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逆ショールーミング

ネット通販が盛んになり、起こっている現象が
「ショールーミング」。

リアル店舗(実際に入れるお店)で、商品を品定めするが、
そこでは買わずに、自宅に帰ってから
もっと安く買える「ネット通販」で買ってしまうことを指す。

ヒドいのになると、店の中で商品だけ見て、
ケータイやスマホをいじってネット通販で買ってしまう「猛者」もいるという。

まさに実店舗が単なる「ショールーム」でしかない、という状態だ。

Amazonの場合、どれだけ安くても送料ゼロ。
楽天市場などでも、ある程度の値がさがある商品なら送料はゼロとなり、
また、たいがいの場合(!)実店舗よりネット通販の方が安いので、
「ショールーミング」が起こってしまうのである。
かくいう自分もいままで何度それをやったか…。

安さだけを追い求めれば、ショールーミングは
(店には悪いけれど)消費者として走ってしまう行動だろう。

しかしよくない面もあって、
返品がやりにくい、いざというときの保証が弱い、
といった、「買った相手が身近でない」というリスクである。
これはケータイが登場する以前の通信販売の時代と、
変わらないリスクであろう。

パソコンやケータイという「文明の利器」があるとしても、
物理的な距離はどうしようもないのである。

先日、Amazonで書籍を調べていた。
最近は「なか見検索」と言って、
書籍の中身がある程度パソコンで確認できるのである。

おもしろそうだ、買ってみよう。
そう思ったのだが、通販の弱点は
「日にちがかかる」ことなのだ。
その場で「ポチッとな」しても、Amazonの場合、
2日くらい待たないといけない。

これが電化製品とか高額商品になると、
ある程度待ってあげられるのだが、
「本」となると、すぐ読みたいのに…と思ってしまう。

で、パソコンの電源を落として、
そのまま近所の大型書店(最近は小さな本屋がみんなつぶれてしまったので…)
に行って、その本を買ってきてしまった。

まさに「逆ショールーミング」である。

Amazonは本1冊、電池1個でも送料無料なのは
ありがたいのだが、どうしたって日数がある。

そして、本1冊とか電池1個でも、
結構な大きさの箱で届けられる。

ロジスティック的なことを考えれば、
箱の種類を増やすほうがよほどコストになるので、
Amazonでは小物でも、そこそこ大きな箱に入れて配送する。

そうすると、ゴミが増えるんですよねぇ。
段ボール箱ってかさばるし、
月に1回しか回収してくれないもんで…。

というわけで、
Amazonで立ち読みして、実際の本屋で買ってしまったのである。

本屋で立ち読みして、あれもこれも買うと重いから
Amazonで買っちゃおう、という経験をした方もいると思うが、
逆パターンもあるのだ。

何を言いたいかと言うと、
ショールーミング対策。

ネット通販は「安い」かもしれないが、
デメリットもある。
実店舗は、そこを突くといいんじゃないか。

家電店であれば「買った店で面倒を見てくれる」。
書店なら「待たされなくていい」「ゴミが出ません」。

露骨に「アマゾンや楽天なんかで買うと
かえって面倒ですよ」などとは言いにくいので、
さりげなく言わないといけないとは思うが…。

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コメント

先日、電動シェーバーの替刃を購入しようと某家電量販店に行ったら、外刃はあるけど内刃が無い。
値段もけっこう高い!安いAmazonで買っちゃいました。
でも替刃2つが、ばかでかい箱に入ってくるのはジャマですね。
少し前までは「ネット通販なんて・・・」と思っていましたが、安さが違いますね。
なるべく地域にお金を落とそうと考えていますが、富裕層と呼ばれるような類の人間ではないので、やはり安いほうへ流れてしまいます。

投稿: てるりん | 2012.10.10 08:47

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