビックカメラに「嫁入り」

※ちょっと前に書きだめしたものだが、電器店話題つながりで本日アップ。

九州を地盤とするベスト電器が、筆頭株主であるビックカメラとの提携の果実として、
都市部にあるベスト電器の店舗の看板を「ビックカメラ」に付け替えることで
検討に入ったという。(日経新聞

都市部での営業ノウハウのあるビックカメラに事実上店舗を譲渡し、
収益性を高めたい構えだが、
たとえば、いつもひっそりしている、高島屋タイムズスクエアのベスト電器が
ビックカメラになって、片隅で自転車や酒を売り出したりするのか
(もうしそうなれば高島屋と東急ハンズが渋い顔をするだろうが)。

都市部というとその範疇も気になるが、
ビックカメラの未進出地域もその中に入るとするならば、
これはビックカメラが店舗網を大きく広げることにつながるかもしれない。
(まあその中に盛岡は入りそうもないが…盛岡のベスト電器は郊外だし)。

気になるのは、ベスト電器とビックカメラの良好な関係(か?)に
横やりをブスブスと差し込んでいるヤマダ電機の存在。
筆頭株主の座を奪い取るべくベストの株を買い進めて、
「俺たちこそナンバーワンじゃぁ」と鼻息も荒い。
ビックのお膝元、池袋駅前に殴り込んで戦争を仕掛けたのも記憶に新しい。

このベストとビックの動きを黙って見ているわけではなかろう。
ベストの経営陣や出資者に対し、ヤマダが何らかの甘い蜜を用意してくる可能性もある。

このままビックがベスト電器をパートナーにして逃げ切るか、
それともヤマダ電機が「卒業」のダスティン・ホフマンばりに
花嫁をかっさらって新天地へ走り出すのか。
興味深い「家電の乱」はまだまだ続く。

※せっかくなので新しい話題も追加。(読売新聞
 九州の店を中心に、ベスト電器店内に
 スポーツ用品などを販売する、ビックカメラの「店内店」を置く計画が明らかになった。

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岩銀がイギリスに買われた!?

岩手県最大の銀行、岩手銀行の筆頭株主に、
イギリスの投資会社が、というニュース(岩手日報)。

保有株式は5%程度といい、岩手銀行側はクールな受け止め方であるが、
日報は「モノ言う株主だったら大変だぞ」と警鐘を鳴らす。

ただ、県企業局の分もあわせれば、
岩手県(いわゆる県庁)が「事実上の筆頭株主」であることに変わりないという。

県企業局って何?という疑問はおいといて、
そういえば県庁の1階にも岩銀の支店もあるし
(歩いて3分のところに岩銀の本社があるのに)、
岩銀が「岩手の銀行」であることに変わりはなさそうだが、
それでも、イギリスの投資会社ときけば、すわ買収か、という気にもなる。

岩銀の株を買ったシルチェスター社は、
岩銀に対し、「株主価値の向上」を求めることもありうる、としている。
つまり難癖をつけることもあるぞ、と脅しているのだ。
これが噂のハゲタカか?

と思ったら、岩銀は過去、05年にアメリカのハゲタカ投機筋に
ほんとに短期で株を売り買いされたこともあるという。

今回のシルチェスター社については、岩銀側は、
これまでの岩銀の活動を評価し、
年金基金の運用のため長期保有する、とみている。

しかし、岩銀の株を買い進め、
「八千代銀行ノ株モ買ッタカラ、ツイテハ合併シナサイ!
『イワテギンコウ』では株主ニ還元デキナイ!」
とか言い出すこともないとはいえない。
ただでさえ岩手はオーバーバンクと言われる土地柄だし。

しかし岩手銀行がなくなったらとんでもない損失を岩手は被る。
ハゲでも村上でも糸山でもなんでもいいが、
イワテケンから富を奪うことだけはやめていただきたいもんである。

