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2011年12月

第44回年忘れにっぽんの歌PART2

後半戦突入。お座敷ソング特集。
女性歌手4名が日本髪を結って登場。
まずは大先輩・神楽坂浮子「ゲイシャ・ワルツ」。
申し訳ないが「おばあさん」という言葉が頭をよぎる。

長保由紀「お座敷小唄」。とけて流れりゃ花柳社中。
「魅惑のモナムール」が愛し続けたアゴの長めなダンサーを確認するも、
“惑モナ”はサイトをクローズしたらしい。残念至極。

ユキ対決、西尾夕紀「松の木小唄」。
ステージ上は花柳社中あわせ30人ばかりの女性が歌い踊る。
その頃渋谷ではAKB48が歌い踊っていた。
人数では負けるが年カサでは完全勝利だ。

3人目のユキ、市川由紀乃「三味線ブギ」。
市川昭介から芸名をもらったらしい。

最後は4人で「チャンチキおけさ」。
おっと、AKBは「Everydayカチューシャ」かい。
こちらは「Everyday日本髪」だよ。あ、カツラですか。

ヒゲサンキュー・堀内孝雄「ガキの頃のように」。
歌い出す前にいきなり「ありがとぅー!」。
そしてワンコーラス後「さんきゅう! ありがとう!」。
「今年も一年、みなさん、お世話になりました! ありがとぉ!」。
恒例・孝雄の感謝納め。

西方裕之「赤いランプの終列車」。春日八郎翁の代表的ナンバー。
NHKではマナちゃんフクくんが歌っている。
この領域に達するには、2人はまだ若すぎるとほくそ笑みつつ。

神野美伽「無法松の一生(度胸一本入り)」。
西洋音楽の拍子ではない浪曲の譜割りを堂々と。

小休止、ポップスコーナー。
庄野真代「飛んでイスタンブール」。
選挙は落っこったが歌声は軽快に。

中沢堅司「想い出がいっぱい」。H2Oは解散したのか。
きょうの客層の想い出にはない曲かもしれない。
スマイルマークのTシャツが不釣り合いでまたいいネ。

NHKではさきほど五反田にいた川中美幸が歌っているさなか、
やや「夜霧のハウスマヌカン」。こりゃ懐かしいわ~。
歌声も変わってなくて感動。

秋元順子「愛のままで…」。懐メロでもなく、演歌でもなく、
どのカテゴリーにも入れられなくてここに入った、という感じ。

つづいては芸歴50周年を迎えた歌手4名が勢揃い。
田辺靖雄、園まり、新川二朗、畠山みどり。
後光出まくり。

竹下から「感想を漢字一文字で…」と聞かれ、
田辺「楽」園「夢」新川「体」みどり「命」。
楽夢体命…2012年の流行語大賞候補となるだろう。

日本歌手協会代表理事・田辺靖雄「二人の星をさがそうよ」。
この番組になくてはならない存在である。次回は是非コメットさんとともに。

園まり「何も云わないで」。
70歳近くとは思えぬソプラノヴォイスで圧倒。

中小企業の社長みたいな新川二朗「東京の灯よいつまでも」。
歌唱法も「カラオケ社長今夜も熱唱」的でNice。

日本のレディー・ガガこと畠山みどり「恋は神代の昔から」。
目にもまぶしいマッキッキの着物に身を包んだみどりの歌声。
今年の大晦日もみどりの歌声が聞けて、来年も安寧に過ごせそうだ。

ここからはバラエティコーナー突入。メンバーがステージに勢揃い。
香田晋、城之内早苗、冠二郎、葛城ユキ、藤原浩、音羽しのぶ、尾藤イサオ。
ヒデちゃん、香田と並んで「兄弟じゃありません」。
二郎「セイヤァ!」。

そして客席に尻を向ける長身のラメ服こそ、徳光家の突然変異、ミッツ・マングローブ。
おじから愛の一言「修平、よかったな。振り袖だけは着るなよ」。

このコーナーはワンコーラスを歌っていく方式。
まずは全員でヴィレッジ・ピープル「Y.M.C.A.」。
隠れゲイソングというのは有名な話。
ミッツはそのことはご存じだろうな、当然。

香田晋「丘を越えて」。きょうもカラアゲ唱法で。
城之内早苗「わたしの青い鳥」。
元おニャン子、AKBには負けませんわよ。
冠二郎ミッツ・マングローブ「男の子女の子」。なんでこの二人?

