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2015年11月

日帰りの衝撃

とあるテレビで「韓国に日帰り旅行」というのを聞いた。
実際、東京や大阪からは、
日帰りで韓国に行って帰ることが可能という。

朝、空港を発って韓国に渡り、
韓流ドラマのロケ地めぐりを楽しみ、
東大門市場でショッピングを満喫し、
焼肉などのグルメを堪能して、
日付の変わらないうちに帰宅できる、という。

岩手では不可能な話だなぁ…と思ったのだが。

そもそも逆に考えれば、
東京の人は岩手に日帰りすることも可能だが、
韓国に日帰りすることも可能なのだ。

つまり…日帰りでなくてもいいけれど、
在京者の旅行先として、岩手と韓国は同列なのだ、
ということに気づいた。
外国と競争しなければならないのだ。
台湾も日帰りは可能である。

そうはいっても、外国だよ…と思うが、
LCCなどの登場でハードルは格段に下がり、
現地の言葉に詳しい友達がいればなお気軽に行ける。

むしろ、東京から見れば岩手のほうが、
韓国よりもよほど「異国の地」なのかもしれない。

所詮は国内なのに、さほど気軽に行けるわけでもない岩手より、
気軽に行けるのに、異国体験が楽しめる
近くの外国の方がよほどエキサイティングなはずで…。

外国が身近になること。
これは脅威だ、と思う。

気を引き締めていかなければ、
岩手は東京に、また捨てられる。

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日本人と砂糖

出先でコーヒーを出されるときがある。
で、同席していた人が、砂糖とミルクを入れると
ちょっと驚いてしまうのだ。
えっ、砂糖入れるの?と。

いや、普通入れるために砂糖は置いてるわけだし
入れたって悪くはないのだけど。

通常コーヒーはブラックで飲むので、
砂糖を入れてるのに違和感を感じるように
なってしまったのだ。

昔は砂糖もミルクも入れてたんですけどね。
というか、昔はそれが当たり前で、
砂糖もミルクも入れずにコーヒーを飲むなんて
こう言っちゃ何だが「ありえない」飲み方だったと思う。

飲食店で飲み物がほしいときも、せいぜい2~30年前、
おひや以外は「オレンジジュース」か「サイダー」
しかなかった。
ウーロン茶なんてなかったもんね。

出先でのどが渇いたときだって、
いまはコンビニや自販機で
普通にペットボトルのお茶が買える。
でも昔はお茶は「いれるもの」で、
「買うもの」じゃなかった。

そもそも「水」だって、
お金を出して買うようになったけど、
本来は蛇口をひねればタダで飲めるものだった
(本当はタダじゃありませんが)。

だから自販機ではジュースや缶コーヒーを買っていたのだ。
この間ひさびさに缶コーヒーを飲んだけど、
こんなに甘ったるいもんだったのか、と思ったもの。

炭酸水だって今は普通に売られているけど
昔はこんなもの売ってなかったし。
シュワシュワがほしければサイダーかコーラだった。
サイダーもコーラももちろん砂糖がしこたま入っている。
人工甘味料なんてないし「カロリーオフ」なる概念もなかった。

そう考えると、昔の日本人は砂糖を摂り過ぎていたんだなぁ。
で、肥満だ成人病だ、ってんで社会問題化して、
甘くない飲み物が増えてきて、カロリーゼロ商品も花盛り。
お茶も水も買うようになった、と。
そう、買ってまで飲むほど、必要とされているのだ。

ま、甘くない飲み物を飲みながら、お菓子を食べているんだから
世話ないよなぁ…。

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重くてスイマセン

動画を埋め込んだ記事をたくさんアップしてしまった結果、
当ブログのアクセスがしづらい状況が続いている。
まあ、あまりお客様も来ないブログではあるが、
おいでになった皆さまにはお詫び申し上げます。
(それにしても、動画埋め込みって不便だな、と…)

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ロボット掃除機のある暮らし

先日、某家電量販店でロボット掃除機を衝動買いした。
といっても、有名なアイロボット社製「ルンバ」でもなければ、
一流家電メーカー製でもない、
ノーメーカー品のたたき売りである。

持ち帰って充電し、動かしてみた。
なんだかあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
ルンバが喧伝するような「計算しながら走行する」そぶりもなく、
一度掃除したところを何度も何度も行ったり来たり。
ただ、なんともかわいらしいものがある。
足にすり寄ってきたりすると、
ペットを飼っているかのような気持ちになる。

スイッチを入れたら放っておいて、別室に移動。
なんだかガコガコ動いている。
電池は1時間程度で切れるらしく、
止まってしまう。そこでダストボックスを開けると、
入ってる入ってる、ホコリや髪の毛。
なるほどやるもんだ…

今度は、電源を入れたまま外出してみた。
帰ってみると、事切れた掃除機が床で止まっている。
やっぱりゴミを拾っている。
…が、ダストボックスが満杯で吸いきれず、
床に丸まったホコリが散らばっていた。
ホコリを丸めはしても吸えなかったのだろう。
そんなところもまた、カワイイ。
手作業でホコリを拾ってやるのだった。

また別な日。動かしたまま外出、
帰ってみると…
モフモフタイプの玄関マットの毛の数本と、
掃除機の回転ブラシの長い毛が絡み合い、
ぐちゃぐちゃになったまま事切れていた。

苦しみながら電池切れしたのだろう、
おーよしよし…と言いながら、
ブラシの毛とマットの毛をほどいてやる。
ほどいてやるといっても完全に元には戻らないが、
ロボット掃除機の使い方をまた一つ覚えたような気になる。

まあ、掃除機としての性能はあまり高くないのだが、
「疑似ペット」としては悪くない
(そんなに寵愛しているわけではないが)。

勝手に掃除してくれるのは便利。
日々、掃除に悩む方々にはロボット掃除機をオススメする。
忙しい主婦の皆さまも重宝すると思う。
安物でもそれなりに使えるし、楽しめる。
飼ってみて…いやいや、買ってみてはいかがか。

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レガシーデバイス

HDDレコーダーの録画を外出先でも見れる!という機械が
出張先のホームセンターでたたき売りされていたので買ってきたが、
持って帰ってつなごうとしたら、
レコーダーにRCA(赤白黄)の出力端子がなかった…orz

白状するが、実は同様の機械はすでに持っている。
4年前に購入したHDDレコーダーにはRCAの出力端子があったので
つないで活用している。

1台では足りなくなり(足りなくなるのもどうかと思うが)、
2台目のレコーダーを買ったのが2年前。
今回つなごうとしたのがこれである。

買ったときにもRCA端子がないことは、
分かっていたはずなんだが…
出張先なので確認することも出来なかったのねw

2台目のデッキは、1台目と比べて明らかに小さく小型化が進んでいる。
サイズを小さくするために、端子類を減らしている。
その一つが、「レガシー」であるRCA端子だったのだ。

現在、映像機器の接続の主流は「HDMI」端子である。
あのサナダムシみたいなピラピラのケーブルである
(サナダムシという例えももうレガシーなわけだが)。

HDMI一本ありゃいいでしょ、ということらしい。
1台目のデッキにはHDMIもRCAもあったんだけど。

2台目にも、入力端子ではRCAもある。
ビデオデッキをつないだりする人もまだいるからね…

しかし、余ったレコーダーはどうしようかね。
知人に譲ろうかと思っているが、
その人のレコーダーにもRCAがなかったらどうしよう…

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