才能
来週で「あまちゃん」も終わる。
それにしても、宮藤官九郎という天才には参った。
何と凄い脚本を書くのだろう。
朝ドラの概念を覆しながらも、実はツボは押さえたまま…
若くして評価されていた宮藤だが、
「分かる人だけ分かればいい」という世界の人でもあった。
今作では「分からない人に分からせてみよう」という挑戦だったそうだ。
埋め尽くされる小ネタの数々。
音楽関係への造詣の深さは膝を打つばかり。
印象的だったのは劇中番組「見つけてこわそう」。
テキトーに思いついたタイトルではなく、
「Search & Destroy」という有名なロックミュージックが元ネタだったというから、
恐れ入る。
少年時代からいろいろなものを見聞きし、
勉強した結果なのだろう。
実際にテレビで見る宮藤は
フニャフニャした風采の上がらないオッサンだが、
とんでもない脳みその持ち主なのだ。
音楽担当の大友良英も凄い人だった。
「ノイズミュージック」という即興音楽に長じるなど
さまざまな分野の音楽に精通しているという。
若き日には台湾などでバンド活動も行い、
映画音楽の制作も行っていたそうだ。
近年まで、海外を飛び回る生活を送っていたようだ。
この2つの才能がぶつかって、
「潮騒のメモリー」「暦の上ではセプテンバー」「地元に帰ろう」が生まれた。
全部、年末の紅白歌合戦で歌われるのでは、と期待されている。
たぐいまれなる才能が結集し、
いろいろな方面に影響を及ぼした「あまちゃん」は、
繰り返すが、あと1週間で終わる。
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