葛城ユキはもちろん「ボヘミアン」。本家なのでフルコーラス。
客席に手を振りながら「良いお年をー!」。

香田・藤原浩「五万節」。
二人でネクタイを頭に巻いて…格好に凝るのはいいが、ちょっと歌詞が怪しかったな。

音羽しのぶ「伊勢佐木町ブルース」。
氷川きよしと同じ1977年生まれ(ただし早生まれ)。

藤原浩「嵐を呼ぶ男」。課長顔だな…以上。

尾藤イサオ「悲しき願い」。もちろんフルコーラス。
脚を180度におっぴろげ、大絶叫。
隣でミッツがあきれるほどの大熱唱。
アースマラソン明けで元気120%、来年も泥棒を撃退だ!

城之内・音羽が、イサオを挟んで「四つのお願い」。
求愛の言葉をかけられ、汗だくのイサオは小芝居で応える。素晴らしい。

ミッツ・マングローブ「若いってすばらしい」。
ヒデちゃん『今年カマー…いやいや、カバーしました』。
徳さん『ご清聴ありがとうございました』。

冠二郎「お富さん」。この人には景気いい曲が似合います。
来年はファイヤー&セイヤーしてほしいものだ。

最後は全員で仲良く「青い山脈」。
香田と藤原は花柳社中と客席に降り、
徳さんが歌詞の先読みをしながら「一緒に歌おう」と。
毎年こういうシーンありますね。

CM明け、中村美律子「河内おとこ節」。
花柳社中はハッピを着込んでダンサブルに。
徳さん「年に一度は聴きたい」。

ここからは「男と女の情念を歌う」歌特集。
田川寿美「女…ひとり旅」。しっとりと…みりんを利かせて。

高山厳「心凍らせて」。またそれ?と思うけど、
今夜は「池上線」はマズいね。六本木方向の局を思い出させるから。
最後は大声で「ありがとうございましたー」。意外に元気ありますね。

瀬川瑛子「命くれない」。オープニングと衣装が違う!
来年も地デジをよろしくお願いいたします。

大川栄策「さざんかの宿」。
さざんかとタンスとエッチどっきりでここまで来たから円熟味が違います。
そのころNHKでは噂の「なにわのKARA」。他愛もない尻踊りであった。

いよいよクライマックスへ。
大月みやこ「白い海峡」。圧倒的なソプラノ、圧倒的な声量、
圧倒的なメイク。すべてに圧倒。

山田太郎「新聞少年」。少年どころか新聞専務だな。
嫁さん(紅屋おかめ)もいい歌歌ってたんですよ。

三船和子、といえば「だんな様」。もう条件反射の世界。
そして八代亜紀「舟唄」。今年もダンチョネしながら年がゆく。

いよいよ残り10分。ラストブロック、まずは五月みどり「おひまなら来てね」。
70代の美の象徴、セックスシンボル。
本名は面高フサ子でもいいじゃないか。美しければ本名なんて。

菅原洋一「忘れな草をあなたに」。
容貌の迫力が年々失われていく洋一だが、
歌声は健在そのもの。これからも元気でいて欲しいよ洋一。

オーラスは大津美子「ここに幸あり」。
この番組ではもう何度聴いたかわからん。
「お幸せに…」。美子に言われりゃ1年はハッピー。

そして歌手が全員集合し「上を向いて歩こう」。
畠山みどりが真っ赤っかにモデルチェンジし目にもまぶしい中、
怒濤のエンディングへ…。

徳さん、かなりお疲れ気味。朝から働きづめだものね。
きょうの甥っ子の出演は24時間マラソンよりもつらかったかも。

テレ東は震災報道を苦手とするから、というわけでもないだろうが、
むやみに震災を意識したような構成にしなかったのは好感が持てた。
毎年通りの「にっぽんの歌」がいいんだから。

