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2013年1月

坊主憎けりゃ秋元憎い

AKB48の峯岸みなみが「お泊り愛」スキャンダルを起こし、
その「罰」として「研究生」に格下げされ、
さらに「坊主刈り」となって涙を流して反省する様子の動画が公開され、
元のスキャンダルを超えた大騒動になっている。

さて。
それにしてもこのなにか居心地悪さを感じるのは何だろうか、
やはり「秋元康はどこからどこまで糸を引いているのか」が
気になるからだろう。

坊主になれ、と指示をしたのか。
それともEXILEのバックダンサーとねんごろになれ、と
「はじめっから」指示をしたのか。

もうどこからどこまでが「演出」なのか、
おぢさんにはわからんのですよ。

それなのに、純真なおぢさんたちは、
上を下への大騒ぎっぷり。

「お泊りくらいいいじゃないか」
「女の子を坊主にさせるなんて」
「秋元康なんか嫌いだ」…。

これらを六本木ヒルズあたりから、
秋元は高みの見物としゃれこんでいるのだろう。
愉快でたまらないはずだ。

(秋元は、自分を嫌いだというやつが多ければ多いほど、
むしろAKBにとってはプラスになることも分かっている)

「峯岸、よくやった。今度センターにしてやる」、
とか言ってたりするのかな。

あるいは、もしかして秋元は
東大と組んで壮大な社会実験でもやってるのかもしれない。
CDに握手券つけてるのも社会実験だったりして。

…いろんなことを考えてしまう俺も、
秋元康に遊ばれてるわ。

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駆け込み退職

教師の退職金減額に端を発する早期退職騒動が話題である。 埼玉県をはじめ、教職員や警察官など、 3月の年度末を待たずに退職する者が相次いでいる。

自己都合で、生徒たちに最後までつきあわずに退職していく教師たちに、 知事などの首長らが一斉に「無責任だ」「教師としての矜持がない」などと そしりの声を向け、マスコミも同調。 ちまたのプチ評論家たちも同様である。

しかし、教師とて、人間である。 知り合いに教員免許を持っている人がいるが、 聖人君子どころかただの人だ。 だからよけいに、教師に対しては同情の念を抱く。

減額される額は開きがあるが、30万円から100万円超まで。 いずれ、低い額ではない。

「教師の矜持」と100万円を天秤にかけて、 教師の矜持を取るのも結構だろうが、 飯のタネにもならない代物だろう。

すぐ公務員をたたく人々は、すぐ事柄を「民間」に例えようとするが、 100万円を民間企業で稼ぐ大変さは、よ~くご存知だろう。 売り上げではなく利益を100万円稼ぐためには、 300万円くらいは物を売らないといけない。

そのくらい大変な金額が、もらえないのだ。 民間企業でも、それでも矜持を取るか?

そもそも教師だからと言って、 「矜持」「誇り」なんて持っていない人のほうが多いのではないのか。 民間企業にお勤めの方々だって、その仕事が本当に好きでやっているとは限らないだろう。

モンスターペアレンツに脅迫され、部活動につきあわされ、 それが終わってからも資料づくりだの報告書書きだので残業残業。 言うことをきかない生徒に体罰を食らわすわけにもいかない現代 (我々世代はビンタされたり投げ飛ばされたりしたが)。

30代ならまだしも、リタイア直前の教員ならば、 早めに退職して退職金をもらう道を選ぶのも、分からなくはない。

「サンデージャポン」で元政治家の杉村泰蔵が珍しく?いいことを言っていたが、 これは「制度を作った方がマヌケ」である。 この「公務員退職金減額」を決めたのは国会の議員たちだ。

おそらく「教師だから退職金目当てで早期退職なんて言わないだろう」と考えたのか。 あさはかにもほどがある。 可決されたのが、政局が混乱していた昨年11月。 考えるヒマもなかったのか。

