実はあの人って…
BSの番組で「石川啄木」の特集をやっていた。
没後100年ということで見直そう、ということだったが、
番組では「石川くん」という、啄木の現代語訳を手がけた作家が出演、
「夭逝の文豪」と誉め讃えられがちな啄木を「ダメ~な兄ちゃん」として、
親しみやすい人なんだ、ということを紹介していた。
今でこそ有名になったが、啄木は怠け癖があって女好きなダメ人間、
という評価?が高まりつつある。
といっても今日のBS番組では「23歳を期に改心した」ということも
別の評論家から語られていたが。
「ローマ字日記」という、啄木の書いた有名な日記がある。
今日初めて「どぎつい」と評判の部分を、
原語(といってもローマ字だが)で読んでみた。
なるほどこりゃひどいわ。手首まで…って(笑)
これに比べりゃ、ジェームス三木のスケベメモなんて、
パンダ面ジジイの戯れ言にすぎない
(まあ、あれはあれでジェムミキの評価をだいぶおとしめたが…)。
岩手が誇る郷土の偉人、二大巨頭のもう一人、
宮沢賢治も「聖人」の評価が高いが、
浮世絵収集の趣味があり、実際は「春画コレクター」だった、という話もある。
そう聞くと、一気に親しみやすくなるではないか。
1000円札の顔、野口英世も「日本が誇る偉人」と言われているが、
研究熱心の一方で、金にはかなりだらしない人で、
恩師に金を無心したり、研究所から借りた本を勝手に横流しして換金したり。
さらに、婚約者を「ブサイクだから嫌い」と公言してはばからなかったという(Wikipedia)。
しかし「業績」のほうが大きすぎて、
結局、野口のそういう「人間くさい部分」は語られず、
「偉人」として、キレイな部分だけが語り継がれてきたわけである。
まあ当たり前の話だけれど…。
聖人君子なんて、この世にはいないんだよ。
みんな人間なんだよ。
…そう思うと、なんとなく勇気づけられるのである。
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