来年も、いつも通りの「にっぽんの歌」を見せて欲しい。
1年間首を長くして待ちましょう。

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第44回年忘れにっぽんの歌

激動の2011年も暮れようとしている。

今年も大晦日がやってきた。
民族の祭典「年忘れにっぽんの歌」がやってきたヤァヤァヤァ。

北のかの国は世継ぎでかまびすしいが、ビビっちゃいけない。
日本には、五反田には「年忘れにっぽんの歌」があるのだ。
来る2012年が良き年であることを証明する4時間の始まりだ。
テレビ東京はこのためにあるテレビ局といっても過言ではない。

オープニングアクトは「上を向いて歩こう」。
宮殿の内部を思わせる造作のセットにはきらびやかな色とりどりの照明。
今年の憂さを忘れさせてくれるようだ。

オープニングからステージ上には歌手が勢揃い。
もう渋谷のほうに行ってしまう人たちもいる。

氷川きよしと瀬川瑛子が仲良く歌い、
尾藤イサオと原田直之(ほぼ同い年)がマイクを共有している。
仲良きことは佳きことかな。

今年も渋谷行きのご一行を五反田からお見送りしていく。
ファーストチューンは北島三郎
「風雪ながれ旅」を純白の着流しで歌う。イッツ・ザ・サブ。
今年、過去の来歴から白組だ黒組だと騒がれたが、
サブちゃんは「サブ組」でよいかと思う。

CM明け、司会の徳光和夫、竹下景子、中山秀征が勢揃い。
早朝のラジオ生放送をこなした、と自慢する徳さん。
生放送中に何回ボケッとするか、楽しみが増えた。

坂本冬美「あばれ太鼓」。けたたましい声援が響く。正直うるさい。
氷川きよし「一剣」。空気を読んで「情熱のマリアッチ」は歌わず。
徳さんの余計な「ひかわ!」のコールがマイクに入ったところで、
石川さゆり「天城越え」。この曲なら歌詞を間違える心配はないので安心して聴ける。

徳さんのなでしこジャパンにからめた前口上の後、
川中美幸「ふたり酒」。いつもの厚塗りで「ありがとございまったっ!」
天童よしみ「道頓堀(とんぼり)人情」。きょうは渋谷でこのあと、
和田アキ子御大と美幸・よしみの3人で「なにわのKARA」をやるんだとか。どうぞご勝手に。

照明青色に変わり、森進一「襟裳岬」。もう顔面が湯葉みたいにシワシワである。
元の嫁さんがミニスカで記者会見やるくらいだ。いろんなことがあるんです。

TOTOのへんなCMのあとは竹下景子の口上、
そして藤あや子「ふたりの絆」。今年の「絆納め」。
水森かおり「熊野古道」。肩出しドレス。年齢を考えれば5年後は無理だろうな。

伍代夏子「ひとり酒」with花柳糸之社中。
ひとり酒かふたり酒か、川中美幸にあてつけたわけではないだろうが。
小林幸子「雪椿」。白い着物姿だが、意識はすでに今夜の“装置”の稼働状況。
提供クレジットのBGMに合わせて小踊りしながら、渋谷へ向かっていった。

紅白軍団のラストフェーズ。
にっぽんの歌は自分と同い年の44歳、というヒデちゃんがしたり顔で紹介するのは、
今年渋谷から声のかかっている千昌夫「津軽平野」。
この空気の中で「震災」を微妙に外してくるあたり、選曲の妙か。

どんどんオデコが上がっていく細川たかしは「北酒場」。
花柳社中のダンシングでたかしの毛根もレッツエキサイト。
渋谷組大トリは、我らがファイブウッド、
五木ひろし「ふりむけば日本海」。きょうも細い目がコロッケを呼んでいる。

渋谷組の在庫整理が終わったと思いきや、
サブ北島が居残りし、ステージから一段も二段も高いMC席でトーク。
ステージ上に勢揃いする北島ファミリー5名を見下ろす。
全員今年の紅白は落選したが、サブ・セレクションには生き残ったお歴々である。

ここからは弟子がサブナンバーを歌う。ところどころでサブちゃんがデュエットと茶々。
まずは義理の息子・北山たけしが「北の漁場」。
3番はちゃんと「死に場所サ」。
山口ひとみ「加賀の女」。可憐に。
フィリピンの村長顔・和田青児はサブデビューナンバー「なみだ船」を朗々と。