※なおシルチェスター社は常陽銀行(茨城)、沖縄銀行でも筆頭株主になったそうだ。

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ジェイコム男の生活

ジェイコム男(自らはBNFと名乗っている)の顔写真をはじめて週刊誌で見た。
どこにでもいる、疲れた顔のオッサン(まだ二十代だが)という感じだった。

テレビでは顔を隠していたが、私生活の様子を見た。
(その後、顔出しOKになったらしい)

数台の大型モニターで、あらゆる株価の動向をチェックし、
目の前にある2台のディスプレイを駆使し、
数千万円単位で売り買いする。外出はほとんどしない。
カップ麺を食べながら数字をのぞきキーボードをはたき続ける。
それを、市場が開いている時間帯の間、繰り返すのだ。

むなしい人生だね、とくさしたところで
ねたみそねみにしか聞こえないのでそれは言わずにおこう。

ま、彼にとってはこの生活もきわめて楽しいであろうし、
一瞬で持ち銭(現在175億相当の資産を保有している。Wikipediaより)
がなくなるリスクも、案外、どうでもいいことなのかもしれない。
一応、親にはクルマをプレゼントしてあげたそうだ。

商才といおうか、博才といおうか。
天才はやっぱりいるものだ。
俺もその才能、ちょっとだけほしかったな。

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代替エネルギー

養鶏業者の倒産が相次いでいるという。
ニワトリのエサになるトウモロコシが、
バイオエタノール燃料の原料に買い占められていて、
価格が高騰しており、しかも卵に価格を転嫁できなく
にっちもさっちもいかなくなって…ということだそうだ。(朝日新聞

バイオエタノールに関しては、実は注目している。
石油自体は、あと数十年で枯渇すると言われている。
代替エネルギーを探さなければならなくなっている。
その優等生がバイオエタノールということだ。

きのうもバスに乗ったのだが、
信号で停止している間もエンジンがかかったままなのに気づいた。
というか当たり前の話なのだが、
この間もガソリンは減り続け、Co2が排出されているわけだ。
同じことを、日本で、世界で、町ゆくあらゆる自動車がやっている。
なんとも恐ろしいことだ。

どうせ石油はなくなるのだから、
もう金輪際ガソリンは使わなくていい、という状態にもっていくべきなのだ。
ハイブリッドなんてのは生ぬるい。
早いとこ、バイオエタノールでも太陽電池でも、
とにかくガソリンにとってかわるエネルギーを見つけてほしいものだ。

ニワトリが食べるとうもろこしの代わりも必要だけど…

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さよならデンコードー

今朝の岩手日報より。
いよいよ「デンコードー」が姿を消す。
プレスリリースはこちら

ケーズデンキグループ入りしていたデンコードーが、
広告費削減などを目的に、来年3月までに、
東北・関東に存在する「デンコードー」の看板を
「ケーズデンキ」に付け替えるという。
つまりデンコードーの名前が消えることになる。

当分、会社としてのデンコードーは残る見通しだが
(ワットマンを起源とする関東の店はケーズに吸収)、
屋号はケーズデンキに代わるので、事実上、デンコードーは消滅する。
ケーズはCM共通化やシステム統合でコスト削減し、
攻勢をかけるヤマダ電機などに対抗していく構え、とのこと。

商売の常道として、二重の屋号はコスト以外の何者でもない。
統合するのも当たり前、なのだろうが、
なんとも寂しい話である。
東北地場のチェーンだったデンコードーが、
北関東のケーズに喰われていくことになるのだ。

これで、デンコードーのCMキャラは武田鉄矢で打ち止め。
また、鉄矢もPRしていた「ポイントカード」制度も、
ケーズ側には「ポイント制度は泥沼」という考え方があるので、消えることになろう。

以前のデンコードーのCMキャッチフレーズは「Enjoy Techno Life」。
IT化が進み、ある意味テクノライフが実現された今、
そのフレーズとともにデンコードーも歴史に葬られる。いままでありがとう。
(もちろん、ケーズになった店にも行きますけどね)

(追記 07/10/14)
統合後は「ケーズデンキ byデンコードー」という店名になり、
ポイントカードも残ることとなった。(いつまで続くかは分からないが…)