民主党のバカな置きみやげだったのか。 その民主党に責任を負わせたくても、もうあらかた落選しちゃったよ。

通信経費を流用して財テクしてた馬鹿な民主党議員もいたけれど、 自民党含め、そんな無駄遣いしたお金を返納してもらって、先生方に3月まで勤めてもらうってわけにはいきませんかねぇ。 それはないか。政治家だってお金ほしいんだもんね…

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番組の途中ですが

東京発のラジオ番組をいくつかタイマー録音しているのだが、
困りものなのが、途中で挿入される「ニュース」。

ニュースも東京発信であれば全国共通なので、まだあきらめもつくが、
ローカル局が発信するような交通情報や気象情報のたぐいは
「この地域だけ、この部分だけ聴けない」という仲間はずれ的な状況に、
ついついくやしくなってしまう。

とくに演芸番組なんかだと最悪だ。
落語をはじめとした話芸というのは、
演じているものが「作品」なので、
その途中を棄損しただけで、作品全体の価値が落ちてしまう。

画廊で売ってる絵画が、1センチ四方の穴があいただけで
売り物として成立しなくなるのと同じだ。

話の前段、落語で言うマクラであればまだいいのだけど
本編をバッサリいかれると…。

もっとくやしいのは、アナウンサーが
「さも当然」のように番組に乱入してくるところ。

…冷静に考えれば「当たり前の行為」だというのは、
分かってますよ。
でも、後から録音で聞かされるほうはたまったもんじゃない。

数日経過した「大雨情報」だの「通行止め情報」を聞かされたって
何の役にも立たないんだもの。

「テレビ」なら、速報は「テロップ」なので、
番組の内容の棄損が少ないのだが、
ラジオの場合は、番組音声をオフして、その上から別の音声をかぶせるので、
完全に番組を「破壊」しているのだ。

それを「番組の途中ですが」で済ませるんだもの。

NHK盛岡放送局に上原康樹アナという、
地元ではカリスマ的なアナウンサーがいるのだが、
この人が担当したときには、
「落語の途中で申し訳ありません」という一声から入った。

これはさすがだな、と思ったが、
こういう入り方をするアナウンサーはまずいない。
番組を壊しているのは変わらないわけだけど、
こういう言い方が出来るかどうかは、やはりスキルの差を感じる。

まあそれはおいといて。
番組の「破壊」。
ラジオというのはそういうメディアなんだ、
という前提は分かってますよ。

タクシーやトラックの運転手とか、
ながら聞きする人にとっては、
落語の内容より交通情報のほうが大事なのも、分かってます。

だけど、これだけ技術が発展した世の中で、
ラジオの開闢とさして変わらぬ手法が
未だに続いているのは、どうなの、と思うわけで。

「録音する際はニュース速報が入らない録音機器」なんかあれば…と思うけど、
おそらく向こう20年くらいは実現しないだろうな。
このような「発明」を、「ラジオ文化の否定」みたいに言う人も
必ず出てくるから。「ラジオメディアの同時性を破壊するのか」みたいなね。

しかもこのような機器を実現するためには
放送のやり方を変えなければならない。
デジタルラジオとかネット配信とか、
今だって全然発展途上だし、そもそも必要なのか、みたいな話もあるし
(こう言ってる自分も、デジタルラジオには懐疑的だったりする)。

