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2012年11月

融通の利かない宅配業者

よくネット通販を利用するのだが、
宅配業者の融通のきかなさをいつも感じる。

持ってくるのは大手の業者2社が多く、
この地域の担当なのだろう、いつも同じ人なのだが、
日中家にいないことを分からないのだろうか、
夜帰ってくると「ご不在連絡票」が置いてあり、
見ると午前10時とか午後2時くらいに持ってきている。

リタイヤ後の高齢者や専業主婦じゃあるまいし、
そんな時間に持ってこられても…。

「この家は日中はいない」というのを、
担当者なり、業者なり、覚えてくれても良さそうなものだが。
プライバシーとか個人情報とは、また違うと思うし。

さっきもそうだ。朝から所用で家を出るときに、
某宅配業者のトラックとすれ違ったので、
もしや…と思っていたが、
30分後帰宅したらやっぱり「ご不在連絡票」だ。

午前中には配送し直してくれるかと思えば
「スイマセン、午後からになります」。
午後も出かけるんですよねぇ、なんとかなりませんか、
と聞いても「スイマセン、午後からになります」。
結局、夜に配送してもらうことにしたのだが…

なんとも、融通が利かないというか。
宅配業者ってもっと改善できるんじゃないだろうか?

「そんなにせかせかさせるから世の中がせわしなくなるんだ」と
怒られるかも知れないけど…

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ビッグハウス青山店

とうとうこの日がやってきた…といっても昨日の話ですが。
「ビッグハウス青山店」が開店したので行ってきた。

「シティ青山」が緩慢な死を迎え閉店したのが3年前。
2年前に「ビッグハウス」の建設が決まっていたが
その後も進展はなかったのだが、
古い建物がなくなって更地になって新しい建物が…と、
あれよあれよで23日に開店の運び。

広大な駐車場。ダイエー時代も広大な駐車場を誇っていた。
そしてそれはいつも埋まっていた。
あれから幾星霜…

ビッグハウスはベルプラス運営。
言わずと知れたディスカウントスーパー。
近隣では国分通りに店があったがさすがにここからは遠い。

とはいえ、この青山エリアはスーパー激戦区。
マイヤ、いわて生協、ユニバース、ジョイス…
そこにあえて割って入ったわけだ。
競合店は各自対抗セールにいそしんでいたようである。

店内は至って普通のビッグハウス。
店員の接客も、どっちかというと愛想が悪い方になる(特に男)。

「一物三価」がウリの、まとめ買いを想定した店だ。
どこかのバアさんが、ある特定メーカーの醤油のありかを店員に聞いていた。
地元系の中小メーカーの品。当然、あるわけない。
そういうきめ細かい品揃えをするような店ではない。

流儀に従ってどっさり食料品を買い込み店を出る。

広大な敷地にはテナントもたくさん。
ツルハドラッグ、100円ショップ・セリア、着物屋、パソコン教室、美容室…
フィットネスクラブだけは間に合わず、いまも建物が建設中であった。

そういえばシティ青山時代は
ダイソーがあったり、サンドラッグがいた時代もあったな…と昔話。

ツルハは近隣地からの移転。
以前は元デンコードーの店舗に居抜きで入っていたが、
駐車場のためにセットバックした店舗で、やや目立たなかった。
移転後のここはロケーションとしては最高だろう。

セリアは地味に店舗数を伸ばしている。
どちらかといえば女性客を意識した営業をしている。
若い主婦層にはダイソーよりもウケがよい。

で、ミセスたちはビッグハウス、ツルハ、セリアを賢く使い分けるのだろう。
たとえば石けんや洗剤はこの3つの店すべてに置いてますからね。

でかいビルだったシティ青山と比べ、
平屋建ての建物が並ぶ構造で、
駐車場からは周りがよく見渡せるようになった。

道路を挟んだ向こう側にある、モスバーガーがあるショッピングモールやら、
回転寿司店との相乗効果も期待できそう。
よく考えられている。

まあ正直言って、店のラインナップからすると
新味はさほどないし
着物屋やパソコン教室は、あれっ…という感じはするけれど、
3年半の間、廃墟あるいは空き地だった当地に
商業施設が戻ってきた意義は大きい。

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なぜ、タイトルだけで人は新書を買ってしまうのか?それとも買わないか?

