ザ・バザール
盛岡市の伝説的レコード店「佐々木電気」が破産・閉店して2年弱。
長らくシャッターの閉まっていた建物にテナントが入居した。
「ザ・バザール」という名前のスーパーマーケットである。
超有名どころの盛岡ブログ「イワテライフ日記」&「愛Loveもりおか」で
開店の情報は仕入れていたが、
訪れたのはきょうがはじめて。
外から見ると何の店かは分かりにくい。
怪しい健康食品の店にも見えなくはないが、
窓から中をのぞけばスーパーだとは分かるだろう。
中に入る。広さはコンビニよりはやや広い程度。
真っ白な壁はいささかインパクト不足で、
スーパーのトレンドからは明らかに外れている。
運営しているのは、大通り「CAT&DOG」、
津志田「ロビンフッド」などを運営する酒類卸「山田酒店」。
同社のサイトにはまだ情報はない。
だからスーパーとしてはやや垢抜けない感じがする
(その垢抜けなさは「ロビンフッド」でも感じる)。
入店後、左手にレジ、右手には野菜コーナー。
さらに壁づたいに鮮魚コーナー、肉コーナーが続いている。
品揃えは最低限であるが、小ぶりなキャベツ1玉80円など、
それほど高いというわけでもない。
壁には卸し先の名前が掲示されている。
野菜は「フルーツ・タケウチ」、魚「田清魚店」、
肉「にまいばしミート」(花巻市)。
こういうの何ていうんだっけ。コンセ? テナント?
…まあいいや。
弁当は300円台からあるようだが、
あいにくお昼休み後の時間帯で、弁当・惣菜はほぼ品切れであった。
残っていたフライを買ったが製造者は「山田酒店」と書かれている。
おそらく「ロビンフッド」で作っていると思われる。
自慢の酒類はさすがに取り扱いも多く、
店の手前側、1/3程度のスペースが取られている。
新ジャンルの6缶パックが620円ほどのお買い得価格。
テーブルワインも1本480円から。
おつまみ類の多さを指摘する声がネット上に多いが、
確かに缶詰やクラッカーなどの品揃えは豊富で、
お菓子コーナーには外国製の菓子もいくつか。
また変わったところでは、
奥の方に業務用冷凍食品のストッカー、
そしてワインセラー2機の中でうやうやしく眠るワインの数々。
飲食店の多い場所柄だろうか。
なお雑貨はあまり取り扱っていないようだ。
コンビニに譲ったのだろう。
価格帯については、非チェーン店舗ということで、安いものは安いが、
それなりのものはそれなり、とみる。
あくまで近所の住人や仕事帰りの勤め人、
飲食店関係者をターゲットにしている店舗であろう。
競合としては百貨店の「カワトク」や、
MOSSビル「ベルプラスワン」が相当する。
ただカワトクはデパートだし、ベルプラスワンは大通りの端っこの対極。
むしろ、自社の「キャッツ&ドッグ」が比較的近い。
いずれ、意外に食料品店の少ない地域ではあるし、
業務用も置いているので、それなりに支持されるのではないだろうか。
ところで、レジを通す際にクレジットカード端末が見えたので、
店員に確認して使ってみた。
カードを使えるのは便利なのだが、
緑色のクレジット売上票を渡されただけで、
レシートは渡してくれなかった。ま、こういう店はたまにあるけど、
できればレシートは渡して欲しいものである。
気が利かないところは、スーパー専業でない運営会社の弱点といえるが、
少しずつ改善していただいて、地元で愛されるお店になってほしいものである。
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