相変わらず「何が言いたいの?」と言われそうな文章であるが、
要するに、「番組の途中ですが、じゃねーよ」と言いたいのです。

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クルマを買うのは…

そろそろ愛車もくたびれてきたので、
買い換えようかな、
久々に自動車販売店めぐりでもしてみようかな…と思っていた矢先の
「自動車取得税廃止検討」。

といっても実施されるのは2年後。
そんなに待ってもいられない。

ちょっと前までは本気で、
電気自動車も考えたんだが、
さすがに無理があるな、と思ってあきらめた。

岩手の充電スポットの数は、
ガソリンスタンドと比べるべくもなく、あまりに心もとなさ過ぎるし、
数年で爆発的に増えるとも思えない。

そして今日もそうだがこの「寒さ」は東北の宿命。
暖房を使えば電気を食う。
工夫すりゃ何とかなる…って、東北の寒さをなめたらあっか~ん。

やっぱり、好事家の玩具の域を出ないな、と…

ハイブリッドも魅力的だが、
値段を考えると…。
ランニングコストが安いと言っても、まだまだ高嶺の花かな、と。

「もう少し待ってれば…」といろんな情報を集めているうちに
いつの間にか愛車に急にガタが来だした。

「買いたいときが買い替え時」。
どっかの「家電芸人」じゃないけれど、
まさに自動車もそうなのかもしれない。

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日本メーカーの抱えるお荷物

前回のブログをアップ後、
togetterに引用していただいた効果で大量のアクセスがあったのだが、
「みんな知ってるようなことを
どや顔して書くんじゃねーよバーカ」という
貴重なコメントも頂戴したので、
今回も皆さんが知っていることを書きます。bleah

某アナウンサーのポッドキャスト番組で、
解説の記者が、苦境にある日本の電機メーカーについて
「パナソニックはテレビはやめて白物に特化したほうがいい」
「ソニーはゲームやエンタメなどに注力すべき」
といったコメントを発していた。

パナはAV家電なんかやめちまえ、
ソニーはハード売りから撤退しろ。
…というのをマイルドな表現にしたわけである。

なんとも耳の痛い話だろうな。
うちはテレビはパナソニックと決めているので、
撤退されると困るわけだけど。

テレビ分野で日本メーカーが一定の力を持っているのは日本だけ、
というのはそれこそみんな知っている。

テレビ朝日の番組でロンドン支局からの中継があるのだが、
支局に置いてあるのは「LG」の液晶テレビだったりする。
日本のスポンサーに配慮しているのかもしれないけど、
もしかしたらロンドンでは日本メーカーの品もろくに手に入らないのかもしれない。

もはや世界では「テレビと言えばサムスンだよな」
「いやいや、LGだよ」というのが
お決まりなのかも。

で、日本メーカーが競っているのは
「4Kテレビ」なる、そんなの普及するの?という規格だったり。
その間に韓国メーカーは超大型テレビを世に問い、
欧米のユーザーを驚かせ続けているというのに。

先日は携帯電話を見に、電話会社のショップへ向かった。
やはり最新機種を見るなら、家電店の携帯売り場では心もとない。

当然見るのはスマホであるが、
これまた日本メーカーは元気なく、
iPhoneか韓国メーカー、果ては中国メーカーの製品もある。

でもやっぱり、日本メーカーだよな、と
最新技術を導入した機種を見ていると、
応対してくれた店員「この機種は、ダメですよ」。
曰く、電池の減りは早いし、すぐ故障するんだ、と。

それに加え、こう言い放った。
いろんな機種を手にしたけれど、
やはりスマホ開発におけるサムスンの技術力は群を抜いていて
日本メーカーはまず追いつけないだろう、と断言した。

なんとも悲しい話であるが、
それが現実なのだろう。

日本メーカーはどこに落ち着くべきなのか。
…やはり、「餅は餅屋」で、
得意じゃない、あるいは得意じゃなくなった分野は、
捨てるべきなのかもしれない。

そうしないと傷は広がり、
守り続けてきた看板を失うことにもなりかねない。

パナソニックのテレビと言えば一大ブランドと思っていたが、
世界を見れば「落ちた巨星」に過ぎない。

逆に美容家電では、パナは他の追随を許さないとも聞く。
得意分野に注力するのも、生き残りのためには検討せざるを得ないだろう。

ソニーも、ラジオから始まった社業ではあるが、
もはやラジオに始まるAV家電にこだわる理由もないかもしれない。
創業時以来、さまざまな分野に手を広げたソニーは、
コアコンピタンスをぐっと絞り込む時期に来ているのだろう。

日立、東芝、三菱はプラントやタービン、電力などの「重電」部門もあるが、
ソニーやパナにはそれがない。その分ブランドとしては強いわけだが、
世界の家電の趨勢は、もろに受ける。