原田悠里は「歩」。原田の顔を見ていると、前方に「長く」動ける香車が合っている気がするが。
トリは小金沢昇司「漁歌」。北原ミレイと違い、サブVer.は標準語である。
ラストはサブちゃんを加え「まつり」で〆。
紅白のエンディングのようにメタリックテープが舞った。

素敵なサブファミリーステージであったが、全員気を使ったのか
「兄弟仁義」とか「神奈川水滸伝」のラインは歌わなかった。

サブコーナーのあとはいよいよ「にっぽんの歌」の神髄、ドリームタイムに突入。
まずはムード歌謡6連打で客の秘孔を突く趣向。

スチールギターの音色が響けば、マヒナスターズ「泣かないで」。
同じ曲名でも、舘ひろしはこんなファルセット出せないだろう。
鶴岡雅義と東京ロマンチカ「君は心の妻だから」。
三條正人のネットリボイス&キッチリ七三がたまらない。
三浦京子とハニーシックス「オールナイトで朝帰り」。
黒ずくめでキメた日本のジャクソン5が大晦日に飛翔する。

かたやロス・インディオスは深紅のジャケットで「コモエスタ赤坂」。
赤坂の夜もいいが、五反田の夜もデルコラソンに過ぎていく。
平和勝次とダークホース「宗右衛門町ブルース」。
ダークホース含め、今夜ご出演のグループは「3名」というパターンが多い。
大体4~5名だったはずだが…それなりの年月が経過している、ということか。

さ、いよいよ真打ち・敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」。
メンバー全員が軽快なステップを踏んで歌う中、
きょうも敏いとうはのっそりとした動きで、後方からニラミを利かせていた。

続いてはふるさと歌謡コーナー。
今年は故郷に思いをはせる人も多かった…。
原田直之は本来の守備範囲・民謡「新相馬節」。
南に飛んで、三沢あけみは「島のブルース」。
島の生娘とはほど遠いハイビジョン対応メイクで熱唱。

野路由紀子「私が生まれて育ったところ」。2年前と同じ歌。
お休みしていた時期が長いということで、少し声量が…とは言いっこなしか。

山川豊「函館本線」。ブラックのスーツに身を固めたユタカと、
白いドレスをひらひらさせて舞い踊る花柳社中。
ユタカといえばボクシング、ということで
なんと9時半からのボクシング中継に応援に行くんだそうな。

オーラスは平和のハトニスト・新沼謙治「津軽恋女」。
今年は妻も亡くしている。思うことの多い一年だったのではないか。

時刻は7時。日本中のエネルギーが渋谷に注がれそうだが、
五反田から発電しなければいけない、ということで
往年のガールズポップスコーナー。
今ではガールズかどうかは議論の待たれるところであるが…。

黛ジュン「天使の誘惑」。短めのワンピースには、誘惑されそうもない。
伊藤咲子「ひまわり娘」。娘というには無理があるが、
堂々とした歌唱。大向こうから声援が飛ぶ。
小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」。ケンヤは2回目の花嫁を迎えるらしいよ。

山本リンダ「狙いうち」。ウーラウーラ、嬌声と野太い声で存在感をアピール。
「お安いものだと思うでショ!」と絶叫してみせた。
しまったボディはサプリのおかげか、盛んな学会活動の賜物か。

おっと、19時15分。渋谷ではもう一つの祭典が始まった。
大階段をあまたの歌手達が降りている。
こちも負けてなるものか。
宮史朗「女のみち」で勝負だ。稀代の演歌師もちょっと苦しそう…光陰矢のごとし。

NHKの画面では、さきほど五反田で弟子達を“かわいがり”していた
サブちゃんが井上真央の後ろにいた。
これがワープ航法って奴か?

そんな中、金井克子は「他人の関係」で今年最後の交通整理。
浜崎あゆみは克子と似たようなドレスを着ている。イッツ・パラレルワールド。

さあ! 出たぞ! 毛呂山のヨガマスター・勝彩也「恋あざみ」。
久しぶりです、と言うが何度か出てますよ、徳さん。
ちょっと体をクネクネしすぎたか、見た目がショー・コスギっぽくなっている。

安倍里葎子「愛のきずな」。本日2回目の絆。
「よいお年をお迎えください。ありがとうございました!」とご挨拶。

宮路オサム「なみだの操」。ダンディなハットを着用(別な意味ではありません)。
宮仲間の宮史朗と違い、こちらは余裕しゃくしゃく。
ここで提供クレジット。トイレタイムの観客が足早に後方へと急ぐ姿。
2分もないですよ!