最近、ビジネス系の新書に増えている
「なぜ、○○は○○すると○○になってしまうのか?」という、
疑問形のタイトル。
キャッチーで、かつ「なぜなの?」と思わせるのがミソ。
で、実際にはその答えに触れているのは
書籍中のごくわずかな部分にすぎなかったりする。

火を付けたのは「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」だろう。
この著書を上梓した若い会計士はだいぶお儲けになったそうである。
「会計士はなぜ本を書いて儲けるのか?」という本を書けば、
さらに儲かるのではなかろうか。

…まあ、こういう書名は著者自らが考えるほかに、
出版社やプロダクションの関係者が知恵を絞ることもあるそうだ。

そりゃそうだろう、売れない書名よりも、売れる書名のほうがいいに決まっている。
名前は大事ですからね。

「おいしい刺身の食べ方」という書名よりも、
「なぜ刺身には、ブルーベリージャムをつけないのか?」と
言われた方がドキッとするもんね
(たとえが変なのは許してね)。

出版不況と言われる現代(まあおしなべて全部不況なのが今のニッポンだが)、
少しでも売れるために工夫するのは当然のこと。
ならば、多少書籍の本題からはそれたとしても、
キャッチーな書名をつける方向になるだろう。
しかも新書や文庫は、基本的に装丁が統一されているから
刺激的な書名をつけないと無視されがち。
ネット書店でも、他の書名に埋もれるようなものでは
クリックしていただけないわけである。

ただ、どこもかしこも「なぜ○○なのか?」式の書名で、
多少飽き飽きしてきたのも事実。
みんな慣れちゃって、ちょっとやそっとじゃドキッとしなくなる。
以前指摘したような、テレビで連発される「衝撃」「爆笑」「号泣」と一緒。

「なぜ、本は売れないのか?」
…そんなタイトルを付けても、
海千山千の出版関係者の心には、もう届かないだろう。
そりゃ出版不況にもなりますわな。

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申し訳ない

当ブログにいただいたコメントを公開するのを失念していたら
コメントいただいた方から「非公開とは何事か」
「もうこのブログは見ない」とお怒りのコメントを頂戴する。

大変失礼いたしました。
何も作為はございません。単なるうっかりです。

…ダメだねぇ。
こうやって読んでくださる方が離れていくのだなぁ。

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食のハードパンチャー

遠野市に行ったら、食事で必ず立ち寄るのが
食堂「伊呂波」。

中に入ると至って普通の食堂なのだが、
「味とボリュームの店」と標榜する通り、
とにかく盛りが多い店である。
客の95%は男。女性が入っていたのは1回しか見たことがない。

接客をするのは2人のオバちゃん。
奥のキッチンにはオジさんもいるようであるが、
声しか聞いたことがない。

カウンターは3席しかなく、
イステーブル4つと小上がりのテーブル2つ。
混んでいるときには相席もあると思う。
それと禁煙ではないので注意されたし。

名物は「とん吉ラーメン」。
とろみのついたピリ辛スープのラーメンであるが、
そこは「盛りの伊呂波」、本領発揮。
洗面器のような大きさのドンブリに入って出てくる。
しかも小盛りながらお茶碗に白めし(+お漬け物)のサーヴィスまで。
もちろん普通のラーメンもある。

先日は「お得なセット」としてプッシュされていた、
「天丼セット」750円にトライしてみた。
天丼+麺類のセットで、麺はラーメン、そば、うどんから選べる。
まさに「炭水化物のラッシュアワー」である。

お腹もすいていたので、なんと「天丼+ラーメン」をチョイスしてしまった。
しかしこれがまた…。
天丼は普通盛り、ラーメンも普通盛りで出てくる。
どちらかが小盛りじゃないんですよ。

