« 弁護士とコーラ | トップページ | 惜しまれるか、惜しまれずか »

よそ者の「流儀」

紫波町の再開発プロジェクト「オガールプラザ」の
プロデュースに関わった、「投資銀行家」の「ぐっちーさん」。
ネット上ではよく名前も聞く人だが
(それなりにトラブルもあるようだがこれは有名税だろう)、
縁あって、岩手のこのプロジェクトに参画したようだ。

ブログで「オガールプロジェクト」の成功について語っている
この人口規模の街で、補助金も一切もらわず黒字を叩きだした、
どうですかお客さん、と。

ただ、そのあとの文面がいただけないものだった。

オガールに客を奪われた、と叫ぶ地元商店主達を「攻撃」しているのだ。
プロジェクト立ち上げ時に、協力してもらえなかったようなのだが、
そのために彼らを「抵抗勢力」と呼び、
「厚顔無恥」「怠慢」とこき下ろしている。

「オガールには客が来た。あんたらはどうだ、ざまあみろ」
と言わんばかりの(実際の文面はここまでではないが)痛罵。

確かに「ぐっちーさん」は成果を出したかもしれない。

協力してもらえず、政治的な「攻撃」もされたようだから
怒り心頭も理解はするが。

しかし、いきなり東京からやってきて、
客をごっそり持って行きながら「ざまあみろ」はないだろう。

だいたい、商店街の経営者たちは、
「過去の成功体験が忘れられず」、
高齢で頭も固いのが常、というのは
「ぐっちーさん」もご存じのはず。

相手は沈みゆく船で、黙っていれば死ぬ人たち。
ノウハウや知見を持っているのならば、
そういう人々こそ、救ってやってこその「成功」ではないのか。

その「ぐっちーさん」が「オガール」に誘致した、
「シアトル系カフェ」は、短期間であえなく閉店している。

値段が高い、という評判だった。
「東京流」「グローバル流」の成功法則が、
田舎でも絶対成功するわけではないのである。

「町をよくするのはよそ者、若者、ばか者」とはよく聞くが、
「郷に入らば郷に従え」という言葉もあるではないか。
「愚っ痴ーさん」ではイケマセン。

|

« 弁護士とコーラ | トップページ | 惜しまれるか、惜しまれずか »

岩手県」カテゴリの記事

「旅行・地域」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17134/59556258

この記事へのトラックバック一覧です: よそ者の「流儀」:

« 弁護士とコーラ | トップページ | 惜しまれるか、惜しまれずか »