船上か戦場か
戸塚ヨットスクールの訓練生が飛び降り自殺。(読売)
遺書には「ヨットスクールでの生活はつらい」と書かれ、
訓練を苦にしたとみられている。
昨年末にも飛び降り騒動があったばかりだった。(朝日)
擁護するわけではないけれど、
自傷するリスクの高い人が集まっていることは
想像に難くない。
「引きこもり」とか「内にこもりやすい人」を、
親などの保護者が心配して送り出すが、
いままで経験したことのない、
過酷なカリキュラムに耐えかねるのだろう。
あれだけ騒がれたわけで、
もうあからさまに暴力的な指導はしていないと想像はするが、
実態は分からない。
ただ、2006年のスクール再開後、
明らかな自殺者1名、自殺未遂1名、原因不明水死者1名が出て(Wikipedia)、
そして今回の自殺。
戸塚校長はどう考えているのか。
「入校者が毎年のように自殺する」現状を嘆いているのか、
それとも「死にたきゃ勝手に死ね」なのか。
スクールを支援しているという石原慎太郎は後者だと思うけど…。
スパルタを貫きたいのであれば、
「お子さんは絶対更正させて必ずお戻しします」と保証するのでなく、
「お子さんは死ぬかも知れないがそれでもよければどうぞ」
という触れ込みのほうがいいんじゃないか。
「俺は、君のためにこそ死ににいく」じゃないけれども。
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