「普通+普通」なのだから、一緒に食べれば大盛以上なのだった。
これはものすごいハードパンチだった…。

天丼は揚げる音も聞こえてきたので、
揚げたてであることはまちがいない。
サックリとした野菜天ぷらが美味。

そしてラーメンはスタンダードな味わいだが、
これ以上濃厚では天丼に合うまい。
いや、そもそも天丼にラーメンを合わせること自体が
異種格闘技戦の様相なのであるが、
あっさり味のラーメンだからスルッといけてしまう。

いけてしまうのだが、やはり我々素人には、
アントニオ猪木×モハメド・アリの戦いは高度すぎる。
もうすぐにおなかいっぱいになってしまった。

しかし残すのはダメだ、と教え込まれた昭和の子は、
無理をしてどうにか完食するのだった。
もちろんサーヴィスの漬け物まで。

「世紀の凡戦」どころか世紀末決戦を終えた気分で、
オバちゃんに750円を支払って店を出たのがちょうど12時。

仕事を終え、盛岡市の自宅に帰宅したのが夜7時だったが、
まだ何も食べる気にならなかったもんね。
まさに「食のハードパンチャー」、伊呂波で
次はどんなマッチメークをしようか、
いまからとても楽しみ。

というわけで、どぶろくよりも河童よりもジンギスカンよりも、
個人的には伊呂波が「遠野の代名詞」なのである。

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テレビは昔に戻るべきか

テレビの地位低下が叫ばれて久しい。
パソコンや携帯電話に客を取られ、
テレビを見てくれる人が相対的に減っている、と。

まあそうはいっても、まだまだテレビヲタのシミにしている…
じゃなくて「テレビを楽しみにしている人」は多い。

まあ一度手にしたパソコンなりタブレットなり携帯なりスマホなり、
人々が手放すとは思えないので、
テレビに再度振り向かせるのは容易なことではないだろう。

テレビがつまらなくなった、と単純にみな言うけど、
確かにうなずけなくもない。
昔はもっとワクワクして見ていたものだけど。

番組表を見ても、同じようなラインナップばかり…
と言われることが多いように思う。
韓流とテレビショッピングばかりのBSのことではなく、
地上波のことである。

1分でも早く始めて客を取ってしまおうってんで、
番組を7時56分とか、半端な時間帯から始まる番組も少なくない。
内容で勝負できないのか、と思うけど、
テレビマンに言わせりゃ「そうは言うけどさ」なんだろうな。

でもオモシロけりゃ、他の番組より5分始まるのが遅くても、
みんな見ると思うけどね。

そもそもゴールデンタイムの番組が1時間番組ばかりになっているのは
どういうことだろうか。
15年くらい前までは、30分番組の2本立てが19時台に並んでいたものだ。

無理に1時間にするものだから、
間延びしたような番組が少なくない、と思いませんか?

だったらスパッと30分で切り上げても、いいんじゃないの?
スポンサーのからみが理由だとしても、さ。
2本立てにして見てもらったほうがよくないかな?

2時間スペシャルも最近多い。
19時台と20時台、1時間のレギュラー番組2本のはずが、
2週おきに「A」と「B」の2時間スペシャルを
交互に放送する、という例も散見される。

そもそも長時間スペシャル自体が多すぎるのであって、
春・秋の改編期とか、年末年始だからといって
2時間や3時間スペシャルで固めなくてもいいのでは、と思うのだ。
30年くらい前は年末近くても通常編成だったりしたものだ。

