ビッグデータは要るのか?
『人を不快にさせるだけ? ビッグデータの「ヤバさ」』(サイゾー)。
確かに「ビッグデータ」を基にしたマーケティングは、
人を不快にさせる。
この記事では「ビッグデータ利用は、
個人情報にまで踏み込んでいない」としているが、
そのうち、個人情報を(イリーガルに)利用したビジネスも生まれてくるだろう。
指摘の通り、これまでは売る側の「勘」が求められていたものが、
全部「計算」によって行われるようになる。
…とはいえ、コンピュータの性能は格段に向上したが、
まだ人間の脳の精緻さ、創造性には追い付いていない。
人間の「気まぐれ」まで、コンピュータは予測できない。
(そこまで予測できるようになったら、それはそれで空恐ろしいものがあるが)
個人情報といえば。
「いたずら投稿」の騒ぎが記憶に新しいが、
彼らは「有志」によって個人情報を暴かれ、
社会的制裁を受ける結果となっている。
知らず知らずのうちに個人情報につながる情報をネットに流していたため、
個人を特定されてしまうのだ。
先のような投稿をした若者は、
氏名をネットに載せられ、その過去は永久にネットを漂い続けることになる。
これも、情報化社会の光と闇だろう。
データは「ビッグ」になるまで、無尽蔵に「蓄積」されてきたが、
今後は「廃棄」も研究されなければならないだろう。
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コメント
ビッグデータを利用して「儲からない」なんて判断をされたら厳しいですよね。
「データで判断したら採算がとれない」ということで、新規出店どころか撤退なんて事になったら困りますなぁ。
大手資本は、岩手県なんて相手にしないかも!?
ますます、大都市偏重に拍車がかかりそうですですね(-_-;)
投稿: てるりん | 2013.09.30 10:02