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共産党って

注目の都知事選。

石原慎太郎に、単なる私憤で挑む、ド素人の黒川紀章。宮城県に借金をたっぷり残したまま都知事選に打って出る浅野史郎。

3人の熱いバトルに我慢できなくなったか、タレント弁護士の丸山和也も出馬に興味を示しているという。

このホットなバトルをテレビで取り上げる際、必ず出てくる「ドラえもん」。それが日本共産党候補の吉田万三氏だ。

しかしこの吉田氏、石原や黒川がテレビに映るたびに、申し訳程度に紹介されるのがほとんど。吉田氏はあきらかにこのバトルには参加していない。

もと足立区長という経歴はあれど、党員以外に支持者の少ない共産党の候補であり、候補として何の華もない吉田氏がこの都知事選に当選する確率はほぼゼロ。たとえば石原慎太郎がなんらかの理由で失脚するとか、大きなアクシデントが起こらない限りは。

以前も指摘したように、共産党は負け戦を好んでしたがるが、はっきり言って無駄な出馬は、有権者には鬱陶しいだけだ。

都知事選はまだ結果は出ていないが、首長選などで、注目の候補たちにうずもれた共産党候補が立候補がボロ負けしたあげく、新聞に敗戦の弁すら取り上げてもらえず…というケースは多い。これじゃ選挙費用の無駄遣い…無駄遣いって言葉は、共産党はもっとも忌み嫌うもののはずなのだが。

「オール与党を倒そう」「いまこそ挙げよう庶民の声」と威勢はいいが、実行力は…。愚直も結構だが、取り引きや駆け引きも、共産党には必要ではないか? …それじゃ共産党じゃない、という声もあるだろうが。

それ以前に、共産党が必要とされているかどうかという大きな問題もあったりする。

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慎太郎の「穴」

フジ系「スタ☆メン」に石原慎太郎東京都知事が生出演。
出演者ほぼ全員が慎太郎に対し懐疑的な立場のなか、
四男の起用騒動などについて語った。

「余人を持って代え難い」という発言はやや軽率だったとした以外、
慎太郎らしく、とにかく反省もせず、持論も曲げなかった。

司会・阿川佐和子のいう「李下に冠を正さず」が一番適切な表現であるように思った。
慎太郎は明らかに公私混同の度が過ぎているのである。

肝いりの「東京ワンダーサイト」事業について熱心に語っていたが、
要は「俺は絵が好きだ、みんなも嫌いじゃないだろ? 若い奴らを育てようぜ」なのである。
その「俺は絵が好きだ」は、事業のきっかけとしては素敵だが、
あまりにも「突っ込まれやすい穴」なのではないか。

そして、四男。
番組によれば「彼は画家としてはワンノブゼムだ」と言い切る美術館関係者がいる一方で、
彼を買っているという画廊経営者もいる。
才能を開花できるかもしれないと言うのに、こんなトラブルに巻き込まれてしまえば
彼のキャリアに傷もつくだろう。それもこれも、パパのお節介のせいなのだ。
パパはよかれと思ってやっているが、それも「突っ込まれやすい穴」になっている。

いずれ、「突っ込まれやすい穴」を慎太郎は自ら作っている。
慎太郎にしてみれば、小さな小さな穴なのかもしれないが、
それが共産党とかから見れば、大きな大きな穴なのだ。

慎太郎は、豪快な弁舌で今回もこの苦難を乗り切るような気がする。
四男は「父も芸術家肌。『政治』という方法で表現しているのだ」としているが、
あらためて慎太郎は「我が強すぎる人間」なのだと思う。
芸術家は我が強すぎるくらいでちょうどいいが、政治家は…

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メキシコの味はカップめん

メキシコでカップラーメンが大人気とのこと(asahi.comより)。
警備員のゴンザレスはエビヌードルにチリソースをトッピングしライムを搾るそうだ。

価格は日本の相場に換算すると結構高い(400円程度)ようだが、
メキシコ料理店が危機感を強めるほどメキシコ人には大人気。
伝統的な主食、豆やトウモロコシの消費量が減っているという。

