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2014年6月

サッポロビール2年分

サッポロビールが「低プリン体」を旗印に
イチオシ商品としてPRに務めていた第3のビール「極ZERO」が、
実は「発泡酒」に該当する成分だったことを指摘され、
国税庁に追加納税。

その額は100億円超で、
サッポロビールの年間利益50億円の2倍。

儲け2年分を税金として持って行かれ、
特別損失を出してしまう結果となった。

サッポロはかつては「業界の雄」だったが
現在は最下位に沈む。
本業では売り上げが出ず、不動産事業で補填。

飲料大手のポッカを傘下に収め、
さあこれから…というところでこのつまづき。
株価も下げ止まってしまった。

切り札のはずだった「極ZERO」は
発泡酒として再発売せねばならない。
価格帯も、発泡酒だから「麒麟淡麗」と同レベルとなる
(サッポロの発泡酒「北海道生搾り」はまだあったりするのだが)。

それにしても、第3のビールを開拓したのは当のサッポロだったはず。
それが「本拠地」でずっこけるとは。

発売前には当然国税など、各省庁へのリサーチや根回しも
しておくべきだったのに、それもできていなかったということになる。
なんとも、間抜けな話だ。

この損失を取り返すのに、サッポロは2年間我慢しなくてはならない。
でも、薄利多売の第3のビールで取り返すのは大変。

同社がもう一つ得意とするのは高価格帯。
といえば「ヱビスビール」だが、
これもサントリーの「プレモル」にすっかりお株を奪われている。

キリンに抜かれ、アサヒに抜かれ、
ワイン屋が本業のサントリーにも抜かれてしまい、
そのうち業界から消えるのでは…
とささやかれて幾星霜のサッポロビール。

それでも、「幾」つもの「星」のついたビールが、
グラスについた「霜」(というか水滴か)とともに
酔客達のおなかの中に消え、同社の経営はなんとか成り立っている。

そのビール腹、腫れた足の指をなんとかするべく生まれたのが
「極ZERO」だったのだが…とんだお荷物だった。

今夜は、「痛風」ならぬ「痛税」に苦しむ
サッポロビールに少しでも貢献すべく、
懐かしの「ドラフトワン」をいただいて寝ます。

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落語を楽しみたい…

昨日盛岡市で開催された「落語教育委員会」に行ってきた。
会場はプラザおでって・おでってホール。
300名ほどのちょうどよい広さで、
演者との距離感も近かった。

有名な「携帯コント」のあと、
開口一番は立川流の泉水亭錦魚「元犬」。

柳家喬太郎「幇間腹」、
三遊亭歌武蔵「支度部屋外伝」、
柳家喜多八「お直し」であった。

…以前なら、マクラから何から覚えて、
このブログでご報告申し上げたのだが。

もうおっさんになっちゃって、
覚えるのがうっとうしくなりましてね…(苦笑)