このとき、松下幸之助だったらどうしたか。
井深大は、盛田昭夫は。

…いやいや、もうかつての創業者にすがるいとまはない。
いまある人材で、いまある知恵で、
世界から押し寄せる荒波を越えなくてはいけない。

余計な荷物を、波濤に投げ捨てることも考えなくてはならないだろう。

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7パーセントの理由

盛岡駅の駅ビルに立ち寄る。
名は伏せるが、某店の店先に小さな張り紙。

「なるべく現金でお願いします」。

なんだろう、と思っていたら、
横に小さい字で
「クレジットカードでは、店側が6~7%負担しないといけません」。

最初、これを見たときに、違和感というか、
消費者としては怒りにも近いものを感じた。

支払い方くらい、消費者の好きにさせてくれよ。
それにこの駅ビル自体、ハウスカードがあって
「クレジットカード使ってね」って、自分で言ってるじゃないか。

「クレジットカードを使って」と言っておきながら、
片方では「使うな」って、
おかしいだろ。

…しかし。
「負担金6~7%」って。
よく通販サイトなんかで、「商品代金到着時に、
業者にクレジット払いできます」
なんどと書いてあるが、よく見ると「手数料は商品代金の7%」などとある。
3000円買ったら手数料210円。
ウーン、結構高いな。

この店にしてみると、
売り上げが300万円、全部クレジットカードだったとすると、
21万円が信販会社に取られてしまうことになるのだろう。
ウーン、結構でかいぞ。

自分のところで「クレジットカード使ってね」と
言っているにもかかわらず…と言ったが、
それはこの「駅ビルの運営会社」が言っていることで、
テナントは好む好まざるに関わらず、
カードOKと謳わざるを得ないのだろう。

この駅ビルには、大手アパレルチェーンや大手ドラッグストアの店舗も入っているが、
大手ならばクレジット払いされても、
7%の手数料は体力でなんとか我慢できるだろう。

しかしこの張り紙をしていたのは、
どう見てもこぢんまりとした小規模経営の店だ。
7%は痛いだろう。

そう思うと、先ほど感じた怒りも収まろうというものだ。

ここ数年、あらゆる支払いはなるべくクレジットカードにしている。
ポイントがつくからだ。
しかし、一括払いでも消費者には手数料が一切かからないのに、
なぜポイントが入ってくるのだろう、とふしぎには思っていたが、
実はそのポイントの分は、店が負担していたのだ。

これからは、現金も見直さないとね…と、
薄くなった財布を見て思い直した次第である。

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キレる大人 キレられない大人

鹿児島市バスの運転手が、「丁寧に運転しろ」と客に言われて ブチ切れ、
バスを降りてしまったという。(読売
6分後には職務に戻ったようだが、結局出勤停止に。

当初発表しなかった交通局は 「嘱託職員なので公表しなかった」と釈明している。

別に発表しようがしまいが、どうでもいいけどね。笑
6分で落ち着いたわけだし。
その間乗客は待たされているわけで、職務怠慢以外の何者でもないわけだが。

この運転手はそんなに運転が荒かったのだろうか。記事からはそれはわからない。

マスコミは面白半分なのでそこまでは追求しないだろうが
もし、「丁寧に運転しろ」というのが、「言いがかり」だとしたら…。

我慢できない大人が多すぎる。

それはこの運転手にもあてはまるかもしれないし、
もしかしたらこの乗客にも言えることかもしれない。
モンスターペアレンツならぬ モンスターパッセンジャーだった疑いもある、ということだ。