どの国でも外来種によって国民食と言うべき食品が危機に立たされ、
そのうちに外来種が国民食になってしまう。
カレーライスもラーメンも。(まあこれらは日本向けに換骨奪胎されきっているが)

まあそうはいっても我が日本、いまだにスシもテンプーラも、牛丼だって大人気だ。
メキシコ料理だってすぐにすたれたりはしないだろう。
日本人だってタコス食べたりトルティーヤ(多くは揚げスナックだけど…)食べたりしてるから。

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人が集まる場所

日テレの24時間テレビのエンディングを見ていて気づいたことがある。
地方局から「サライ」を歌っている様子の中継が入るのだが、
少なくとも青森、秋田、岩手、高知は
「ショッピングセンター」で募金活動の主会場にしていたようなのだ。

岩手では「イオン盛岡ショッピングセンター」が主会場となり、
テレビ岩手のアナウンサーが総出で募金活動にいそしんでいたようだ。

岩手の場合、盛岡市内の日産ディーラーや、テレビ岩手本社前など
中心市街地を主会場としてきたが、
いまやイオン盛岡以上に人の集まる場所はないだろう。

イオンは24時間テレビの主要スポンサーとのことだ。
地方では(都会でも?)人の集まる場所と言えばもはやSCしかないわけで、
イオンはそれを見越してスポンサーに名乗りを上げたのかもしれない。

そういえば岩手でも数年前までは岩手ローカルでタレントゲストを呼んで集客していたが、
イオンならその必要もない(地元出身のマイナーなアーティストが来ていたようだが)。

いまだに本社スタジオが会場の地方局もあるし、
有力な地方局はホールを借り切って会場にしたりしているようだが、
今後は全国全ての地方局でイオンSCが会場になるかもしれない。
それだけショッピングセンターは人を集めることができる、ということだ。

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負けた理由

長野県知事選挙で田中康夫が負けた。
2期目は雲行きの怪しい話ばかりが伝わってきていたが、
まさかここまでボロ負けするとは。

敗戦確定後、テレビ出演して釈明していたが、
ダラダラと小難しい言葉を並べるばかりの田中の姿が印象的だった。
とうとうと語るのだが、
センテンスのとぎれがないから逆にわかりにくいだけなのだ。

選挙疲れか、あるいは敗戦がショックだったのかもしれないが、
以前はもっと歯切れのよい人だったように記憶している。
田中の敗因はそこにあるような気がした。

地元民じゃないからたいしたことは言えないが、
彼の「分かりにくいことば」からは、
理想だけの「分かりにくい県政」が見えてくる。
県民にそっぽを向かれたのも、分かる気がした。

そうか、「知事疲れ」か。

まあ、花の東京でペログリだクリスタルだの生活に戻るのもいいだろう。
「康夫ちゃん」と呼ばれ愛されていた田中に戻る日が来たのだ。

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シンドラーはもう無理だろう

死亡事故を起こした後の対応の不手際で有名になって以来、
次から次へとエレベーター事故を報道されているシンドラー。
昨日は同業他社の事故も報道されていたが、
深夜になってまたシンドラー製エレベーターの閉じこめ事故の報道が。

日本ではシェア1割のシンドラー、もう日本ではやっていけそうにない。

最初の事故発覚後の外国人社長の「貝」のように報道陣を無言のまま振り切る姿を見て
「なんと危機管理のなっていない会社だ」と思ったが、
実際はあれは欧米流なのだそうで、
「非を認めれば裁判で不利になるから黙った方が得策」なのだそうだ。
さすが外資系と思う一方、それじゃ日本じゃやってけないよ、とも思った。

事実、黙りこくっていたシンドラーが、数日後には
本国からヘッドが乗り込んでペッコリ謝罪までやってのけた。
裁判対策よりもまず謝罪。
これが日本では当たり前の「消費者対策」であり「マスコミ対策」だった。

