アニメ・コミック

アニソンワールド2012inえさし

すでに1週間経過しているが、備忘録として…。
11月25日、奥州市江刺区「ささらホール」にて観覧。
チケットはもうだいぶ前に確保してあった。

ささきいさお、水木一郎、堀江美都子のアニソンの大御所3名がそろい踏み、という
なんとも豪華なステージである。

会場となる奥州市江刺区(以前の江刺市)といえば
「ド田舎」「田んぼ」のイメージ。
盛岡市も似たようなもんだがね。
岩手県南部にあたるが、盛岡市からは意外に近く、車で90分で到着。

ささらホールは後方座席のみ据え付けで、
チケットを取った前方座席はフラットフロアにイスを置いた形であった。
座席に座ると、前の列3名が絵に描いたようなデブのヲタク。
しかも体デケーし、アタマもデケーし…
ただ、イスの配置の絶妙さか、ステージ上の歌手はなんとか見えた。

ロックライブのように照明ビカビカ、音響ガンガン、
なのに歌うのはアニメソング…ということで、
独特の空気感と高揚感が会場を包み込む。

E.YAZAWAのライブよろしく、
曲に合いの手を入れたり、拳を突き上げたりするのを
強要される感じなのかな…と思っていたが、
確かに「お約束」をやるファンもいた。

ただ場所柄か、それとも空席埋め動員か、
年齢的にちょっと上に見える奥さま方や、
どう見ても場違いな爺さんとかもちらほら見かけたので、
「お約束」をやらなければいけないような感じはなかった。

「アニキ」水木一郎はテレビでも何度もお見かけするが、
おしゃべりは確かにあのまんまのC調な感じ。
しかし歌に入るとこれが凄い。
「マジンガーZ」「コン・バトラーV」なんて、
何十年も前の歌なのに、声質が変わってない。
しかもそんなアップテンポな曲をバンバン歌うんだから。

「ミッチ」堀江美都子も凄かった。
高校生(だったかな?)のときに歌った「アクビちゃん」、
つまり「ハクション大魔王」、恐ろしいほど昔のアニメだ。
そこから今の年齢をある程度類推できるわけだが、
ティンカーベルのような衣装を着こなし、
弾けるような高音を響かせる。
「動」の水木アニキに対し「静」で見せていた。

「動」というより「堂々」だった、ささきいさお。
すでに70歳というが、
腰回りキレッキレのダンスがすさまじかった。
やはりゆったりした曲を中心に選んでおり、
期待していた「ジャッカー電撃隊」はさすがに歌ってくれなかったが、
「新造人間キャシャーン」は、納谷吾朗のナレーションまでやってくれた。

「プロゴルファー猿」(水木)は、
岩手だと放送当時はやってなかったな…とか、
そんなことも思い出しながら。

♪ま~どをあけ~ましょ、ルルール、
「サザエさん・火曜版」(堀江)については
岩手県ではフジ系が開局するまで本放送版をやっていなかったので、
非常に耳なじみがあった。

デュエットコーナーでも楽しませた。
もちろん功兄&ミッチは「ゴレンジャー」であった。

最後はお約束のアンコールで3人が勢揃いして
「宇宙戦艦ヤマト」を歌って幕。

「東北合神ミライガー」を披露した水木アニキ、
秋田のヒーローもの「超神ネイガー」の主題歌も歌っており、
東北地方への思い入れはひとしおのようで、
トークでも震災のことについて触れていた。

いさお兄は何度も歌詞を間違え(これもお約束だそうだ)、
水木アニキにやんわりツッコまれ
「水木はプロンプターを見てるから間違えないんだ」と逆襲されるなど、
楽しい楽しい2時間であった。
また来てほしいねぇ。

(補足)1週間経過したのでほとんどうろ覚え。
細かい構成は、神戸でのコンサートの様子を紹介している
天下御免のすっとこどっこい」を参照のこと。
桜 稲垣早希が出ている以外は構成は大体同じである。