ブログに書こうと思って覚えようとすると、
落語を聞くのに身が入らなくなる。

かといってメモ帳出すなんて無粋丸出しだし
(東京の寄席行くと、客席そんな人ばっかりだけどね)。

そうでなくても、帰り時刻が気になったりするタチなので
生の落語で集中できたことはあまりなかったりする(笑)。

この日の回も開場6時、閉幕9時過ぎ。

とくに、トリのキタナヅカ(喜多八)は
もとよりボソボソ口調が特徴的で、
前半は聞き取るのに疲れる始末。

郊外住まいには帰りのバスが心配だったし、
夕食を食べるひまもなくておなかは減ってるし…。

おまけに眠気も襲ってくるのだが、
演目名だけは忘れまいと必死。

あぁ、落語を腹から楽しみたい…。

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クールビズを考える

我が職場はスーツにネクタイ、のベタベタなホワイトカラー職場であるが
この時期はご多分に漏れず「クールビズ」である。
個人的にはじゃんじゃんやってもらいたい。

が、やはりだらしない人がやると見苦しい。
小太り中年おじさんは特にアカン。
かえって暑苦しい。ネクタイ締めてくれ、と言いたくなる。

シンプルな分だけ着こなしも難しい。
第1ボタンをはだけた中から
下着のTシャツがペロッと見えてる人もいるが、
これは強烈にダサい。

かといって、裸でシャツを着て、
背中が汗でジワ~となっているのも
それはそれで気持ち悪い。

そうそう、ポロシャツもドレスコードあると思う。
せいぜい白か水色の無地でしょうな。

後輩で毎年黒いポロシャツ着てくるのがいて、
「お前、立ち食いそばの店員か?」と思わず言ってしまった。
ヘラヘラして次の日も着てきたけど。

難しいっすよ、クールビズは。

やっぱりニッポンのビジネスパーソンは、
暑くてもネクタイをビシッと締めてるのが
一番無難でいいんじゃないかと。

温暖化うんぬん言うけど、
クールビズ商戦で無駄なアパレルを生産・消費するほうが
よほど温暖化には悪いと思うけどね。

Tシャツに短パン、ビーサンで出社していいと言うなら、
喜んでやるけど…。

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安物ジーンズのニオイは取れるか?

某店で激安ジーンズを買った。
おっさんがどんなジーパン穿いたって
どうせ分かりゃしないし…

そう思って買ってきたんだけど、
これがどうにもクサい。
硫黄のような臭い。

なんか嗅いだことのあるニオイだと思ったら、
10年くらい前に買った腕時計の、布製のバンド。
硫黄臭くて、洗濯してもとれないので、
結局交換用の樹脂バンドに付け替えたのだった。

このジーンズも、やはり洗ってもニオイは取れなかった。
ここ数日の陽気の元に干してもダメ。

調べてみると、新品の服がクサい、
というのはよくあるようで、とくに中国産。

このジーンズもそうだし、
思い出してみればあの時計もメイドインチャイナだったな…

においについては「石油臭い」と表現する人と
「硫黄臭い」と表現する人が半々。

自分はイオウだと思ったけど、
言われてみりゃ石油っぽい気もする。
まあ、石油には硫黄も入っているしね。

どうも、生地を染める「染料」が、
「硫化染料」という硫黄化合物の染料らしい。
中国など発展途上国の工場ではよく使われているそうだ。

ただこの硫化染料は、本当かどうかは定かではないが、
放っておくと空気に触れている内に「硫酸」に変化して、
生地を傷めてしまうという。

ちょっと前の「探偵!ナイトスクープ」で、
しまっておいたTシャツが汗でぼろぼろになる、
というのがあったが、まさにこれのことか…。

閑話休題。
ニオイをとる方法として
「お湯をかける」方法を試している人がいた。
(「ポシェットの内ポシェット」)。

やはりジーンズの石油臭さが気になり、
友人に相談したところ「煮てみれば」と言われたが、
煮るのも大変なので湯沸かし器のお湯を
くさいジーパンにかけたところ、
みるみるお湯が茶色に…。

3回お湯洗いして普通に洗濯したところ、
ニオイはあらかた取れたという。

おおっ、これは!ということでやってみた。
洗面台の栓を閉め、ジーンズを入れ、
上からお湯をかけた。

あれ、全然変わらないけど…と思っていたら
やっぱりどんどん色が出てきた。
茶色と言うより、落ちている染料の色のように思えたが。

上記ブログの通り、3回お湯をかけて、
さらに洗剤で洗濯してみた。

確かにニオイは薄らいだ。
が、まだまだ気になるレベルかな。
もう少し繰り返してやってみれば
臭くなくなるかもしれない。

とりあえずありがとうブログ主様。

皆様も、新品の服が硫黄臭い、石油臭いときは
お湯かけを試してみていただきたい。
(ただし、やけどとか、熱湯による容器の破損等には気をつけて)