しかし時すでに遅し。
日本のマスコミは「シンドラー何者ぞ」と、島国根性丸出しで、
聞いたこともないメーカーをたたくことをやめられなくなった。

シンドラーは謝るべきだった。
真摯な姿を見せれば良かった。
それでも許さないマスコミもあったかもしれないが、
確実に心証はよくなっていただろう。

それが、ヒゲ面の外人社長が報道陣を振りきる姿しか見せられなかった。
部下が通り一遍のコメントをしゃべる様子しか出せなかった。
あれじゃあ、日本のマスコミはいじめたくもなる。
「シンドラー」なんてメーカー、聞いたこともないんだもの。
「日立」や「三菱」「東芝」は怖いけど、「シンドラー」はいかにもヨソ者。

ヨソ者はヨソ者らしく振る舞うべきだったが、
世界シェア2位は「欧米流」を島国日本でも貫き通してしまった。
ここに誤算はあった。
かくして「シンドラーは殺人エレベーター会社」というレッテルを貼られたのだ。
もうこのレッテルを剥がすのは容易じゃない。というか日本じゃ無理だ。

エレベータの事故がこれでもかと報道されているが、
たぶん、今に始まったことではない。
「エレベーターに閉じこめられた」なんて話は昔からよく聞く話だ。

シンドラーは「製品で人が死んだ」「社長が報道を黙殺した」
「血も涙もない(とみられる)外資系だった」
という悪条件が重なってしまったのだ。

死亡事故を起こしたシンドラー製エレベータは、
管理を「エスイーシーエレベータ」という管理会社が務めていたが、
こちらへの風評被害はさほどでもない。
シンドラーは分が悪い分、よけいに気を払うべきだったのだ。

後の祭り。
今後もシンドラーへのマイナスの報道は続くだろう。
外資系企業は日本という国の特殊性を見極めるべきなのだ。
頭を垂れて負けを認めることをよしとする民族だ。
目を見て語り合えば仲間になれる、そんな民族じゃない。

シンドラーの名は日本から消えていくのだろう。

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村上ファンドを激昂させろ

阪神、阪急、松坂屋と世間を騒がせる村上世彰。
所詮、彼の顧客である富裕層をさらに儲けさせることが村上のなりわいに過ぎない。

テレビカメラの入った株主総会で、経営陣に詰め寄って、
一般庶民にこいつは凄い奴だと思わせる。
なんと汚い奴なんだろう。

貧乏人がさらに涙を流そうという世の中にあって、
さらに得意気な顔を世間にさらす村上。

マスコミも甘い。
株主総会であんなに興奮する男だよ。
一度、焚きつけてみたらいい。
「あなたはどうせ金持ちの味方なのだろう」と。

そしたらクールな村上も
「おいキミなんて言うた? どこのマスコミやキミは?」と突如発憤するはず。
一般庶民のイメージは悪化するだろう。

いつまでもヒルズ族が勝ち組でもあるまい。
金持ちだけを勝たせていてはいけない。
勝つべき人間はほかにいる。

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借金取りに変わりはねぇんだよ

アイフルの全店営業停止処分。
「報道ステーション」で、店員と消費者団体?の相談員との
生々しいやりとりのテープを流していた。

「一部上場企業でしょおたくは。金融監督庁にテープを渡しますよ」と諭す相談員に
「一部だか三部だか知らねぇが(注:三部なんてありません)
ジジィやってみろやコラァ」とコーフンする社員。冷静に受け流す相談員。
あげく「借金取りに変わりはないんじゃぁ」と開き直る始末。
金貸しってみんなこんなもんなのだろう。

かくいう自分も、仕事上のトラブルで
地元系消費者金融業者と電話でやりとりしたことがあるが、
まあ、ひどかった。(笑)
高圧的な態度。言葉尻をとらえて(とらえられるほうも悪いんだけどね)
謝るまで許さねぇどコラァ的な言い回しで、電話を切らせてくれない。
まだ続くのかなぁ、とうんざりしているうちに電話をガチャン。

