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タケダスポーツ

盛岡市に本社を置くスポーツ用品チェーン、タケダスポーツが
民事再生法を申請。負債54億円。(河北)

青森・岩手・秋田・山形の各県に店舗網を拡大、
一時は北海道にも進出していた。

当該地域に住んだことのある人なら、
「タケダスポーーーツ!」という雄叫びCMは、
聞いたこともあるだろう。

敗因はいくつかある。
まず大手資本との競争。

同じ東北地盤のゼビオや、
イオン系のスポーツオーソリティ。

一度岩手を撤退したアルペンも
先日、再び盛岡に進出するなど、
戦いは激化していた。

その中でタケダスポーツは、
店舗年齢の過ぎた、中規模な店舗が多かった。

「時代遅れ」。
古色蒼然としたロゴマークが
タケダスポーツの現状を反映していた。

一時はスキー用品で大きく売り上げを伸ばしたようだが、
御存知の通り、スキー人口は大きく減少。

危なくて面倒で金のかかるスキーに
若者はそっぽを向いて、
スマホの小さい画面でお金を使っている。

スキー華やかなりし頃はタケダスポーツも
釈由美子や眞鍋かをり、佐藤江梨子といった
売れっ子タレントを起用していた。

それが「りんご娘」という、
青森県限定のアイドルに変わった時、
タケダスポーツの退潮を感じた人も多かったことだろう。

同社の売り上げ減は、
東日本大震災も少なからず影響していたと思う。

全国資本のヴィクトリアを買収するなど
上手に会社を大きくしたゼビオが、
「同じ東北の企業のよしみ」で、支援するという。

同情される哀しさはあるし、
いつか看板が「XEBIO」に変わる懸念もある。
小規模な店舗を中心に、
店舗網の整理も必須であろう。

東北に明るい話題が続いた中で、
また少し、暗くなるような話であった。

倒産といっても破産ではなく民事再生なので、
タケダスポーツは変わらず営業中である。
明日、行ってみようかな。

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