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これが21世紀だ

不朽の名作「ドラえもん」。
そのアニメDVDに「不適切な言葉」が含まれていたとして、
発売元の小学館は回収を始めた。(読売

DVDには1979年の作品が収められている。
現行のテレビ朝日によるテレビアニメが始まった年であるから、
初期の作品である。

その中の「ワンシーン」に、「不適切な言葉」が見えていた。
上のニュースが駆け巡った後、
その言葉は何か、という情報はすぐにネットを駆け巡った。

登場人物の誰か(人間の手)が鉛筆でノートに難しいことを書いている、
というシチュエーションなのだが、
その書かれている内容がこれだ。(twitpic

C交流回路で消費される精力
Astrid Cindgren und Inghid
交尾回路で消費される電力の例
Alle Rechte tut Dasde
(3)負荷がコンドーム-の時

…ということで、「精力」「交尾」「コンドーム」
という大人ワードが、ちりばめられているのである。
(欧文部分はドイツ語のようだが意味は不明)

精力、交尾までなら「なんじゃこりゃ」で終わるんだが、
「コンドーム」はマズかった。

制作されていた1979年なら、ビデオなんかほとんどない時代ゆえ、
一瞬で見逃されるジョークだった。

今のアニメもそうだと思うが、一瞬しか映らないシーンに
ジョークをちりばめることは誰でも考えつくことだろう。

「コンドームって書いてあったぞ」と
めざとく見つける奴はいても、「都市伝説」で終わるだろう。

しかし、ビデオなりDVDなり、繰り返し再生、一時停止できる装置があって、
インターネットという、一つの話題があっという間に
広がってしまう装置もある世の中では、
こういうジョークは、難しい。

「子ども向けのアニメで、コンドームとは何事か!」とか、
ほんとは怒っちゃいないくせに、怒ってみたい奴もウジャウジャいる。
いわゆる「電凸」って行為をするような連中だ。

ただ、ネットがデモとかジャスミン革命とかまで
起こしてしまうような時代でもあるのだ。

コンピュータソフトでも、昔は「イースターエッグ」と言って、
「Office」などのメジャーなソフトでも
おまけギミックやゲームが入っていたものだ。
最近はそんなものを入れると「コスト意識がない」とか言われちゃうんだよね。

いやぁ、うるさい時代です。

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老いてなお頑迷

角川書店の社長が、「東京国際アニメフェア」への出展とりやめを表明し、
話題になっている。青少年保護を理由に、
アニメ・漫画への規制条例を設置しようとしている東京都に対しての抗議である。

アニメフェアは都が主催しており、実行委員長は石原慎太郎東京都知事である。

しかし石原都知事は、都条例に抗議する会見を開いた、
ちばてつや(漫画家)らの発言に対し「そいつらはバカだといっておけ」と言い放っている。

ご存じの通り、慎太郎はもともと作家で、
ヘアスタイルが「慎太郎刈り」としてもてはやされるなど若者のカリスマとなるが
(今でいえば水嶋ヒロみたいなものである)、
自民党入りして政治家となるほか、タカ派的言論人としての活動も活発で、
その先鋒である「産経新聞」との蜜月ぶりは、
月1回に1面コラムを持つなど濃厚そのものである。

マンガやアニメについての理解はほとんどないと見てよいだろう。
アニメフェアの実行委員長もいわゆる「あて職」で、
慎太郎自身はほとんど興味がないか、むしろ忌避しているはずである。

だから、アニメや漫画を規制する条例設立に積極的に動くのもうなづける。
規制については、言われるほどの過激なものではなく、罰則もない
(いちおう、不公平とは思うが産経新聞の記事を紹介しておく)が、
今後の動向によっては警察などの介入に余地は残る。

なお、小説については「マンガほどは青少年への影響がない」として
対象から外している。

映画化されて弟・石原裕次郎の出世作となった小説「太陽の季節」
(映画には自らもチョイ役出演している)。
男が自分の陰茎で障子紙を突き破ってみせるシーンはあまりに有名である。

