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ピースフル・ブラック

「ユニクロはブラック企業」説が話題になっている。(アゴラ

年端もいかぬ若者を店長に祭り上げ、サービス残業漬けにする…。
それについていけるものはほんの一握りだ、と。

まあ、だからこそユニクロは成長するわけで、
当たり前と言えば当たり前、
自分が入りたい企業が「ブラック」なのかどうか、
入る前に見極めるべき、と島田裕巳は言う。

池田信夫なんか「何がブラック企業だ、
俺なんかNHK時代は働きに働いたワイ」と、
切って捨てている(アゴラ)。

ユニクロ(ファーストリテイリング)創業者の
柳井正は世界第66位の大富豪と認定された。

おっと、ユニクロは社内公用語が英語なので
「大富豪の柳井さん」なんて言っちゃいけない。
「ミスター・ミリオネーア・ミスター・ヤナーイ」と呼ばないとね。

同じ英語仲間の三木谷浩史氏や、
ワタミの渡辺美樹氏など、「カリスマ経営者」と
称される人々は、ラクしてのしあがったわけじゃない。
血のにじむような努力を経て、今の地位についているのである
(まあ、運も必要だけどね)。

そうなれば、部下に求めるハードルも、
上がってくるのは当然のこと。
それについていくどころか、
追い越して行くような人間が、
明日のミスター・ヤナーイになれるのだ。

かつての日本の栄光は、
戦後を経て、日本を一流国にするんだ!
という気概を持った経営者たち、
(たとえば松下幸之助とか)が作り上げたもの。

その時代、ブラック企業なんて言葉は当然生まれてないし、
生まれることもなかっただろう。
企業に使い捨てられる若者たちは同様にいたとは思うが、
そんな余裕はなかったのだ、
なんたって「戦争」を経験してるんだから。

努力しても報われぬ人間が生まれないようにしよう、
なんて、性善説や前近代的社会主義みたいな発想が
生まれるようになったのも、日本が平和になったからこそ。

一流経営者になるような人間は
入った会社をブラックだ、極悪だ、となじる前に
オリャーとなんでもこなしちゃうもんです。

世界の富豪ランキングに日本人が少ない、と
嘆いている方、ブラック企業を日本に増やそう、
と言ってるのと同じことですよ。

そういう才能のない人は、
ホワイト企業を求めてさまようしかない。
私も似たようなもんです。

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