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2014年7月

普通ってなんだ

事件や不祥事を起こす人物を
マスコミが掘り下げるとき、
必ず「変な人」であることをほじくり出そうとする。

最近多いのは「近所づきあいがない」
「挨拶されたことない」。

確かに、挨拶してくれて近所づきあいも盛んな人は
そうそう悪いことを起こさないかもしれない。
でも可能性はゼロじゃないだろう。
心の中ではとんでもない闇を抱えているかもしれない。

そういうコメントを取ってきた、マスコミ諸氏はどうなの?
近所づきあいしてますか? 自治会出てるんですか?

近所から「あの人明け方に帰ってきて、夜中に出かけるのよ」
なんて言われてたりするんじゃないの?

昨年の話だそうだが、ある容疑者が
「毎日、から揚げ弁当ばかり買うので変な人だと思っていた」
と、マスコミに報道されていたらしい。

毎日から揚げ食ってる奴は、頭がおかしいのか?
アジフライなら正解なのか?

何が「普通」なんだ?
それ以前に、「普通」の人は犯罪を犯さないのか?

日本人ははみ出し者を許さない民族だ、とはよく聞くけど、
人間生きてりゃ、どこかは周りの人間と違う部分があるはずで。

もし仮に、無実の罪で容疑者にされたとき、
マスコミにそういう「変わった部分」をほじくり返されれば、
テレビの向こうの何も知らない人たちは
「ああ、こいつはやっぱり犯罪者だ」と思うだろう。

また、そういうのって絵にもなるしね。
たとえばアニメのポスターを部屋に貼りまくっている人物は
「性犯罪を起こしそうな奴」に仕立て上げやすいし。

じゃあ世界地図のポスターなら「普通」で、
アニメのポスターは「異常」なのか?

まあああだこうだ言っても、マスコミの癖はそうそう治らないだろう。
我々受け手も、もう少し報道を疑う癖をつけたほうがいいかもしれない。

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極ZERO伝説第2章

税率問題でいったん終売となっていた
プリン体・糖質ゼロのビール風飲料「極ZERO」が、
「第3のビール」から「発泡酒」となって再発売された。

サッポロビールの利益2年分を吹っ飛ばす税追納という
大損害を与えた「鬼っ子商品」ではあったが、
そうはいっても開発費をかけた「可愛い子供」でもある。
なにしろプリン体ゼロという商品は他社にはない。

プロモーションも再開。
経費削減でCMキャラもいなくなるかと思われたが、
引き続き、さまぁ~ずの三村マサカズと桐谷美玲が務めている。

スーパーに行ってみると、普通に350、500mlがあって、
6缶パックも箱売りもあった。
しかし値段はしっかりと発泡酒レベル。
「麒麟淡麗」「スタイルフリー」と同価格帯になっていた。

売り場で中年夫婦がこの商品を手に取り、
「ほら、噂のアレよ…」と言いながら500mlの6缶パックを手にしていった。
しっかり「逆PR」にはなっていたわけだ。

かくいう自分も購入してきた。
缶の全面にはしっかりと「発泡酒」の文字。

相変わらず、味気ない味だが、
健康のために味を犠牲にしている商品であることは、客は先刻承知。

風呂上がりに飲んだり、夕げの膳に飲むのなら、
要は「炭酸」と「アルコール」、
そして「適度な苦み」があればよいのである

寝る前にポテトチップスでも食べながら飲むのなら、なおさら。
まあ、夜中にポテチ喰ってる時点であまりこの商品を選ぶ意味はないが…

いまのところ、再発売も好意的に受け止められているし、
税率の件も消費者の見解は「国税の方がコスい」で一致している。

もとより業界の負け組で、泣きっ面に蜂となった
サッポロビールに対する判官びいきもあるだろう
(かくいう自分もそうである)。

メーカーが身を削ったんだ。
消費者もダイエットするつもりで飲もうではないか。

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浴室ミニリフォーム

いま住んでいるアパートの浴室は、
引っ越してきたときから壁の充填剤(コーキング)がカビていて、
カビ取り剤をつけてもどうにもならなかった。

急に思い立ち、補修した。

ホームセンターに向かい、
シリコンシーラント」というハミガキの親玉くらいの
大きなチューブに入ったコーキングと、
それを少しずつ出すための
コーキンクガン」という銃の形をした器具を購入。

(「バスコーク」というセットを買えば良かったのだが、
凝り性なもので)

カビカビのコーキングをカッターで削り落とし、
きれいに拭き取って、コーキングを注入。
1日放置(その間入浴できず…)して完成である。
こういうやり方も、いまはネットが教えてくれる。

さらに、水道の蛇口ハンドルも交換した。
上からつかんで回す、普通のハンドルだったが、
手に石けんがついていると空回りしてうまく回せないし、
お湯で熱くなった蛇口に触ってしまい「熱っ!」となるのがどうにも気になっていた。

で、またもホームセンターで「節水ハンドル」を2個購入。

まず水用ハンドル、お湯用ハンドルをそれぞれ外す。
(その前に元栓を閉めるのを忘れずに)
外すのは簡単。ハンドルの上についてる青・赤のポッチを取り外す。
その中にネジ山があるので、ドライバーで外せば、
ハンドルを引っこ抜ける。

後はそこに、買ってきた節水ハンドルを取り付けるだけ。
これは上からつかんで回すハンドルとは違い、
横に伸びたハンドルをグイッと回せば水やお湯が出る。

狭い浴室なので、その伸びたハンドルが壁に当たって干渉してしまうが、
これも結果として節水効果になる。

節水ハンドルの取り付けに当たり、
蛇口の金具部分にクレンザーをつけ、
使い古しの歯ブラシ(これは掃除にとても役立つ)で徹底的に磨いた。

水をかけて洗い落とせば、あら不思議、
まるで新品同様。

ついでにドアの下の汚れがたまりやすい部分も
使い古しの(←これがポイント)歯ブラシで掃除。

いや~お風呂が見違えるようによみがえった。
体をきれいにする場所だから、
それ自体きれいにしておきたいもの。

業者に頼まなくてもある程度は自分でもリフォームできる。
汚くて使いづらい浴室、美しくしてみませんか?

