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展示会と景気

先日、ある展示会を見に東京方面へ行ってきた。
「東京ビッグサイト」「幕張メッセ」「パシフィコ横浜」では
展示会や見本市がよく開かれる。

ああいう展示会というのは、巨大ブースに人を集め、
担当者にプレゼンさせて反応を見る、という「大企業ブース」と、
主催者側が用意したパーティションの中で
展開するだけの「中小企業ブース」の
2種類に分かれる。

中小企業ブースは、「売らんかな」という顔をしたネクタイしめたおぢさんが
今か今かと手ぐすね引いて待っているのだが、
いったんつかまると面倒くさいので、パンフ一枚もらってサイナラする。
よほど興味があるならそりゃ話は聞くけど。

大企業ブースは、乃村工藝社あたりが作った大仰な造作のブースの前で、
派手な格好をしたチャンネーがアンケート用紙を配っている。
で、アンケートに答えると景品が…といって、人を集めるわけだ。

景品目当てに、多少興味がなさそうな客もウヨウヨ集まってくる。
たいがいはさもしい客なんだが、
それがきっかけとなってビジネスが広がることもあるので、
この手法は大企業ブースの常道となっている。

こっちもどちらかというと「さもしい」方なので、
自分の業務範囲外のブースでも、アンケート用紙もらって
ササッと書いて名刺を添えて提出し、景品をもらうことが多い
(担当者のプレゼンはあまり聞かない)。

ただ、この日はあまり景品が手元に集まらなかった。

そもそもアンケート用紙ではなく、
パンフやリーフレットしかくれないブースが増えている。

パニオンのチャンネー自体をリストラしているブースでは、
ネクタイかそろいのコスチュームを着たむっさいおぢさんが
フンという顔をして立っているだけ。

で、こっちの顔や入場証に貼り付けた名刺を見て、
客を値踏みしているのが見え見えなのだ。

最初から景品を用意していないか、あったとしても、
おもしろそうな客にだけアンケート用紙を渡し、
シブチンっぽい客はガン無視である。

いちばん由々しい?のは、中小企業ブースの単純な増加。
客引きがいるブースもあるが、パニオンであることはまれで、
たいがいは社員のお兄さんか、オバちゃん。
商談した客向けのジュースを置いてあることはあるが、
興味本位の客にはパンフ、つまり紙切れをつきだしてくるだけ。

だから景品ではなくパンフだけが手元に集まってしまうのだ。
大企業ブースでは景品のほか、他社のも含めたパンフ入れ用に、
商品名が印刷された、派手な原色のデカい袋を配っていることも多い。
この袋が、重たくなっていくのだ。
ひどいところだと、欲しくもない商品サンプルまで押っつけてくる。

数年前までは、あたり構わずアンケート用紙と景品を配るブースが
中小企業でもあったんだが、この日は「不作」だった。

職場に戻れば、名刺を配りまくった代償として、
パソコンに、いらない販促メールが大量に送られている。

ま、見本市・展示会の原点を考えれば、今の方が健全なんだろうけど…
とにかく、不景気である。

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