クレーマーだってモンスターカスタマーである。

客なら何を言ってもいい、という世の中に、 最近なってきていないだろうか。
モンスターペアレンツなんて客ですらないからね。

「ならぬものはならぬ」という考えが横行していた世は
とうに過ぎ去り、皆が言いたいことを言えるようになった。

それと引き替えに(というか同じことだが)
わがままが通る世の中になった。

こんな運転手はもっと増えるよ。
なんたって、わがままな乗客はもっと増えるんだからね…

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はねるのトびらはなんだったのか

最近ドラングドラゴンの塚地がたくさんテレビに出ている。
といってもテレビ朝日が多いが。

一時は「ポンコツスズタク」ブームと言えるほどに
相方の鈴木拓が出まくっていたが…。

で、塚地も鈴木も、
結構な割合で「はねるのトびら」の悪口を言っているのだ。

最近はロバートの秋山も同調している。
そこまでひどい番組だったのかしら。

確かに一時期は「はねトび」を見ていたけど、
メンバーの体力勝負が減って、
「100円ショップ」がゲストPRコーナーと化してからは見なくなった。
つまんなかったね…

「はねトび」は初めはコント番組だったのだが、
実はその時期はほとんど見てなかった。

ゴールデン移行後、キリギリスとか、ゲームコーナーが多くなってから見始めたのだが、
それでも面白かったね。あと女性タレントの料理対決とか。

それでも数字が取れなかったのか、
それともメンバーの相次ぐ結婚で毒気が抜かれたのか。

先述の100円ショップもメンバー単独の頃はそれなりに面白かったが、
ネタ切れを補おうとゲストを呼びだしてから、
面白くなくなっていった。

だいたいフジのドラマPRのために若手俳優(ジャニタレ等)・女優ばかり出るのだが
芸人と比べるとトークに難のある人ばかり。

その他のコーナーもパンチがなく、
結局見る気を失ってしまった。

視聴率も落ちていたようで、
「打ち切り」と聞いたときにはなるほどな、と思った。
最終回すら見なかったもんなぁ。

同じスタッフの「めちゃイケ」は、多少息切れしつつも今も継続しているし
「ピカル」もどうにか続いている。
「はねトび」だけが終わってしまった。

「はねトび」のリーダーといえば、キングコング。
確かにメンバーの中では群を抜いて力量はあると思うのだが、
いまひとつ、メンバーをリードしきれていなかったように思う
(今だから言うような感じになっちゃうけど)。

西野は番組終了後に「他の番組は出ないようにしていた」とツイッターで告白している。

それくらい力を入れていたいっぽう、
「どこまで行っても引き立て役」のドランクやロバート、インパルスは
相当うっぷんがたまっていたのだろう。

テレ朝の「ロンハー」でも、塚地、秋山、板倉が勢揃いして
「はねトび」について語っていたが、相当ないいようだった。
まあ多少の演出はあるにせよ、据えかねるものがあったのは違いないだろう。

それにしても、リーダーのキングコング。
「はねトび」終了後、テレビですっかり見かけなくなってしまった
(同じく見なくなった北陽はもとから露出少なめだったし、
どちらも私生活で幸せをつかんでいるのであまり心配はないが)。
そろって関西ローカルでの公開収録番組には出ているそうだが…

「リーダーだからな」と期待をかけられ、
実際に番組のリーダー役となっていた一方、
他の番組には出ず、賞レースの「M-1」に焦点を絞るも、
優勝は勝ち取れず…。

拠り所だった「はねトび」が終われば、
露出が減る…必然のことなのかもしれないが。

その後、西野はタモリの力を借りて絵本を書くなど、
「あさっての方向」を見てしまっている。
ツイッターも、「冷静さ」がウリだった西野とは思えぬほど、
文面がしっちゃかめっちゃかになっている。
入院していたそうだが病院にも仕事を持ち込んでいたようだ。