そういえば、あの腕時計のバンドは確か捨てたんだったな…。

(追記 15/4)
上記の処理を施したがニオイは根本的には取れなかった。
1年近く干しっぱなしにしていたが硫黄臭はなくならず。
荒療治として「台所用塩素系洗剤」を入れて洗濯した。
(かなり危険だと思うので細心の注意を払った)

するとかなりニオイは和らいだのだが、
当然ながら生地には若干の傷みが生じ、色もやや薄くなってしまった。
(もとからダメージ加工してある商品だったが)
ここまで手をかけたら捨てるにもしのびないのだ。

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バイキングのバイ菌

「笑っていいとも!」が終了し、鳴り物入りで始まった「バイキング」は、
その低視聴率だけで話題になっており、
見る方が恥ずかしくなるようなレベルに達しつつある。
ここからの起死回生はあるのか。

テレビ朝日と低視聴率を競うような地味な放送局だったフジテレビ。
「目玉マーク」の「軽チャー路線」で一気に業界のトップにのし上がった。

その象徴だった「いいとも」が終わった。
今やフジテレビは青息吐息、TBSとともにテレビ朝日を仰ぎ見るようになってしまった
(最近テレ朝もだいぶズッコケてきたが)。

そのTBS「ひるおび!」が、現在昼番組のトップという。
「いいとも」に挑戦を続けた同局。
クイズ番組が1クールで打ち切られたり…と苦渋をなめたTBSが、
いまや昼の王者だ。

それに引き替え「バイキング」。
キャッチフレーズは「笑いも情報も取り放題」
「半径500mの日常をエンターテインメントにする」。

笑いも情報もハンパだし、四畳半すら楽しくできない…
そう言われてもおかしくない状況だ。

初回の火曜日がまずかった。
EXILEのつたない司会、VTRまみれの構成、
やけに多いだけで面白みのないレギュラー陣、
Yahoo検索ランキングという手垢のついたコーナー。
「いいともの後番組」に期待する層を大いに失望させた。

水・木・金も、お笑いタレントが司会なのに
どこかで見たような内容、とくれば皆がっかり。

しかし月曜日に光明はあった。

やさぐれ俳優・坂上忍が雑多なレギュラー陣を取り回し、
サンドウィッチマンが絶妙なアドリブで素人をいじり倒す。

他曜日と違いVTRはほとんど使わない構成は、
生放送の良さを存分に生かしている。

サンドウィッチマンのコーナーも、本来は「お料理コーナー」なので、
おそらく「情報テイスト」の発想で始めたのだろうが、
実際は「素人いじり」に終始している。

先週あたりから、火曜・水曜も構成を見直し、
スタジオでくすぶっていただけのレギュラー陣を外に出して、
生中継をさせるようになった。

ともかく、「ヒルナンデス!」のフォロワーのようなVTR中心の内容は
やめたほうがいい。
それが「バイ菌グ」だとどうして気づかないのか理解に苦しむ。

ここまで低視聴率だとからかわれたのだ。
どうせ打ち切られるならば、
もう少し捨て鉢になってみてもいいんじゃないのか。

「笑っていいとも!」がそうだったように…。

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老舗の迷走

IBC岩手放送の番組編成が迷っている。
4月に鳴り物入り?ではじめたパブリシティ番組「こびチャン!」を
5月中にひっそり縮小したという。

それまでは月~金で30分間の「ベルト番組」であった。
それを水・木・金の10分間に縮小させたのだ。

30分番組といっても、
番組後半は市販の旅行DVDソフトをそのまま放映して
枠をつぶしていたのだが、それを別番組として分離している。

というか、DVDでお茶を濁すというのもどうかと思うが。

また、同局はTBS系ながら、
テレビ東京の番組を数多く流すことで知られているが、
長らく火曜深夜に放送していた「モヤモヤさまぁ~ず2」は、
この春からTBSの深夜ベルト枠をネット受けするため、
日曜昼に移された。