慎太郎にこの来歴を指摘したとて、
「小説と漫画なんかを一緒にするな」と一蹴されるに決まっている。

要するに慎太郎は「老人」そのものなのだ。
自分の世代になかったものは理解しようとすらしない。

そして一度こうと決めたらテコでも動かないのが「老人」の「最後の意地」。
同じく右派言論人でもあった、作家・作詞家の川内康範は、
森進一とのバトルを「死ぬまで」続けた。

たとえ、角川書店に同調し、すべての出展者がアニメフェアから手を引いたとしても、
慎太郎はこう言って高笑いするだろう。
「奴ら、逃げやがった」

つける薬なし、か。

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サブカルチャーだから

「アニメの殿堂」私は支持します、岸博幸(日経)。

要するに、世界で注目されるニッポンのコンテンツを、
公費で保護しないでどうするんだ、と。

この「アニメの殿堂」政策は、やくみつるら、当の漫画家からも
「漫画家は誰一人として歓迎していない」と批判されている。
(やくは漫画家のメインストリームからはほど遠い存在ではあるが)。

「いらないムード」になっている「アニメの殿堂」の
支持を表明することには感銘するし、
岸も指摘するように、「アニメの殿堂」は
マスコミが横並びで面白おかしく揶揄している面は否定できないが、
それにしたって、本当に必要な組織なのかどうか。

岸は「マンガもアニメも文化なのだ」と言うが、
映画や小説、絵画と一緒に「これは文化なり」と、
「国が保護する」ようなものなのだろうか。

「日本が手をこまぬいている間に、アメリカに人材流出している!」と、
大量の日本人が働いているというピクサー社を引き合いに出しているが、
バリバリ3次元のピクサー作品は、「アメリカ」だから成り立つのであって、
2次元ベースの日本産アニメとは違うと思う。

そもそも多くの日本人は、
電車の中でマンガを読むサラリーマンに眉をひそめ、
画面の中の萌えキャラと疑似恋愛するアニメヲタクを「キモい」とくさす。

所詮、アニメもマンガもそんなものであり、
だからこそ市場が成立するのではないか。

じめじめしたところで成長するいわば「陰」の存在なのであり、
それを国が保護したら、とたんに魅力は崩壊するはずだ。

マンガ雑誌に国が補助金を出してご覧なさい。
どんなつまらぬ雑誌ができあがるか。

あまたあるアニメを、国が「世界に誇れるコンテンツか否か」調べるため、
厳しく審査するようになったら…そういうスキーム自体が恐ろしい。

所詮メインではない「サブ」カルチャーなのだし、
マンガもアニメも「サブ」だからこそ、世界で支持されているのだ。

麻生首相が(最初)支持されたのも、
フツーの首相のように、経済だの安全保障だのばかりじゃなく、
そういう「陰」「サブ」の面にも目を配ってくれる、というところだったからではないか。
それを「メイン」に仕立てようとしている麻生首相が今、支持されているか。

記事の最後に記された、岸の経歴を見ると、
そんなことくらい分かっていそうな感じはするのだが。
あるいは、こういう説を振りかざさなければならない理由でもあるのか。

民主党やマスコミが使う「国営マンガ喫茶」は言い過ぎかつ的外れだと思うが、
やはり、117億円あったら他に使うべきだと思わざるを得ない。

一流大学の教授でもないし、大手音楽産業の役員でもないから、
偉そうなことはいえないが…。

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復活!コブラ

寺沢武一原作「コブラ」が30周年記念で、新作を製作。(サンスポ
DVDやテレビ(どの局?)で発表していくという。
記者会見が開かれ、原作者・寺沢武一が松崎しげるとケンドーコバヤシを従え登場した。

最近もパチンコ台になるなど、少しずつ「復活」の兆しを見せていたコブラ、
21世紀に突然の復活の報に、大喜びの向きも多いのでは。

ブラックマスター、松崎しげるはエンディングテーマを担当。
なんといっても初代コブラは我らがマツだ。1982年の映画版でコブラ役を演じ、
メインテーマ「Daydream Romance」も歌っている。
会見では寺沢先生を意識したか、グラサン姿で登場。
しかし、グラサンよりも顔のほうが黒い。

