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ハシズム

今年、政界で大きな支持を得たのは、
野田総理ではなく橋下徹大阪市長だったのではないか。

府知事時代から対立していた前職を蹴散らし、
堺屋太一、石原慎太郎、中田宏などの「キーマン」たちを担ぎ出して
二重行政を解消しようという「大阪都構想」へ邁進し続けている。

政治のイノベーションを追い求める姿は、
今年逝去したS・ジョブスとダブると見る向きもあるだろう。

そういう世間の評判と反し、
実はあまり好感を持っていない。

そもそも、「大阪府知事」から「大阪市長」への転身は、
誰が見ても明らかな「格落ち」である。

自分の理想の実現のために、
「公器の長」「行政の長」の地位を
もてあそんでいるように見えるのだ。

発言のラジカルさ、アジテーションも気になる。
早速、労働組合にロックアウトもちらつかせ挑発するなど、
かたくなな姿勢を見せている。

「あえて強い表現を使う」ことは、
弁護士らしい「戦術」なのだろうが、
「人としての器」も疑う。

府知事の就任時には「あなた方は不良会社の社員だ」と訓示を垂れたのに対し、
退任時には「あなた方は優良会社の社員だ」と褒めてみせたが、
どうにもいやらしい物言いにしか思えなかった。

市長選では、被災地を気遣う発言で
前職よりも度量の広いところも見せ、うれしい限りではあるのだが、
いまのままでは「浅はかさ」ばかりが目に付く。

おそらくこのまま発言を曲げることもなさそうだし、
「ハシズム」「ポピュリズム」路線を変えることもないだろう。

橋下市政が正しいものだったのか、
大阪都の実現が大阪のためになるのか。
もちろん答えはこれから出る。

何を言いたい文章だかよくわからなくなったが(笑)、
要は「底の浅い小手先政治」かそうじゃないのか、
見せてもらおうっていうことです。

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