「あまちゃん」に見る「ふるさとの良さ」
ドはまり…「あまちゃん」に。
最初は見なかったが、あまりの話題っぷりに、
5月の半ばから途中参戦。
評判通りの面白さである。
盛岡が舞台になった「どんど晴れ」は
ほとんど話題にならず、
主演女優が少し売れたくらいだったが、
「あまちゃん」はすでに民放番組が取り上げるなど
ブレークしたと言っていいだろう。
ロケ地である久慈市は観光客が集まって大変…と聞いていた。
先日仕事で久慈市へ行く機会があった。
で、どんな変わりっぷりかを見届けようとしたが…
確かに商店街の店には番組のポスターがすべからく貼られていたが、
人通りはいつも通り、閑散としていた。
平日だったし、まあ、こんなものだろう。
「海女さん」の郷である「小袖地区」にも立ち寄った。
土日祝日はマイカー規制がかかっているという人気ぶり。
初めて行ったのだが、なるほどこりゃマイカー規制するわ。
小袖海岸に行くためには、浜辺の細い道を1キロほど走らなければならないのだが、
浜は岩場になっていて、道路のすぐ脇はごつごつした岩肌。
運転を少し間違うと、車をこすることになる。
要するに「不便」なのだ。
なるほど、ドラマでも描かれているように、
「こんなところにいたくはない」「都会に行きたい」
と思うのも、無理はない。
田舎とはそんなもので、
「こんなところの何がいいんだ」と、皆思っている。
魅力なんかない、よその観光地の方がよほどいい、と。
不便な小袖海岸にも、
観光バスがたくさん乗り付けていたのを、この日見た。
まあこれはテレビ効果なのは間違いないけれど…。
「琥珀」のように磨けば光る「観光資源」が、
実は眠っているのだ、どの「田舎」にも。
不便な集落が「風光明媚」に見え、
地元の人間はおいしいとは思わない郷土料理も、
他人には魅力に映る。
キーワードは「よそ者」。
ドラマでも、東京から来たアキちゃんが、
「北三陸」というショボくれた街を輝かせていくが、
地元にいては気づかない魅力を、「よそ者」、
他から来た人が教えてくれる。
別に長期移住者でなくても、
立ち寄った人が「これ、面白いね」と言ったら、
「あ、こんなものでも観光資源になるんだ」と
気づくことは、大事なのだろう。
我がふるさと、良きものだけれど、
他の人は、何とも思わないんだろうなぁ…と、思わずに、
自分で見返してみるのもいい。
他人に教えられるだけでなく。
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