いまじゃ、12月も20日すぎると、クリスマスだ、年末だ、と
スペシャルまみれになってしまう。
それって視聴者は望んでいるのかね。

あと、東京のキー局だけでなく、
大阪の準キー局もゴールデンタイムに枠を持っているが、
だいたい、東京のプロダクションに制作を丸投げしている。

昔は大阪で収録した番組も、けっこう全国ネットされたものだが…
これだけ関西弁が人口に膾炙したというのに、
大阪発が少ないんだよね。

昼に「ミヤネ屋」という成功例もあるんだし、
また、大阪から全国に発信してみてもいいのではないか。

進化した時計を元に戻したって、
何も生まれないよ…と笑われるかも知れない。

ただ、テレビマンや広告代理店が「進化」と思っていることは、
実は「退化」かも知れないのだよ。

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桂文枝襲名披露興行

本日、岩手県民会館大ホール、18時半開演、21時5分終了。

最近入り用でチケットを買っていなかったが、
急遽当日券で飛び入り参加。
1000円高かったが、しょうがない。

階段を上りきったところで、
白髪とヒゲの紳士がお客にペコペコ頭を下げていた。
ゴエティーニョ」でちょっと映ってたよなぁ、このおじさん…。

キャパ約2000だが3階席はカーテンがかけられクローズ。
1階席はほぼ埋まっていて、9割は越えていたか。

割り当てられたA席はとうぜん後方だったが、
前の座席のアタマに遮られるようなこともなく、まずまず快適。

18時半開演。
緞帳が開くとステージ後方には大きな松の絵。

まず開口一番には文枝一門の「秋田在住芸人」桂三若
開口一番であるが、東京で言えば真打ち格。ゼイタクなものだ。
良く通るダミ声で演題は「生まれ変わり」。旧・三枝作とのこと。
地獄に行った男が来世について係員と相談するという新作。

前座が見台と膝隠しを片付けて、登場したのは桂文華
失礼ながらお名前も初耳。
「落語界の妖怪人間ベロと呼ばれております」。Wikiに書いてるのと同じ挨拶で笑いを取る。
酔っ払い旦那を巧みな語り口で演じる「悪酔い(替り目)」。

前半ラストは「笑点のシロ」春風亭昇太。
相変わらず「貫禄のない貫禄」を漂わせながら、
軽妙な語り口で「短命」。

ただしマクラのほうがだいぶ長く、
石川遼の話から「さわやかですよねぇ、結婚するんですってねぇ」。
でも人間の幸せの量はみな同じ、
幸せが多い人には必ず不幸もついてくる。
落合監督にはあの奥さんもいるし、野村監督にもあの奥さんが…

もちろん笑点の話も。
「私は独身キャラですが、大喜利はみなキャラがある。
恐妻家、腹黒、一人おいてバカビンボードロボーハゲ」。

ここで休憩。トイレに向かうと、
一番後ろの方の席に派手な格好をした青年二人。
岩手在住吉本芸人「アンダーエイジ」であった。
関係者席にでもいるのかと思いきや、あんな席で見てたのか。

休憩後、口上。
緞帳が開くと赤毛氈の上に5人がうやうやしく座っている。
下手から桂きん枝、昇太、文枝、ぼんちおさむ、里見まさと。

ステージ奥にはスポンサーの「ほっともっと 桂文枝さん江」と書かれた幕。
確かに、スリムクラブとCMキャラやってるよなぁ…
でも「ほっともっと」って盛岡にないどころか、
岩手全体でも盛岡から100キロ離れた一関市の1店しかないんだけどね。

まあそれはどうでもよく、
往年のテレビっ子には「プロポーズ大作戦」の桂きん枝、
そして漫才ブームを彩ったザ・ぼんちがいるだけで興奮そのものである。

きん枝はプロデュース役を買って出ているらしく、
この日はこの口上のみ出演。
「岩手県民会館」を噛み「岩手県民かいこん…」。笑いが起こる。

つづいて里見まさと。日曜にテレビ出てたな。
きん枝は幼稚園、小学校、中学校の2年先輩だったそうな。
「岩手県民会館も言えない、ダメな先輩で…」

ぼんちおさむは得意の口調で。まさとが話した
「若い頃、三枝師匠の爪の垢を煎じて飲みたかった」という話を広げ、
「刑事を16年やってたので爪の垢を採取するのは得意」。
で、文枝の爪の垢を煎じて飲んだら「下痢しました」。

