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ジョイス、アークス傘下へ

ジョイスのアークス傘下入り。
昔なら脊髄反射してブログを書く話題だったんだが…
鈍ってますな。

ま、こんなオタクが言うことなんかより、
ミヤケン先生(盛岡近辺ではおなじみ)が
各メディアで述べている見解のほうがよほど的確だと思うので
ここまでほっといたわけだが。

流通業の激戦は誰でも分かっていることだが、
ジョイスとしては、黙っていれば誰かに叩き殺される、
その前に、自分を「庇護」してくれそうな大手の傘の下に入ろう…
という目論見だろう。

アークスは「八ヶ岳経営」を標榜しており、
グループ内に入れた企業を無理に吸収合併したり、
経営方針を押しつけたりして「全て平地」にするのでなく、
それぞれの自主性を尊重しよう、グループ内でも
山あり、谷ありでいこう…という方針なのだそうだ。

昨年アークス入りしたユニバース(八戸市)も、
アークス傘下に入ったからと言って運営方針が大変わりしなかった。
ジョイスも、そこを魅力に感じたのだろう。

他のグループなら、仕入れルートから店内の内装から、
全部押しつけて来て、結局吸収合併に持っていくはずである。
イオンとか、イオンとか、イオンとかね…。

いずれ、同じグループに入るわけだから、
ジョイスとユニバースはこれまでのようにいがみ合うことはなくなるだろう。
店舗網のスクラップ&ビルドはある。

その象徴は皮肉にも、今年オープンした、
ジョイスの八戸店だったりするわけだ。

北海道企業のアークスとしては、
このままどんどん南下していって、
規模の経済を目指していくはずである。
山形のヤマザワとか(でもここはCGCじゃないので、ないかな)。

西日本でも中堅スーパーがイオン傘下に入るなど、
「中小チェーンは生きにくい時代」になっている。

ベルプラス・マルイチが秋田のチェーンと合併に失敗するなど、
岩手ではM&Aの動きが鈍かった。
それでも、マイヤが他県チェーンと提携したり、
マルカンの食品部門を譲り受けたりしており、
「規模の経済」はひしひしと迫ってきている。

スーパーオセンみたいにゲリラ的店舗運営で
生き残りを図る独立系店舗は生き残るだろうが、
何の特徴もない中小スーパーはおそらく淘汰されていく。

ジョイスに話を戻せば、「JOIS」の看板は保たれるわけで、
みな「ラルズマート」「ビッグハウス」になるわけじゃない
(思えば、ビッグハウスを発明したのは今のベルプラスなのだが…)。

ただ、これで岩手県内の上場企業が減ってしまうことになる。
岩手県企業の、北海道企業のよる買収…
「メイク」のホーマックへの吸収や、
「ドラッグトマト」のツルハへの吸収を思い出す。

岩手の場合、震災でよりいっそう、
経済規模の縮小が進む。

今後もこのような動きはある、と思っておくべきだろう。
月並みな言い回しだが、それが現実だからねぇ。

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