周囲の期待に応えようと、
仕事をギチギチに詰め込んで、自分を追い込む。
休養前のナイナイ岡村と同じだ。

梶原は経験済みだが、西野も岡村みたいに
「パッカーン」にならないか、心配になる。
「はねトび」が終わらなければこんなこともなかったのに。

「はねるのトびら」は「こういう功績のあった番組です」
というのも今にしてみればなかなか説明しづらい。
いったい、なんだったのか。

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土に還っていいのか

パナソニックのボタン電池を買った。

ボタン電池なら、100円ショップでも売っているが、
急いでいたのでホームセンターで買った。

298円なり。100均の約3倍。パナソニックは高い…。

あとでヤマダ電機に行ったら230円だったので、
損した気持ちでいっぱいになったが。
それにしたって、100円ショップの倍以上だ。

パナソニックのボタン電池は、
プラスチックのパッケージに入っている。
「土に還る」プラスチックなのだそうな。

100円ショップで売られているものは、
三菱電機などメーカー品もあるが、
大体はノーメーカーで、ダイソーなら
ダイソーの社名が書かれている中国製がほとんど。

パッケージも、プラスチックのカバーを紙で挟んでいたり、
プラスチックの袋に入っている。
土に還るなんてものであるはずもない。

何を言いたいかというと、
これじゃパナソニックも赤字になるだろう、
ということだ。

土に還るプラスチックのパッケージを求めている消費者なんて、
そう多くはないのに、
パナソニック製品はそこにコストをかけてしまう。

商品価格にもそれが上乗せされていく。
開発費、材料費、特許のライセンス料などなど…。
そりゃ、2倍にも3倍にもなりますよ。

もちろん、それでも買うのは、
「パナソニック製品」という「安心」を買うのであり、
土に還るパッケージはあくまで「おまけ」なのだが。

ただ、「別に一流メーカーでなくても、安くてもそこそこ使える」もので
じゅうぶん対抗できる、というところを突かれ、
LGやサムスンにおいしいところをもっていかれたのが
パナソニックであり、シャープであり、ソニーなのだ。

いまや欧米では、完全に韓国勢に市場を奪われてしまっている。
むしろ、パナソニックが二流メーカーにすら見え、
ブランド力も地に墜ちた感がある。

死後、社名から名前を奪われた松下幸之助は、
自分の名を外されてから坂道を転がり落ちていく「松下電器」を、
どう思っているのだろう。

まさか、松下の理念も、これまで築き上げた栄光も、
土に還そうとしているのではあるまいな。

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被災地の闇

東日本大震災の被災地、岩手県大槌町に派遣されていた、
兵庫県宝塚市の45歳男性職員が自殺。(朝日
遺書には感謝の言葉が綴られていたという。

派遣は昨年10月から今年3月までの予定で、
都市整備を担当していた。

自殺の理由はこの記事からは分からない。
以前から抱えていた家庭の事情かもしれない。

ただ、被災地の自治体職員の自殺は昨年も起こっている。(共同
派遣かそうでないかは関係なく、うつ病にかかる者も多いという。
報道されない事案もあるだろう。

兵庫県立大学の研究者が、被災地派遣職員のメンタルヘルスについて
考察した資料を見つけた。
東日本大震災の被災地の事例ではないが、
今回の震災の被災地にもあてはまるものと思う。

この資料にも記されているとおり、
被災地支援に当たる職員のストレスは相当なものと思われる。

被災地住民は「助けてください、お願いします」と
言ってくる人ばかりではない。
職員を強い調子でなじり、心ない言葉を投げつけてくる者もいるという。

「あんたらは『宮仕え』の『公務員』だからいいよな」
「我々は稼ぐ手段もないんだ」…
こんな言葉を言われたら、返す言葉はない。

しかし彼らは被害者であり、たしなめるわけにもいかないのだ。

他地域からの派遣職員はもっと大変かもしれない。

東北に限らず、田舎はよそ者を受け入れないものだ。
今回自殺した宝塚市の職員は、住民と接することも多かったと思うが、
どう頑張っても関西弁のイントネーションはそうそう抜けない。