昇太は「三枝師匠は若い頃から見ていた」と。
同じく子どもの頃から見ていた笑点。
「あの時見ていたおじいさん達が、今でもおじいさん」。

本来、主役の文枝は口上で頭を下げ続けなければならないのだが、
ステージ上のメンバー全員でツッコミ続けるものだから、
おさむの挨拶の段階で頭を上げていた。

一旦緞帳が下がり、再度上がると今度は金屏風。
ザ・ぼんちが登場。「A地点からB地点まで」である。
まああの頃の面影はほとんどなく(笑)、
まさとは60歳、おさむは12月で60歳なのでまだ59歳だ、と自慢気に。

しかしさすがはベテラン、
これぞ上方漫才、というのを堪能させていただいた。

「老化」を題材にしたネタであったが、
おさむが「家に入ると廊下があって突き当たるとリビングや」の天丼を繰り返し、
笑いを増幅させる。そしてときどきおなじみの口調で爆発する。
そこに絶妙のタイミングでポンと突っ込むまさとのベテランの味。
さすがでした。良かったなぁ。
おまけで披露したハーモニカも良かった。

そしてトリ、桂文枝。

襲名後、大阪でおばちゃんにサインをねだられた話。
「あんたももらい!」「キムタクじゃないからいらん」。
子供には「いらっしゃ~い、やってぇや」と言われる。
「文枝に"脱皮"したんやろ」。襲名したんや、というと
「シュウメイってなんや」。脱皮みたいなもんや。

見台を一閃叩いて「タカノくん!」…落語の本編へ。
文枝の世界、「創作落語」の始まりだ。

根多は「童謡酒場」、正式名称は「赤とんぼ」とのこと。
童謡好きな部長に振り回される部下の噺。

埴生の宿」を歌いながら「水島、一緒に帰ろう」。
「帰りたいのはワシやがな」でオチ。

途中で文枝が矢継ぎ早な童謡メドレーに入るともう笑いの確変。
鈴々舎馬風の「美空ひばりメドレー」を思い出したよ…。

緞帳がいったん下りたが、再度上がって文枝の挨拶のサービスも。
終了は21時5分であった。

2時間半盛りだくさんの内容。
1000円高い当日券に一旦躊躇してしまったが、
ケチらず行ってよかった…。

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適質の敵失

うまいコメ、列島激戦 北海道・九州産からトップ3」(朝日)。

コメの食味ランキングで、
米どころ・新潟や東北の評価が落ち、
北海道や九州の評価が上がっているという。

北海道も九州も米作りには適さない地域だったのが、
地元の努力で上質なコメを作ることに成功。
いっぽう新潟や東北は今夏の猛暑で、
不出来ぎみで好評価を得られないのでは、という。

相対的に北海道や九州の地位が上がり、
東北・新潟の地位は下がっているようだ。

記事には書かれてないが、震災による直接被害や、
風評被害も暗い影を落としているだろう。

こう言ってはなんだが、北海道や九州のコメ関係者は
「ここぞ」とプロモーションやマーケティングに努めたことは、
想像に難くない。

もちろん、北海道・九州の生産者や研究者たちが、
「マズい米」「鳥またぎ」と呼ばれてきた米を
カイゼンすべく努力してきたことは認めるべきだろう。

ただ、九州も北海道も、
ほかにも美味しいものがいっぱい獲れるのに、
今度はコメかよ…とは率直に思う。
そんなの東日本だっていろいろ穫れるだろう、と
ツッコミされるかもしれないけど。

風評被害だってジミ~に広がっている気配はある。
九州方面の人はとくにかまびすしい気がする。
これ以上いじめるかね。

乗り越えるべく、がんばるしかないのだろう。

総理大臣でさえ「TPP」なんていうことを言う時代。
「守ってくれ」と甘えるのはもうやめて…。

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売れるものを作ろうよ

立ち寄ったスーパーで
「震災復興フェア」みたいなコーナーがあって、
「被災地の方々が作った」という品物が売られていた。

ちょっと見てみたんだが、
ほしいものがないのね。
実用的じゃない「グッズ」系ばかり。

素直に「売れる」ものを作った方が、
被災された方々にとってはプラスになるはずなのに…

「被災地の方々が心を込めて作りました」。
「素直」なだけでは、消費者はそっぽを向く。
震災から時間も経過し、
もう同情を買うことはできない。

正直、「グッズ」を作るのは、
マーケティングとか消費者動向とか
よく知らない主婦とかだろうから、
「置けば誰かは買ってくれる」と思って、
誰も買ってくれないようなものを作ってしまうのだろう。