ただしこの番組は当のテレビ東京でも休止が多いこともあり、
放送されたりされなかったりを繰り返していた。

そして5月末、「6月から水曜午後3時55分に移動します」
という告知がひっそり放送中になされた。

奥さんか帰宅部しか見れない時間帯じゃないのかなぁ、と
首をひねる。

聞けばこの春には「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」は
レギュラーとしては打ち切られたようである。
おそらく不定期放送への移行と思われるものの、
けっこう人気の高い番組と思うのだが…

そして最も不可解なのは水曜午後7時台。
この枠はTBS系でも「ローカルセールス」で、
ゴールデン帯の番組のネット局への拘束が弱い。

全国のTBS系地方局でもこの時間帯は
ローカル番組を編成していることが多く、
IBCも満を持して?参入したというわけなのだが。

その番組というのが、週末の午後に放送していた
旅番組「わが町バンザイ!」を25分間、
そしてそのあと8時までつなぐのが、
「吉田類の酒場放浪記」という。

後者と言えばBS-TBSの超人気番組なのだが、
しょせんはBS番組だし、
午後7時台に飲み歩き番組を流すセンスが分からない。

いちおう、地元酒造メーカーがスポンサーにはついてくれたようだが、
それも番組前半だけだし。

「わが町バンザイ!」を1時間枠で放送するのが適当と思われるのだが
さすがにそこまでやる勇気も体力もIBCにはないようだ。

なお、この両番組は6月以降もこのままのようである。
なにしろ「どちらもブラブラする番組」だから、というので
「水ぶら」と銘打ってPRしているのだから…。

「モヤさま」や「若大将のゆうゆう散歩」
「ぴったんこカンカン」「ぶらり途中下車の旅」など
「ブラブラ番組」がキー局で流行っていることに乗じたのだろうが、
ローカル旅番組と、飲み歩き番組を一緒にするセンスも解せない。

まあ、悪くも悪くもIBCらしい「志家町センス」なのだけれど…。

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コールド大関

BSのCMが気になっていた「コールド大関」。
スーパーで買ってきた。

風呂上がりにゴクリ。
…薄い日本酒、という下馬評通り。

アルコール度数は7度。
チューハイ程度で、普通のポン酒の半分。
甘さも抑えられている。ただしカロリーは1缶200kcalとまあまあの高さ。

今までの日本酒は度数が高すぎたり、甘すぎたりして、
飲めるシーンが限られてきた。それに応えた商品という。

CMが印象的だ。
出てくる人物はピザ、ホットドッグ、たこ焼き、フライドチキン…
おおよそ日本酒が合わないであろう食べ物にかじりついている。

これらの脂っこい料理には、
普通ならビールやチューハイといった爽快感のある飲料が飲まれるところだが、
そこに日本酒サイドからの「新回答」として、この商品が繰り出されたわけだ。

確かに、今までの日本酒では甘ったるいし度数も高いし香りも濃厚すぎて、
脂っこい料理には合わなかった。

風呂上がりとかアウトドアなどにも日本酒は相性が悪かったが、
この味ならさっぱりしているから飲めそうだ。

「コールド大関」はとにかく「薄い」のだが、
その分、飲めるシーンも広がるというわけ。

いままでなら「ビール系」「チューハイ」「ハイボール」を選択していたユーザーに
「日本酒もあるよ」と、振り向かせるための商品なわけだ。

炭酸を望むユーザーに向け、
濁り酒のスパークリングもラインナップされている。
これも試してみたい。

…濁らない清酒の炭酸もほしいところだけど。

昨年のリリース時には度数10度の「エクストラ」もあったようだが
これは現在は販売されていない。
やはりニーズに合わなかった、という判断だろうか。

ネットではまだまだ「賛否両論」のようだが、
リリースから2年、まだ市場に投入されているところを見れば、
ある程度支持されているのだろう。

確かに、爽快感もある。
普通の日本酒では得られなかった飲み方だ。

ビール系では物足りないときの「変化球」として…
というと大関には失礼かも知れないが。

日本酒を敬遠している人にも試してみてほしい。
というか、ほかのメーカーにもこういう商品にチャレンジしてみてほしいところだ。

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