被災住民に、地元では聞き慣れない言葉で接触されると、
かえっていらいらが募り、
先述のような「心ない言葉」をぶつけてくる者もいるのだろう。

これが震災直後であれば、『遠いところからありがとう』と言ってくれる者も
多かったはずであるが、すでに時間も経過している。

被災住民も、悪い意味で「援助慣れ」し、
感謝の心を失いがちなのではないのだろうか。

しかも相手は『公務員』だから、反論してこないことを分かっている。
だから、ふとわいた感情を、ストレートにぶつけてくる。

いい意味でも、悪い意味でも、
人間は「純粋」なのだ。

『職員をなじる住民のほうが悪い』というのは
お門違いの批判である。

住民は被害者であり、
震災がなければ、そんな言葉を発することも、なかったはずなのだ。

義を見てせざるは勇なきなり、みんなで助け合おうじゃないか…
言うのは簡単だが、やるのは難しい。

「公務員は橋下徹を見習え!」「お前らはパブリックサーヴァントだろう?」
のようなことを言う人は昔から多い。翻れば自分もそうだった。

しかし、公務員のみんながみんな、
橋下氏のような「キモのすわったスーパーマン」ではない。

支援する人間を支援する方策が必要だろう。

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好調、テレビ朝日 その死角

テレビ朝日が、2012年における年間視聴率の「プライムタイム」帯で1位を獲得した。(報知
1959年の開局以来、54年目にしての快挙。

ワールドカップなどのスポーツソフトが好調だったほか、
いまや国民的人気の「相棒」に加え
「ドクターX」「Qさま」「ロンドンハーツ」などが貢献した。

「プライム」は夜7時から11時を指す。
これには「報道ステーション」も入る。

ただ、「報ステ」が入らない7時~10時の「ゴールデンタイム」帯、
また朝6時~夜0時の「全日」においては、
今年も日本テレビが1位となっている。

つまり、報ステがなければ日テレが優位であることに変わりはなく、
また朝~昼においても、やはり日テレがいまだに強いのである。

「ゴールデン」「プライム」「全日」のすべてで1位をとることを
「三冠王」といい、日テレは2011年に達成していた。
とうぜん、テレビ朝日もコレを狙っている。

「ゴールデン」ではテレ朝は2位につけているので、
もう一押し、ということになるだろう。

問題は「全日」。
平日午後に関しては「ワイド!スクランブル」が好調で、
さらに「相棒」の再放送、そして「スーパーJチャンネル」が
数字を獲得していて、しばらくは安泰と思われる。

そうすると、平日午前が「病巣」となるだろう。
「ゆうゆう散歩」は悪くないようだが、
「やじうまテレビ!」「モーニングバード!」がよくない。

「バード」は立ち上げたばかりで、
様子見を続けると思われる。

まずは「やじうま」から「治療」することになるのだろう。
テレ朝・朝の大看板であった「やじうま」シリーズだが、
改題やリニューアルを繰り返しているものの
現在は「第4位」をキープする状態。

王者・日テレは「ズームイン」を切って「ZIP」に衣替えし、
一定の成果を得ている。
テレ朝も、三冠王を狙うのなら、このくらいの改革は迫られるだろう。

現在の「やじうま」は未だに原則として「関東ローカル番組」であり、
地方によって放送時間が極端に異なる。

テレ朝では4時55分開始だが、5時25分開始、6時開始、
6時25分開始と系列局によってばらつきがあり、
さらに6時に終了するような局もある。

また、「やじうま」が模倣したとされる
「おはよう朝日です」を放送している大阪ABCは
「やじうま」を一切放送したことがない。

ほかにも北海道や名古屋の系列局では
「やじうま」を番組途中で終了し、自社制作番組に切り替えている。
このため「やじうま」にはスポンサーもつかない。

地方局の対応は、首都圏の視聴率には直接関係はないのだが、
「やじうま」を大幅てこ入れするにも、
自社制作できない非力な地方局にとっては死活問題となりかねない。
変にリニューアルされてますます数字が悪化することもあり得るからだ。

