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2011年3月11日 東日本大震災 岩手の記録

2月22日、岩手朝日テレビより発売されたDVDである。1800円。

震災当日の、同社の撮影した映像や、
外部から提供された映像、検証などで構成されている。

まず、岩手の沿岸部全市町村で撮られていた映像が
次々に出てくる。

岩手県は地震が発生するたび、常に津波が来ることを警戒しなければならなかった。
しかし注意報や警報が出ても、本当の津波が来ることはなかった。

思い出せば、3月11日の数日前にも地震が発生、小型の津波があった。
しかし人的被害を出すものではなく、津波の恐ろしさを薄れさせるだけだった。

しかし3月11日、あの大津波はやってきた。
宮古市では黒い水が街を襲い、
大船渡市では街の家々を木片の塊にしていった。

津波注意報止まりで慣れっこになっていたはずの住民達が、
じょじょに青ざめていく様子はリアルそのものだ。

すでに水と瓦礫に埋め尽くされた街に、
むなしくサイレンと避難呼びかけの放送が響き渡る。
人間の無力さを実感する。

津波が来ているぞ、と呼びかけられているのに
とぼとぼと歩いている老人の姿も見られた。
走れないのかもしれないが、記憶の風化のほうが強いのだろう。

映像をよく見ると、確実に逃げ遅れたであろう人間も見える。
さすがに人間が流されていく映像などは収められていないが、
そんな場面まで想像させられる。恐ろしいことだ。

最後は、震災前から津波の恐ろしさを紙芝居で伝えていた
おばあさんが、自ら朗読した紙芝居の映像が納められている。

DVD内で映像の重複も多く、
また東北大教授の津波検証は他に任せてもよかったような気もする。

内容はもう少し整理ができたように思うが、
それでも、多くの人に見てもらいたいDVDであると思う。

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