最近「隠れサブカルキング」化しつつあるケンドーコバヤシも、
応援団長として登場している。おそらく何らかの役で作品にも登場しそう。
たしか「アメトーーク」でもコブラを押してたような気が…。(→証拠

寺沢先生は記者会見で車いす姿。脳腫瘍で10年にわたり闘病中とのこと。
同郷(北海道)のモンキー・パンチ大先生とはアメコミ系作家として交流が深く、
またコンピュータを作画に導入した先駆け同士としても有名である。

テーマ曲はやっぱり、我らが御大・大野雄二の「コブラ」だといいなぁ…。

(追加)毎日新聞も記事を掲載。
コブラ役は「スペースコブラ」に引き続き、野沢那智が26年ぶりにコブラ役を再演。
会見にも出席しており「(コブラ役は)ずっこけたようなジーパンで来るような
最近の声優にはやらせたくない」と
負けん気を見せ、ダメージジーンズもこきおろしてみせた。
(でも姪っ子の野沢直子は、ずっこけたようなジーパン履いてそうだけど…。)
監督も、「天才」出崎統が「スペースコブラ」と同じく担当する。

マツは記者会見中サングラスを取らなかったようだ。
普段はそんなキャラじゃないんだが…ものもらいでもできたのかもしれない。
「まぶたが赤く腫れておりまして…」と言っても、「黒いじゃないですか」と言われるだろうし。

(追加2 09/4/26)
上記から約10ヶ月経過。公式サイトによると
DVDがリリースされており(エンディングテーマを松崎しげるが担当。劇伴は「相棒」の池頼広)、
7月からはBS11(日本BS放送)でレギュラーシリーズを放送するとのこと。

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ルパンが盗んでいったクルマとは?


イタリア・フィアット社が名車「フィアット500」(チンクエチェント)の
ニューモデルをリリース。
このほど日本向けにローカライズされたモデルの発表会が行われた。(日経TRENDY

「車はスポーツ」と考えられているヨーロッパでは、
自家用車も未だにマニュアルシフト(MT)が主流。
当然この車も本国ではMTであるが、
AT化が進んだ日本ではセミオートマ※にモデルチェンジ。
※機構上はMTだがギアチェンジ操作を自動化した疑似AT。
 クラッチペダルがないので、AT限定免許でも運転可能。
 なお、シーケンシャルと呼ばれるギアチェンジ機能もある。

で、この車の発表会のあと行われた記者会見に
「ルパン三世の産みの親」モンキー・パンチ氏が呼ばれたそうだ。
氏はこの席で「俺、関係ないのにな」的発言をしたはずだ。

フィアット500とルパンをくっつけたのは、
今や天下の宮崎駿と、作画監督の大塚康生。
「大人向けアニメ」の打算が外れ、アニメ「ルパン三世」は視聴率が悪かった。
てこ入れのために番組スタッフ入りした宮崎は
ルパンの設定を、原作通りの「大金持ちのキザな泥棒」から、
「お間抜けズッコケ泥棒」に変えてしまう。

その際、没落ゆえに、(初期に乗っていた)ベンツSSKというド派手な超高級車を手放して、
フィアット500という丸っこい大衆車に乗り換えた
という設定が施されたのだ(チンクは当時大塚が愛用していたことからのチョイスである)。

つまり、「凋落した大泥棒」のイメージでこの車を登場させたのであり、
この車とルパンを結びつけられるのは、
むしろモンパ先生には不本意なくらいのはず。
(それと、モンパ先生は車のことはたぶん詳しくない)

つまり、モンパ先生とフィアット500は皆が思っているほど縁のあるものではない。
だからチンクの記者会見にモンパ先生が現れるのは違和感バリバリなのだ。

そんな事情を知らない自動車会社側(広告代理店か?)が
「フィアット500→ルパン三世→モンキー・パンチ」という図式でモンパ先生を招聘。

人のいいモンパ先生は断るわけにも行かず
佐倉からわざわざ会場のある九段のイタリア文化会館までやってきたというわけ。

それでも先生は、旧型チンクに乗るルパンが登場するビデオ上映のあと、
なぜルパンは新型に乗ってないの、と記者に聞かれ
「ルパンはもう新型を盗んでしまったかもしれませんね」と
ナイスなジョークを飛ばしていったという。恐るべし!
※実際の発言はちょっとスベった感じになってました^^;