で、売れ残った「グッズ」たち(しかもご丁寧に目や口がついていて、
「誰かボク達をもらってください」と訴えている)は、
お店の人や関係者が、イヤイヤ買い取るんだろう。

なんだか気の毒。

グッズ作りの主婦達に
「あなたたちは、客としてこれがほしいですか」と、
現実を突きつけるようなことができる人が、
そばにいてくれればいいんだけどねぇ…。

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パチンコ屋の広告費

きのうもきょうも、新聞に織り込まれる
パチンコ屋のチラシ攻勢はすさまじい。

新機種なのだろう、どのチラシも
アントニオ猪木のCGキャラと、
「海物語」の「マリンちゃん」ばかり。

デザインをちょこちょこ変えているだけのチラシが
数種類も届いている。
これで客が行くのかねぇ、と思えば、
パチンコ屋には朝から行列だ。
まあ、広告費をかけるだけの効果はあるのだろう。

パチンコ屋のテレビCMも多い。
なにしろ、地方テレビ局の重要な収益源である。
禁止されたらいくつかの地方局が危機的状況になるかもしれない。

チラシと同じでCMも大差なく、
派手目なCGと陽気なBGMが始まったら、
たいていはパチンコ屋のCMである。
だいたいどこの県でも同じようである。

チラシもCMも、数は多いが似たり寄ったり。
まあ、パチンコ屋なんて、
提供するサービスには差がつけられないからね。
あとはもう、好みの問題でしかない。

嫌われる店がありそうなものなのに、
だいたいどこの店も座席は客で埋まっている。

大量のチラシ、大量のCM、大量の客に、
大量の現ナマが動くパチンコ業界を、
横目で、他人事で見つめるのである。

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人間はそうそう「衝撃」を受けない

毎朝見ている某番組。
(当ブログで折に触れている番組だが)
アナウンサーがよく「衝撃の事実が明らかになりました」と
CM前に言う。

で、聞いてみれば別に驚くような事実でもなかったりする。

「世論調査でいままでと正反対の数字が出た」くらいでは、
関係者でもなければ驚かない。
というか驚かなくなった。

なぜって、いつも「衝撃の結果!」「衝撃の事実!」って、
「衝撃」ばっかり惹句で使うんだもの。

そもそも、「衝撃」というのは「驚天動地」な事実に使うべきであって、
やたらめったら使っちゃダメだと思う。

同じようにマスコミが誤用を乱用したあげく、
間違った意味が定着してしまった言葉に「号泣」がある。

「号泣」は「ワンワンと声を上げて泣く」ことである。
「号」は「怒号」の「号」、叫び声のことだから、
叫ぶようにして泣く、というのが「号泣」の本来の意味である。

しかしスポーツ紙やワイドショーは、
タレントやスポーツ選手が「むせび泣く」様子を伝える際、
「涙」「感涙」「悲嘆」では弱いから、と
強調したくて「号泣」という見出しをつけてしまう。
結果、ウルウルしているような状況でも「号泣」になってしまった。

人間はそうそう「号泣」しないはずなのに、
ちょっと涙をポロッとこぼしただけでも「号泣」になる。
おかしい用法なのに、すっかり定着してしまった。

「衝撃」だって、そのうち「びっくりした」、とか
どうでもいいようなことに使われるようになるんじゃないか、
と危惧している。

「つまづいて衝撃を受けた」
「スパゲティを食べていたらミートソースが服にはねて衝撃だった」
「おつりが5円間違っていたことに衝撃」…

こんな日本語になるなんて、それこそまさに「衝撃」だ。

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