まさに「やじうま」は、全日でもトップを狙いたいテレ朝には、
アキレス腱となっているのだ。

皮肉にも、「やじうま」を蹴り「おはよう朝日です」を放送するABCは、
その「おは朝」が絶好調であり、
2012年、三冠王を達成している。(朝日

この三冠王は、テレビ朝日制作の番組が強くなったからこそ得られたわけで、
ABCにとっては「棚ぼた的勝利」のはず。

逆にテレビ朝日は、ABCが早朝に非協力的なせいで、
三冠王がとれない。痛し痒し。

果たしてテレビ朝日は、三冠王の「悲願達成」できるのか。
地方局を巻き込んで、苦闘は続く。

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「藝人春秋」水道橋博士

「藝人春秋」水道橋博士(文藝春秋)。

たけし軍団の一員「浅草キッド」の、
ちっちゃい方、髪の毛が生えてきた方の著書。
その署名通り、芸人筋には大変評判となっている話題の本だ。

年末近くにネット書店で注文したところ、
初版売り切れで、重版入荷待ちを食らった。
奥付には「12月25日第3刷」とあった。
最高のクリスマスプレゼントであった。

冒頭の序文は、
あえて読点(「、」)を排除したと思われる、
いささか読みにくい文章で、びっくりする。
ただこれは「作戦」なのだろう。

この著書は、博士が雑誌などに寄稿してきた
エッセイ約15本(一部書き下ろしあり)に、
「後日談」を書き加えた構成となっている。

「藝人(芸人)」は、博士自身であり、
かつ各章で紹介する、広義の「芸能人」である。

中学の同窓生であったミュージシャンの甲本ヒロト、
「言葉の魔術師」時代の古舘伊知郎から、
堀江貴文、湯浅卓、苫米地英人といった「奇人的」実業家・文化人まで、
その「藝人」はさまざまである。

冒頭に「クリスマスプレゼント」という喩えをしたが、
そんなチンケなものとは比べものにならないほど、
博士は豊かな語彙で「暗喩」「伏線とその回収」を繰り返す。
くどいくらいに。もうこれは「言葉の芸術」である。

古舘伊知郎の章では、
さながら古舘が乗り移ったかのごとく、
博士が古舘を「実況」してみせる。

お笑いの世界で鍛えた「言葉力」は、伊達じゃない。

そして博士は取り上げる対象の人物に対する、
「興味」という名の愛情に満ちている。

本の中盤に取り上げる堀江、湯浅、苫米地の3人に対しては
「大風呂敷の変な人間」という評は通底しているものの、
どこか「尊敬の念」をもって、記している。

ただし、客観視し「一定の距離感」を常に置く。

たとえば草野仁については「スーパーマン」と絶賛するが、
どこか茶化した感じが漂う。

逆に、業界の大物、テリー伊藤に対しては、
「過去の行状」「現在の奇行」を併記し、
その人物像をつまびらかにしようとする。

(掲載された時期やメディアが違うというのはあるが)
文体を変えながら、「藝人」を紹介していくが、
甲本ヒロトを再度取り上げる章から、
ダジャレ・隠喩のたぐいが減り、少し重たい文体になっていく。

なので、それまでの章のように「言葉の魔術」を使って
グイグイ引き込んでいく説得力は、やや薄れる感はある。

最終章の稲川淳二についても、
これも朝日新聞の記事をすでに読んでいることもあって
衝撃は少なかった(稲川の家族に関するとある事情。
知らなかった人は、驚くと思うが)。

虚を突かれた、と思ったのは、
「あとがき」である。

それまでも、師・ビートたけしについては
随所で触れているし、最後も「北野武」について記すのだろう、
と思っていたら、実際には、「児玉清」のことを取り上げているのだ。

児玉の著書「負けるのは、美しく」を、
その書名が印象深かったという感想とともに紹介する。

死の直前の児玉との、印象深い仕事、
そして得意の「切り絵」を添えた手紙をもらった話を記し、
「この本を、児玉さんに捧げます」と結ぶ。

なんとも意外であった。

(浅草キッド名義含む)博士の著書、
また本書に取り上げられている書籍の
どれ一つも読んだことはないのだが、
「負けるのは、美しく」だけは読んだことがあった。
それなのに内容を何一つ覚えていなかった。

博士は言う。
「本を読む悦びは結末があることだ」。
そういえば、中盤くらいまで読んで、
ほっぽり出している本が何冊もある。

恥ずかしくなった。

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