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MoJoスーパー・ベスト ~ 星雲仮面マシンマン

ふとしたきっかけでYOUTUBEで「スーパー戦隊シリーズ」のオープニング集を発見。
ささきいさおの「ジャッカー電撃隊」にシビれ、「銀河航海誌」を購入(これは後で紹介)。

功兄ィの「ジャッカー」の次、「バトルフィーバーJ」を歌ったのが「MoJo」。
「せがた三四郎」「アースジェット」のコマソン歌手・富田伊知郎としてもおなじみである。
後に「ゴーグルファイブ」「ダイナマン」も歌っているMoJoであるが、
同時期に、日テレがテレ朝の二番煎じを狙ったヒーローもの「星雲仮面マシンマン」の
主題歌も歌っている。

ご存じの方も多いだろうが、「マシンマン」の音楽担当があの大野雄二である。
当然「マシンマン」のオープニング、エンディングもYOUTUBEで発見。
これがあの噂の「マシンマン」か…と感動にひたってしまった。

特撮マニアには「伝説の低予算作品」とされる「星雲仮面マシンマン」。
制作者側は音楽担当に渡辺宙明ではなく、『日テレ音楽の顔』大野御大を連れてきた。
ヒーローものと大野雄二。奇跡の出会いが実現しているのだ。

そんな「マシンマン」の音楽をやっぱり聴きたい!と思い検索。
「マシンマン」が聴けるCDはいくつかあるが、
とりあえずMoJoの入門として、「MoJoスーパー・ベスト」を購入。
プロデュースはやっぱり?「サントラの鬼」高島幹雄である。

主題歌「星雲仮面マシンマン」は、アップテンポな旋律と、
コロムビアゆりかご会の健気なコーラスとかけ声(「あれはっ!?」)で
一見、大野作品か?と思ってしまうが、いやいや。
音程が上下に激しく揺れる、超A級難易度の主旋律はやっぱり御大らしいし、
間奏のアルトサックスソロは誰が聞いても「大野節」だ。
伴奏に耳を澄ませば、ストリングス・ブラス・電子音という「大野雄二・三種の神器」が鳴り響いている。

エンディングテーマ「おれの名はマシンマン」はイントロからド直球に大野節が炸裂。
自由に音を奏でるクラリネット、
ピーヨロロロと合いの手を入れるフルート。
その裏で吹き渡る風のような音色のシンセサイザー(おそらく御大自らの演奏か)。
旋律はあくまでやさしく、叙情的。途中でキーが変わるあたりは「ラヴ・スコール」を思わせる。
包み込むようなMoJoの歌声も心地よい(さすがのMoJoも、やや手に余している感はあるが)。
曲の終わり「チャン、チャンチャン」はルパンの「MAGNUM DANCE」を想起させる(ディープすぎますね)。

このCDで不満なのは、「バトルフィーバー」などのメジャーどころが
『オープニング・挿入歌・エンディング』と3曲入りなのに対し、
「マシンマン」はオープニングとエンディングの2曲のみというところ。

教科書別学習ドリルでいつもページ数が少ない、
「開隆堂」の教科書を使っている生徒の気持ちが
今になってよくわかった(わかりづらいたとえっスね)。

くやしんでばかりもいられないので、
「バトルフィーバーJ」「ダイナマン」などもじっくり堪能。
さすがに「リングにかけろ・イメージアルバム」や
「LONELY~ザ・ブッチャーのテーマ」まで来ると「?」マークだったが、
「俺とおまえの大五郎」から「ガオレンジャー」までMoJoの幅の広さを感じさせる。
そして30年近く変わらぬ歌声も、「さすが」の一言に尽きる。
なぜ「MoJo」という芸名なのか、謎は尽きないが…。

