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東北六魂祭

5月26日~27日に盛岡市で開催される「東北六魂祭」。
東北6県の県庁所在地の祭りが一堂に会する一大イベントである。

開催前に、盛り上がってないと書いたが、
やはり気になるもので、26日の午後、見に行ってみた。

盛岡駅前から、肴町あたりまで、
車道には自動車の立ち入りが制限されており、
歩行者天国状態となっていた。

観光客は2日間で20万人を見込む、と言っていたが
まさかそんなに来るわけないよ…と思っていた。

結果から言うと、「盛岡市内にこんなに人がいるのを見たのは初めて」、
というほどの観覧客が訪れていた。

Rokkon01

特に、パレード会場となる中央通はすさまじい人の入りで、
帰るときも歩道が「大渋滞」を起こしていたほどである。

ただ、後述するが、仙台の第1回のような「パニック」はなかった。

パレード前に、「盛岡城跡公園」(岩手公園)や
「芝生広場」(歴史文化館後方)のイベント会場も立ち寄ってみた。
お祭りにつきものの出店、結構な人出があった。

Rokkon02

出店の前でなにやらトークをしている「アンダーエイジ」。
なお総合司会を務める「ふじポン」ともすれ違ったが、
1日目にして、けっこうお疲れのようであった。

芝生広場から道路を挟んだ反対側にある中津川河川敷では
「チャグチャグ馬っこ」が行われていた。

河川敷はイベント用に開放されることもあるが、
この日は待機する係員のほかは、馬がたたずむだけ。
静かなこと極まりなし。ここはもう一工夫必要かな、と思った。

Rokkon03

パレード会場となる中央通。すでに相当な数の客がおり、
午後3時のパレード開始の30分前に並んだのだが、
もうすでにパレードを見るのに事欠くことが予想できるほどの客入り。

「盛岡さんさ踊り」でも、こんなに客が来ることはない。
さすがは「東北六魂祭」である。

なにしろ、盛岡でははじめてのビッグイベント。
仙台市での第1回は人が集まりすぎてパニック状態になり、
パレードが中止になったほどである。

しかし第2回となる今回は、準備不足と思われたが
実際にはかなり周到に準備をしたようで、
交通整理、会場誘導などがきちっと行われており、
パレード中止などの事態には至らなかった。

午後3時、パレード開始。
市役所前から盛岡駅方向に、中央通を練り歩く方式である。

口火を切る秋田の竿灯は、パレードするわけにはいかず、
岩手銀行本店前でパフォーマンスを繰り広げた。
風であおられ倒れるたびに大きな歓声が響く。

Rokkon04

青森ねぶた。間近で見るとド迫力である。
事前に人が集まらない、と言われていた「ハネト」。
どうやって集めたのか知らないが、パレードには多くの「ハネト」が出陣していた。

山形の花笠。「めでため~で~た~の~」花笠音頭とともに、
女性たちが踊る。

周りの客は、竿灯やねぶたのダイナミックさに比べると、
地味だね、と言っていた。
比べるものではないと思うけどね…でも、
人の生け垣の後ろからは、ちょっと見づらいかな、とも。

仙台の七夕。といってもボンボリがパレードするわけではなく、
「仙臺すずめ踊り」で練り歩いた。初めて聞いたな…。
ハッピに袴、素足に雪駄のいなせな姿の男女が快活な踊りを見せる。

Rokkon05

一番驚かされたのが「福島わらじ祭り」。
大きなわらじを担いだ男たちが練り歩くのも圧巻だが、
それだけではパワー不足ということなのか、相当なアレンジが加えられている。

「ワラジー! ワラG!」という感じの、ヒップホップ調の
お囃子というにはあまりに現代的なミュージックに乗せて、
Tシャツにズボンというお祭りらしからぬ格好の女性たちが
現代的なダンスを披露するのである。

トラディショナルなお祭りをやるだけでは客に飽きられる、
時代に合わせた工夫も必要だ、というのを学んだような気がする。

トリは盛岡。まずは露払い?で盛岡市長が先導し「盛岡山車」が登場する。
子供の「やーれやーれやーれ…」という、やる気のないかけ声は、
盛岡の秋の風物詩である。

「なぁんだ、盛岡の祭りが一番地味だね」と思わせておいて、
真打ち・さんさ踊りの太鼓で締めくくる。

Rokkon06
やはり盛岡はこれですな…

ということで、盛岡さんさを見届けて、パレード終了を前に会場を後にした…のだが、
これがものすごい人の入りで、見物客をかき分けるようにして、
というと大げさだが、なかなか会場の外に出るのに難儀した。

事前PRは、首都圏では盛大だったようだが、
地元ではあまり宣伝されていないように感じていた。

地元民まで集まったのでは、仙台のパニックの二の舞になってしまう。
「地元でのPR不足」は、おそらく「計算上」だったのかな…と思う。

プロデュースする「電通」の巧みさなのか。
いや、単なる無計算かもしれないけど。

初日は11万5千人の入場者があったとのこと。
駅の大混雑、熱中症などのトラブルはあったものの、
これは想定の範囲内だろう。

「ねぶたはあまりヨソに出してほしくない」などの意見もあるようだが、
東北のお祭りが一堂に会する意義は大きい。

次回以降、6県の県庁所在地を巡回していくはずなので
少なくともあと4回は開催されることになるだろう。
各県庁所在地なり、各県に及ぼす影響は少なくない。

そして「お祭り騒ぎ」を一過性のものにせず、盛岡、岩手、そして東北に
これからもお客さまに来ていただけるよう、
そして住む我々も盛り上げていくよう、努力していきたいものである。

※しかし、駅から大通りに至るまでの複数箇所で、、
 何の宗派かは知らないが、キリスト教の一派が
 大音量で布教活動をしていたのにはまいった。
 雰囲気ぶちこわしである。

 マタイ書に書いてあっただろう?
 「神はこう言われた。空気を読め」と…

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