お金を払って…
いろんなソフトが無料で手に入るようになった。
違法でという意味ではないよ。
優秀なフリーソフトが多い、という意味だ。
ゲーム、ユーティリティ、オフィスソフト、
ウィルス対策ソフト、動画プレーヤー…
ただ、無料のソフトが出回っても、
これだけは…というものがある。
ひとつは「ATOK」。
日本語変換ソフトである。
普通にMS-IMEを使っている人や、
Google、Baiduなど無料のものも幅をきかせているが、
どうにも乗り換える気にはならない。
変換効率とかを厳密に比較してはいないが、
ATOKのキー操作に慣れているので
いまさら戻れないのである。
連文節変換のときに、次の文節に行くときは「下」キーだし、
文節を変えるときはシフトキーを押したくないのだ。
MS-IMEでもATOK風にできるのは知っているが、
ATOKは細かいところに手が届く。
たとえばテンキーで入力すれば、
確定した状態で半角数字が入力できたりする。
そういう「便利な状態」に、金を払っているわけである。
もうひとつは「EmEditor」。
いわゆるエディター、昔で言う簡易ワープロ。
文字の大きさとか色とか罫線とか一切入力できず、
文字しか入力できないソフトである。
「そんなもん『メモ帳』で足りるだろう」、と言われるかもしれない。
しかしメモ帳はあの通りのっぺらぼうの真っ白い顔で、
入力を支援する操作が何もない。
その点、Emeditorは、
文字の置き換えなどが強力である。
タブ記号や改行記号も置き換えできるので、
Excelから表をコピーして、単純な文字列にするとか、
会社リストなら、全部の社名の後ろに
「御中」をつける、なんて芸当も簡単にできるのだ。
そんなもんExcelでもできるわい、と言われるかもしれないが
Excelを使わずともできるからいいのである。
それと、メモ帳は白しかないが、
Emeditorは背景の色、文字の色も変えられる。
メモ帳も文字の大きさ、フォントは変更できるが、
行間までは変更できまい。
目に優しいパターンも自由自在である。
エディターといえば、最近では「サクラエディタ」という
有名なフリーソフトもあるが、
置き換えなどの操作がやはりピンとこない。
1ライセンス4000円と結構なお値段だが
(昔はもう少し安かったんだけどね)、
入力にこだわりたい人は、使ってみてほしいソフトである。
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