ありがとうの極意
よく、テレビやラジオで、司会やアナウンサーが
専門家に見解や意見を聞く様子がみられるが、
その最後に、司会が「ありがとうございました」と言うと、
専門家のほうも「ありがとうございました」と返すことが多い。
これっておかしくないだろうか?
専門家は意見を言うために「呼ばれた」「来ていただいた」
お客さまの立場であり、感謝されるのは当然である。
しかし、その感謝される側が「ありがとう」というのは、
変じゃないか、と思うのだ。
専門家側が言う「ありがとう」は、
どういう意味の「ありがとう」なのか。
1)「ありがとう」に対する「ありがとう」、なのか。
2)単なる相づち、なのか。
3)テレビやラジオという「メディア」なのだから、
視聴者に対する「(聞いていただいて)ありがとう」、
…これも変だな。大体は司会者に向けて言ってる言葉だし。
やっぱり、1か2?
というより、1でも2でも3でもなく、
4)「薄謝」をいただける「ありがとう」に感じてしまうのだ。
だから違和感を覚えるのだな。
いずれにしても、「どういたしまして」とか、
「失礼しました」くらいでいいんじゃないだろうか?
なんでもかんでも「すみません」「ごめん」「ありがとう」
で済ませられるのは、日本語のよいところだが、
悪いところでもあると思う。
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