連続クイズ・ホールドオン!
もはや「アタック25」しかなくなった視聴者参加型番組を、
いまどきこの日本で立ち上げることができるのは、
実はNHKしかなかった、のかもしれない。
パイロット版は昨年放送され、そのときはキャイ~ンの天野が司会を務めたが、
レギュラー版開始にあたって、司会は山口智充と武内陶子アナに交代した。
月~金曜のベルト編成で、放送時間は午後1時5分~27分。
「スタジオパークからこんにちは」を短縮してまでの放送。
相当の気合いが入っている。
「徹子の部屋」「ごきげんよう」が裏番組。
(天野が降りたのは、事務所の先輩が小堺一機だから、という説もある)
初回だけ見てみた。
詳細ルールは各自調べていただきたいが、
基本は4人での対戦。クイズが出題され、
各自が回答していく。
早押し、早答えの要素はない(タイムオーバーはある)。
回答方式は4択、2択、直接回答があり、
後半ラウンドではそれを選択することができる
(当然、直接回答するほうが得点が高い)。
4人の中で最高得点者が勝者となり、
前回のチャンピオンと直接対決。そこで勝利すれば「勝ち抜け」となり、
特徴的な意匠の「チャンピオンの椅子」に座ることができる。
「ホールドオン!」は「勝者の椅子を手放すな」的な意味だそうだ。
実はこの番組、フランスのクイズ番組から
ライセンスを受けている。
元ネタとなっている「Tout le monde veut prendre sa place
(訳:誰もがそこに座りたい)」では、
10万ユーロ(1000万円超)まで稼いだ猛者もいるという。
動画を見る限り、(フランス語はさっぱり分からないが)
(3月までの)「アタック25」のように観客が見守る中で、
西岡徳馬的雰囲気の司会者「Nagui」が、
解答者とマッタリしゃべるシーンが異様に長く、
おフランスの文化性を如実に感じる。
こんなダラダラしゃべりながら、1000万円を争奪する、というんだから
おフランス人ってのは不思議なものだ。
しかし、我が日本で、しかもNHKでは高額賞金が出るはずもなく、
名誉が得られるだけ、と思われる。
NHKの場合はベルト番組ということもあり、
解答者とのおしゃべりもほどほど、スピード感を重視している。
ただ全体的には、民放番組に漂うけばけばしさはなく、
NHKらしいゆったり感もある。
平日のお昼にのんびり見るにはちょうどよい感じがする。
山口の司会ぶりについては、
まだ堅さも見られるが(最後の決めポーズは不自然さで一杯)、
徐々に「ぐっさん流」を発揮していくことだろう。
(なお武内アナとは交代で進行を行うとのこと)
日本の昼の新定番となるか、
秋でさっぱりお別れか…
高校野球シーズンなど、不安要素はいっぱいあるが、
NHKは「昼の勝者の椅子」を勝ち取るか?
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