★ ちなみに、「星雲仮面マシンマン」のDVDが近々リリースとのこと。

(追記)
後になって地味に「光速電神アルベガス」のほうにハマりつつある…。
渡辺宙明&武市昌久(いちひさし)の魅力を再発見。

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5800分のルパン

ルパン・ザ・ボックス TV & the Movie-」リリース。
TVシリーズの旧作(緑)、新作(赤)、PART3(ピンク)、
映画3作(複製人間、カリオストロ、バビロン)をコンプリート。
DVD42枚組、収録時間計5800分(約96時間)。

ボックスジャケットは伝説のアニメーター・大塚康生(元・麻薬Gメン!)が書き下ろし、
映像はすべてリマスタリング済み。

大昔のレンタルビデオでないと見れなかったパイロット版フィルム、
映画の予告編などが特典として収録される。

80~90年代のテレビスペシャル、映画をのぞけば「山田康雄ルパン」を完全フォロー。
大野雄二御大のサウンドを味わい、ヤマタケ(山下毅雄)メロディでシビれる。
ルパンファンには素敵すぎるプレゼントだ。

その価格は…10万円也。
大人買いの誘惑。

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千夜一夜物語

モンキー・パンチ「千夜一夜物語」(嶋中書店)を読む。
漫画はふだん一切読まないが、「ルパン三世」でおなじみ
天下のモンキーパンチ先生なら別。

「アラビアンナイト」をモチーフにした漫画を執筆しているという話は
10年くらい前から聞いていたが、じつはもう形になっていたのだ。
帯には「構想20年」とあり、
雑誌に連載したのは1998年から1999年。単行本化は2004年。
まさに「千夜一夜」である。

画風は20年前の「アニメチック」な絵のまま、
40年前のルパン初期のような精緻な筆致で描かれている。
あまりの多忙さにコマが真っ白だった
「アニメチック」時代のモンパ作品を知る身としては隔世の思い。

というか、モンパ先生の「絵が描きたかった」思いが爆発している。
コマ割りも独特で、大きな絵の上に、
ポツポツとコマが浮かんでいるようなページが続き、
話の筋が分かりにくいほど。
それくらい、「絵」が主役の漫画になっている。

モンパ作品ではおなじみの淫靡なシーンも登場するが、
「♂」マークと「♀」マークの輪っかがからみあって…みたいな
あからさまな描写はなく、女性の美しい裸体だけが印象に残る。

またモンパ御大お得意の「Mac」を存分に使用したと思われる部分もあり、
モンキーパンチエキスがプンプン。
ただひとつ難を言えば、「擬音」が「変形した勘亭流」で表現されているのが
お間抜けに見えるところくらいか。

話の展開は最初はややぬるいが、
だんだん重苦しくなっていく。
正義に満ちあふれた二人の兄弟王だが、女たちの不貞に触れ、
さらに怪物に匿われた美女を半ば強制的に抱いたことをきっかけに心がすさみ始めていく。

ところがだ。
単行本の後半は動物と農夫の寓話にページ数が割かれ、
結局本筋が面白くなりそうなところで、
一巻の終わりとなってしまうのだ。
間違いなくこの後もお話は続くのである。

本の最後には「続刊鋭意執筆中」とあるが、連載終了から7年。
今もなお、あれこれ仕事を抱える上に勉学にも励むモンパ先生、
筆を執っているのかどうか…。

そんな「モンキーパンチ多忙物語」のお話でした…
って、それじゃ許しませんよ、先生!
(でもそういえば「モンキー・パンチ」ってもともとは加藤兄弟のペンネームだった気もするけど…)

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非常に興味深い

テレ東のアニメ「練馬大根ブラザーズ」が気になる。
むろん岩手では放送されていないが(笑)
なんたって主題歌、主演が「松崎しげる」、
脚本が「浦沢義雄」と来れば、
アニヲタじゃなくても見たくなるというもの。
マツは声優と歌った主題歌で28年ぶりにオリコン50位以内に入ったんだとか。

ああ、見たい。

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