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柳家さん喬・柳家喬太郎親子会

6月30日午後1時よりプラザおでってホールにて。
小ぶりなホールだが、席もよく演者の顔も見られてよかった
(公会堂なんかひどいね…冬はめちゃめちゃ寒いし)。

主催者は老舗そば店。
もう30年、さん喬を呼んでいるという(初めて行ったけどね)。

今回は親子会。前日に秋田で親子会が開催されたそうで、
その関係で盛岡でも親子会が実現したようである。

開演後に主催者があいさつしたのだが、
「さん喬」を何度も「せん喬」と言い間違え、客席がどよめいた。
どうも、さん喬が受賞した「芸術選奨」をあいさつに入れようとして、
選奨の「せん」とさん喬の「さん」が混ざったらしい。

やや興ざめする中、前座は柳家喬四郎「つる」。
どこかで見たことあるなぁ、と思ったら
この秋に真打ち昇進するそうで、ならば「笑点」で見たのだろう。
あまり評価は高くないようだが、この日はキッチリと仕事をこなしていた。
マクラで「盛岡の人と文通していた」と言っていたが、ほんとかな?

続いて喬太郎登場。
いつものロマンスグレーにポンポコおなか。
ただ、間近で見ると意外に頬がこけているように感じた。
忙しいもんねぇ。

「あまちゃん」を録画して見ているそうで。
『きょうは「じぇ」とか言わないよ』。

相撲の話になり、小さんが鈴本の控室でテレビ中継を見る、
というのを説明するのに、座っている座布団をめくりあげて
「この座布団を控室だと思ってください」。
突拍子もない行動に客席も沸く。
演目は「花筏」。上方の「動物園」に似たお噺。

続いて師匠・さん喬登場。
盛岡には半年ごとに呼ばれているそうだが(そうなの!?)
喬太郎との親子会形式は初めて、とのこと。

ソムリエの話を始めたので、鉄板のワインの話かな、と思ったら、
若き日に兄(あに)さんとバーに行った話へ。

その話題も佳境と言うときに、客席から携帯が鳴る音。
客席が軽くどよめく中、さん喬はさらっと流そうとしたが
2度3度鳴ったためさん喬は「こういう話するなってことかな…」とボソリ。

意に介さず?「棒鱈」へ。
田舎侍は九州出身でもズーズー弁、と相場が決まっているが、
この日はズーズーの本場ということもあり九州弁を強めに。
いちーちがちー、にーがちーはテンテコテン、で笑いを起こす。

中入り後、再び喬太郎。
盛岡という場所はいいところだ、新幹線の連結で待ち時間があって、
なおかつホームに喫煙所があるから、と。

まくらで十分客席があたたまったところで
「古典はもう充分やったからね!」と高らかに宣言し
客席のヴォルテージを上げ、春風亭昇太・作「夫婦に乾杯」へ。

(会場の演目表には「夫婦乾杯」とあったが間違い。
翌日の地元紙がこの会を記事にしていたが、
この演目表を参考にしたためやっぱり間違っていた)

日本酒メーカーの開発部員たちの
夫婦関係を描いた爆笑もの。

ガッツリ笑いを取り、喬太郎は一気にテンションを下げ、
陰のある表情を見せながら下座に消えていった。
こうじゃなきゃやってられないよなぁ…。

「夫婦に乾杯」は「短い」のが欠点らしく、
さん喬の出番が遅れる。

喬太郎の高座が短すぎたため、
喬四郎から呼ばれてあわてて控室から出てきたとのこと。
(さん喬の口ぶりを聞く限り、
喬太郎とはあまり顔を合わせていないようである。
まあ、そういうものなんだろう)

というのも、実は「棒鱈」は前回も演ったんだそうで、
根多帳をチェックして重複しないようにしていたのだが
前回のは見落としてしまった。で、今度こそ…といろいろ考えているうちに、
出番になってしまった、と。

テレビから落語番組がすっかり消えてしまった、
テレビは放送禁止用語が多すぎる…という話題から、「心眼」へ。
爆笑新作の喬太郎と真逆の、
しっとりした噺で客席をさん喬ワールドに引き込んだ。

サゲのあと、緞帳がないため、さん喬は下座へはけて終了。

おでってホールは、入口が一つしかなく通路も少ない会場ではあるが、
距離感がいい会場だったな。
次回も是非行きたい。(そば屋の半額券になる半券は使えそうもないが…)

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