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平和な珍提案

野村證券の株主総会を前に、特定の株主から「珍提案」が100個も出されたという(毎日)。

そのうち18が決議事項として、総会にかけられることになったという。
残りの72は、よほどひどかったのだろうか。

野村ホールディングスではなく「野菜ホールディングス」に改名しろ、
略称は「YHD」にしろ、「野菜、ヘルシー、ダイエット」と覚えてもらうこと、
極めつきは「会社内の便器はすべて和式にしろ。
いまが「ふんばりどき」、下半身の粘りを強化しろ…。

常軌を逸した提案の数々は、野村HDのWEBサイトでも公開されている。

これがまあひどいもので…
取締役会は、これらの提案に「全て反対する」としており、
多くはその理由すら書かれていない。

野菜ホールディングスの件では
「17モーラ(音節)もあれば、俳句も詠めるというものだ」。
株主総会での万歳三唱を廃止せよ、
会場は狭くてワキガの株主も多いからだ。
東電、関電に対する融資を禁止せよ、
ハシズムに同調するように見せかければ商行為でたんまり稼げる…

まあ、読んでもらったらいい。下手なダジャレより面白いからだ。
これをすべてひとりの株主が提案したというから驚きである。

昔「知られざる特殊特許の世界」なる本を読んだことがあるが、
あれに近い印象を抱く。

有り体に言えば「頭のネジが外れた人」なのだ。
それを野村證券は一応「お受け」して、
真面目に株主総会にかけねばならないのだ。

中には役員報酬とかストックオプションとか、
まともそうな提案もあって、
それについては取締役会から理由も付されている。

まともなことと、おかしなことを両方言い続ける人。
一番やっかいな人種である。
そんな人が野村の株を持っていて、
一言言う権利を保有しているのだ。

株主総会はさぞ、笑いに包まれるだろう。
そういう意味では、有り難い株主なのかも知れない。
この閉塞しきった世の中を、お花畑に変えてしまうのだから。
日本が平和でよかったよ…

(追記)
この株主が「ZAKZAK」の取材に応じたとのこと。
曰く、目立つためにエンターテインメントを意識したのは否定しないが、
取締役会は比較的まともな提案を排除して、
変な提案を中心に18個だけ残すことで、
自分を「面白おかしい株主」に仕立て上げようとしたのでは、
としている。どこまで本当かはよくわからない。

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