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駆け込み退職

教師の退職金減額に端を発する早期退職騒動が話題である。 埼玉県をはじめ、教職員や警察官など、 3月の年度末を待たずに退職する者が相次いでいる。

自己都合で、生徒たちに最後までつきあわずに退職していく教師たちに、 知事などの首長らが一斉に「無責任だ」「教師としての矜持がない」などと そしりの声を向け、マスコミも同調。 ちまたのプチ評論家たちも同様である。

しかし、教師とて、人間である。 知り合いに教員免許を持っている人がいるが、 聖人君子どころかただの人だ。 だからよけいに、教師に対しては同情の念を抱く。

減額される額は開きがあるが、30万円から100万円超まで。 いずれ、低い額ではない。

「教師の矜持」と100万円を天秤にかけて、 教師の矜持を取るのも結構だろうが、 飯のタネにもならない代物だろう。

すぐ公務員をたたく人々は、すぐ事柄を「民間」に例えようとするが、 100万円を民間企業で稼ぐ大変さは、よ~くご存知だろう。 売り上げではなく利益を100万円稼ぐためには、 300万円くらいは物を売らないといけない。

そのくらい大変な金額が、もらえないのだ。 民間企業でも、それでも矜持を取るか?

そもそも教師だからと言って、 「矜持」「誇り」なんて持っていない人のほうが多いのではないのか。 民間企業にお勤めの方々だって、その仕事が本当に好きでやっているとは限らないだろう。

モンスターペアレンツに脅迫され、部活動につきあわされ、 それが終わってからも資料づくりだの報告書書きだので残業残業。 言うことをきかない生徒に体罰を食らわすわけにもいかない現代 (我々世代はビンタされたり投げ飛ばされたりしたが)。

30代ならまだしも、リタイア直前の教員ならば、 早めに退職して退職金をもらう道を選ぶのも、分からなくはない。

「サンデージャポン」で元政治家の杉村泰蔵が珍しく?いいことを言っていたが、 これは「制度を作った方がマヌケ」である。 この「公務員退職金減額」を決めたのは国会の議員たちだ。

おそらく「教師だから退職金目当てで早期退職なんて言わないだろう」と考えたのか。 あさはかにもほどがある。 可決されたのが、政局が混乱していた昨年11月。 考えるヒマもなかったのか。

民主党のバカな置きみやげだったのか。 その民主党に責任を負わせたくても、もうあらかた落選しちゃったよ。

通信経費を流用して財テクしてた馬鹿な民主党議員もいたけれど、 自民党含め、そんな無駄遣いしたお金を返納してもらって、先生方に3月まで勤めてもらうってわけにはいきませんかねぇ。 それはないか。政治家だってお金ほしいんだもんね…

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