借金取りに変わりはねぇ、とアイフルは言うが、
実はまったくその通りなのである。
業界にはびこる金利が正されることもないだろうし。
アイフル一社に行政処分をしたところで、
困るのは清水省吾くらいのものだろう。

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パチンコ屋

岩手はとにかくパチンコ屋のテレビCMが多い。
東京に出張に行きテレビを見ていると、
全然パチンコ屋のCMが流れないので、東京に来たことを実感する。
パチンコ屋ごときが関東一円に流れるCM料などとても出せないと思われるが、
岩手ではそれが可能なのである。

で、一部のパチンコ屋のCMは豪華だ。
格闘技イベント等の大仰なコールでおなじみ「レニー・ハート」を起用したり、
昨年末にはとうとう「ボビー・オロゴン」が出てきた。
ボビーのCMは、ボビーがこたつに入りミカンを食べながら
「ボビーです。新台が入ったとです」と語り、
最後にアップで「パクリかよ~!」とシメる。

全国チェーンの「マルハン」が先日岩手にようやく進出。
東北で唯一出店していなかった(岩手は「東北で最後」がとにかく多い)
岩手初進出店は「北上市」という、盛岡から数十キロ離れた街にできたのだが
盛岡市にある我が家にもチラシが配布されてきた。

パチンコ屋ってのは金を持っているんだな、と思う。

会社の人から聞いたのだが、
パチンコ屋で首を吊る人ってけっこういるらしい。
トイレに行こうかな、とドアを開けたら「ギャー」、なんだとか。
なけなしの金を吸われて吸われて…の結果。

しかしそんなことは警察も発表しないし、マスコミも報道しない。
もちろん警察は何でも知っているずなのだが、
まあ警察組織とパチンコ屋の「ナアナア」体質はつとに有名だし…
報道されないのも、イメージダウンを嫌うパチンコ屋と
「最上級のお客様」を相手にするテレビ局等マスコミの「協定」の産物。

ただ、「パチンコ首吊り」の話をしてくれた人も
パチンコはやめられない、という。
庶民の楽しみ、警察との癒着、マスコミとのなれ合い、
さらにたびたび言われる「かの国」への還流…
パチンコ台は銀玉とともにいろんなものを吸い続ける。

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買った方が安い

100円ショップで買ったネクタイを締めていくことがある。
これがけっこう数千円のネクタイよりデザインがマシだったりする。
しかし困ることがある。
クリーニング代の方が高いということだ。
(まだ出したことはないけど)
ネクタイ一本のクリーニング210円。買えば105円なのに。

家電製品だってそうだ。
ビデオやラジカセは10000円台、
コーヒーメーカーやアイロンなんか1000円台で買える。
でも修理に出せば下手すりゃ倍くらい取られるだろう。

いずれにしても、安い海外製品がどんどん日本に入ってきたからだ。
海の向こうで製造するコストの方が、修理するより安い。

洗ったり直したりするのは面倒で高くつくとなれば
捨てた方がいいということになる。
これってやっぱり変なんだろうなぁ。

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大損した

外貨取引サイトで、ケッコウな額の損失を出した。

いまより円高の頃にドルを売ったのだが、その後円安に転換し、
それがズルズルと続いた。(いまも続いている)
しかし日本は株高なのでいつか円高に戻るだろうと思っていた。

ところが円安は円高に戻らなかった。
先日、確認するのもおっくうになっていた外貨取引サイトにアクセスしたら
あまりの損失の多さに真っ青になった。

新聞、雑誌、ネットでいろいろ調べたが今後円高になります、
と予測している人は一人もいなかった。
結局今朝、売り注文を買い戻し、損失が確定した。

IT企業の大ばくちじゃないので、
損失もほんのささやかな額ではあるが、
それでも安月給ヒラリーマンにしてみればけっこうな投資だったので
へこんでいる。ヘコーン。

もちろん、情報収集を怠ったのと、
損失が少ないうちにさっさと売ってしまわなかった自分の責任なので、
誰に責任をなすりつけることもないのだが、
小泉だけは憎たらしい(苦笑)。

博才がないのです。

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