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小林亜星CMソング・アンソロジー

ほしいほしいと思っていたCDがようやく手に入った。
12年前のCDなので、年代ものといえば年代ものだが。

小林は、俳優活動もしていたこともあり、
作曲家としてはあまり評価が高くない。

近年は(このCDにも収録されているが)「どこまでも行こう」での係争や、
実子が逮捕されてしまったり、いい話題はなく、
また本業でも(俳優としても)目立った活動はない。

ただ、60~70年代を中心に、商業音楽で多くの業績を残しているのは確かで、
その時期の作品が、このCDには多く収録されている。

1番目に収録されているのがレナウンの「ワンサカ娘」で、'64と銘打たれており、
実に50年前の作品である。キャリアは長い。

歌謡曲では都はるみ「北の国から」というヒット曲もあるが
(個人的には「警視庁殺人課」のテーマは大好き)、
このCDでも、弘田三枝子や朱里エイコ、デューク・エイセス、ハニー・ナイツといった
メジャーな歌手・グループを起用した作品が多い。

インストでは、「ホンダ」「サントリー」「ダーバン」などが収録されているが、
(時代もあるが)ジャズの要素がふんだんに織り込まれている。
一方で、「日立企業編」などはクラシック音楽の素養が生かされた作風だ。

そして近年の作品「さいでりあ」「ファミリーマート」などは
時代に合わせたポップスの作りとなっており、
小林の幅の広さを感じさせる。

(ファンなもので)どうしても、同じ慶大の大野雄二と比較してしまうのだが、
職人肌の大野と比べると、小林は手数の豊富さが目立つ。

たとえば「ダーバン'77・ジタンの香り」などは大野作品かと間違えてしまいそうだが、
シンセの使い方に微妙な差異が見られる。
後年になると電子楽器の使い方にも巧みさが見られ、
時代に敏感にあわせる柔軟性がうかがえる。

「不二家」は不祥事の末に他企業の傘下となり、
「レナウン」は中国企業傘下になった。
「カメラのさくらや」に至っては会社もなくなってしまった。
「さいでりあ」も(現在は別企業が商標を引き継いだが)倒産している。
50年もキャリアがあれば、クライアントも変わろう。

ただ、「ファミリーマート」「積水ハウス」「クラシアン」は今でも使われているし、
日本生命」などはリバイバルして再びCMに採用されたりもしている。

ほかにも加藤登紀子が演歌調メロディにトライしている「大関」、
長らくCMに使われた「日立の樹」など、
今は耳にしないものの、人々の心に残り続けている曲も小林は創作してきた。

先述通り、近年は目立った活動はないが
小林には元気なうちにまたユニークなCMソングを書いてもらいたいと思う。


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パワードコーヒーと栄養ドリンク

栄養成分を配合した缶コーヒー「パワードコーヒー」を買ってきた。

メーカーは、昼間や深夜にCMを流しまくることでおなじみ「興和」。
製薬会社のイメージがあるが実際は「商社」。
観光地に設置される望遠鏡や、放送局用の機器なども売っている。

というわけでこの缶コーヒーもCMがふんだんに流れている。
A・シュワルツェネッガーやB・ウィリスが出演していて、
お金をかけてPRしたいことがうかがえる。

缶自体に特徴のある凹凸模様がつけられていて、
手触りもサラサラしていて、なんとなく高級感を感じる。

飲んでみる。ローヤルゼリーエキス、エゾウコギエキス配合、
などと謳われていて、そういう「薬効的な匂い」を期待するが、
香りは普通に「缶コーヒー」である。

確かに一瞬それっぽい感じはあるが、
言われなければ分からないだろう。

飲んだところで、元気になった気はするが
「気分の問題」を超えることはない。

なにしろこれは「薬品」ではなく「食品」。
即効性があるわけもない。

ちなみに…。

世間一般で売られている「栄養ドリンク」も、
実際にはそんなものらしい。

栄養ドリンクの主成分は「糖分」「カフェイン」「アルコール」で、
これらは体内に入ると「元気になった気になる」成分だという。

インスタントコーヒーと砂糖とビールと混ぜて
飲めば、極端に言えば栄養ドリンクと一緒だ、としている人もいる。

タウリンとか漢方成分が配合されている栄養ドリンクが多いが、
これらには即効性は期待できないらしい。

要は「効いた気になるだけ」。

ということで、このパワードコーヒーは
それ以上に「効いた気になるだけ」なのだろう、と思う。

ただ、「病は気から」という言葉もあるし、
プラセボとまでは言わないが、
飲んでシャキッとするな気になるなら
それでいいじゃないか、とも考えられる。

ローヤルゼリーエキスが多少でも効く「であろう」なら、
それでいいではないか。
どうせ栄養ドリンクもそんなものなんだし。

むしろ、砂糖がドバドバ入っている栄養ドリンクよりも
健康的だ(無糖タイプならなおさら)。

栄養ドリンクで、元気になった「気になっている」方々は、
一度このコーヒーを試してみてもいいと思う。
市場に残れば、の話だが…。

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