「被災地のため」とは…
「被災地には後回し!?復興予算にシロアリの群れ」(毎日jp)。
要するに、「復興予算」という国の予算が、
被災地の住民支援ではなく、
直接関係の無い公共事業などに投下されている、
ということを批判する記事である。
記事に箔をつけるためか、
宮城県選出の国会議員に怒らせてみせているのだが、
どうも違和感を感じる記事だ。
なんというか、「批判するための批判」のような…。
確かに、住民支援などに直接資本を投下することは、
見た目上は正しいことかもしれない。
しかし、「経済の活性化」をするための間接投資も、
必要なのではないか。
そりゃ、話題になった「復興予算で沖縄に道路を作る」などは、
言語道断だと思うが、
この記事は、「間接投資はすべて悪」のような言い方に読めるのだ。
後半の早稲田大大学院教授のコメントも変。
復興予算が20兆円を越えていることを批判したいがために
「深刻な被災者は50万人と仮定し、1人に1000万円配っても5兆円で済む」
なんて、おおざっぱもいいところ。
「深刻な被災者」と「深刻じゃない被災者」の差は?
それを峻別した上で「オールオアナッシング」なの?
50万人の根拠は? 1000万円の根拠は?
たとえ話だから真に受けるな、と言われても…。
いずれ世の中ではこういうのを「バラマキ」というんじゃないの?
「直接投資は善、間接投資は悪」なんて、
復興はそこまで単純じゃない。
記事では被災地の芸術家の海外公演に対する予算も
やり玉に挙げているが、
「〇〇が被災地を勇気づけている」なんて記事、
いくらでも読みましたけどねぇ。
空疎な正義面こそ、何の役にも立ちませんよ。
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コメント
「何でも良いから、さっさと被災者が生活しやすい街にしろ!」
なんて思っているのは、私だけでしょうかねぇ(苦笑)
投稿: てるりん | 2012.09.14 08:39