« 不自由な12年間 | トップページ | 大つごもり »

両国橋

由紀さおりのシングル集のことについて先日アップしたが、
「両国橋」についてはカヴァー曲である、と書いた。

そのオリジナル版である、松平純子の「両国橋」を入手した。
1975年リリースであり、どんなコンピアルバムにも入っていない
レアナンバーである。

入手するには「MEG-CD」というサービスしかない。
レトロコンピCDなどでも取り上げられる例の少ないレコードを
オンデマンドで販売するというもの。
1枚1080円、『サークルKサンクス』受け取りでは送料無料である。
注文から10日ほど待たされ、先ほど受け取ってきた。

Ryogoku
なるほど、オンデマンドらしく、
ジャケットはプリンターで印刷したのが分かる。
CDデザインはレコードのデザインを模したものになっている。
Ryogokub

カラオケは入っていない。カップリングと合わせ、1曲500円。
由紀さおりはダウンロードなら1曲250円だから、単純に倍の値段。
まあ、それくらいのレアナンバーですから…。

で、聞いてみる。
ライトなポップスである由紀さおり版と比較すると、
サビ以降でブラスとベースがガツンと効いた、
言ってみれば「ファンキー」なアレンジである。
ウェットな世界観の歌詞とは明らかにミスマッチなのだが、
そこがある意味、心地よい。

正直、松平の歌声は由紀と比べるべくもなく、
ファンキーな伴奏には負けてしまっている。
なにしろ本業は女優だからしかたないのだが。

か弱い歌い方を、アレンジでカヴァーしたんだろうか、
だからこそ伴奏が印象に残るのだろう。

アウトロで軽快に鳴らされるエレピもシビれる感じで
(誰かが指摘してたことのウケウリだが)、
なかなか、癖になる味わいである。

両者のリリース時期は6年しか離れていないのだが、
聴き比べると全く味わいは異なる。

あからさまにファンキーな松平版に対し、
由紀版は電子ピアノ(エレピではなく)も使われ、軽快な印象。
由紀の歌唱力からすれば、伴奏を重厚にする必要はないのだ。

さて…。
由紀さおりについてはitunesで気軽にダウンロードできるが、
松平純子はそう簡単に聴くことはできない
(実際はとある…まあそういうことだけど、試聴程度に考えてね)。
でも聴き比べると、当時の音楽のトレンドなんかも見えてきて、
非常に興味深い。ちょっとお高いけど、買ってみてね。

|

« 不自由な12年間 | トップページ | 大つごもり »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

確かに以前は動画がありました。このCDがあるから消されたんでしょう。
「消しすぎ」についてはのちほど改めて記事とします。

投稿: Annex | 2016.02.11 22:45

先日、突然にこの歌が頭に浮かびどうしても歌っている動画を見たくYou Tubeを探しましたがありませんでした。元々なかったのか、消されたのか。

本題とずれますがYou Tubeさん、正しいことをなさっているのは重々承知でいわせていただきますがいろいろ「消し過ぎ」です(爆)。

投稿: 伊達直人 | 2016.01.05 19:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17134/62948948

この記事へのトラックバック一覧です: 両国橋:

« 不自由な12年間 | トップページ | 大つごもり »