以降後半へ続く…

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ハシズム

今年、政界で大きな支持を得たのは、
野田総理ではなく橋下徹大阪市長だったのではないか。

府知事時代から対立していた前職を蹴散らし、
堺屋太一、石原慎太郎、中田宏などの「キーマン」たちを担ぎ出して
二重行政を解消しようという「大阪都構想」へ邁進し続けている。

政治のイノベーションを追い求める姿は、
今年逝去したS・ジョブスとダブると見る向きもあるだろう。

そういう世間の評判と反し、
実はあまり好感を持っていない。

そもそも、「大阪府知事」から「大阪市長」への転身は、
誰が見ても明らかな「格落ち」である。

自分の理想の実現のために、
「公器の長」「行政の長」の地位を
もてあそんでいるように見えるのだ。

発言のラジカルさ、アジテーションも気になる。
早速、労働組合にロックアウトもちらつかせ挑発するなど、
かたくなな姿勢を見せている。

「あえて強い表現を使う」ことは、
弁護士らしい「戦術」なのだろうが、
「人としての器」も疑う。

府知事の就任時には「あなた方は不良会社の社員だ」と訓示を垂れたのに対し、
退任時には「あなた方は優良会社の社員だ」と褒めてみせたが、
どうにもいやらしい物言いにしか思えなかった。

市長選では、被災地を気遣う発言で
前職よりも度量の広いところも見せ、うれしい限りではあるのだが、
いまのままでは「浅はかさ」ばかりが目に付く。

おそらくこのまま発言を曲げることもなさそうだし、
「ハシズム」「ポピュリズム」路線を変えることもないだろう。

橋下市政が正しいものだったのか、
大阪都の実現が大阪のためになるのか。
もちろん答えはこれから出る。

何を言いたい文章だかよくわからなくなったが(笑)、
要は「底の浅い小手先政治」かそうじゃないのか、
見せてもらおうっていうことです。

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ザ・バザール

盛岡市の伝説的レコード店「佐々木電気」が破産・閉店して2年弱。
長らくシャッターの閉まっていた建物にテナントが入居した。
「ザ・バザール」という名前のスーパーマーケットである。

Bazaar

超有名どころの盛岡ブログ「イワテライフ日記」&「愛Loveもりおか」で
開店の情報は仕入れていたが、
訪れたのはきょうがはじめて。

外から見ると何の店かは分かりにくい。
怪しい健康食品の店にも見えなくはないが、
窓から中をのぞけばスーパーだとは分かるだろう。

中に入る。広さはコンビニよりはやや広い程度。
真っ白な壁はいささかインパクト不足で、
スーパーのトレンドからは明らかに外れている。

運営しているのは、大通り「CAT&DOG」、
津志田「ロビンフッド」などを運営する酒類卸「山田酒店」。
同社のサイトにはまだ情報はない。

だからスーパーとしてはやや垢抜けない感じがする
(その垢抜けなさは「ロビンフッド」でも感じる)。

入店後、左手にレジ、右手には野菜コーナー。
さらに壁づたいに鮮魚コーナー、肉コーナーが続いている。
品揃えは最低限であるが、小ぶりなキャベツ1玉80円など、
それほど高いというわけでもない。

壁には卸し先の名前が掲示されている。
野菜は「フルーツ・タケウチ」、魚「田清魚店」、
肉「にまいばしミート」(花巻市)。

こういうの何ていうんだっけ。コンセ? テナント?
…まあいいや。

弁当は300円台からあるようだが、
あいにくお昼休み後の時間帯で、弁当・惣菜はほぼ品切れであった。
残っていたフライを買ったが製造者は「山田酒店」と書かれている。
おそらく「ロビンフッド」で作っていると思われる。

自慢の酒類はさすがに取り扱いも多く、
店の手前側、1/3程度のスペースが取られている。
新ジャンルの6缶パックが620円ほどのお買い得価格。
テーブルワインも1本480円から。

おつまみ類の多さを指摘する声がネット上に多いが、
確かに缶詰やクラッカーなどの品揃えは豊富で、
お菓子コーナーには外国製の菓子もいくつか。

また変わったところでは、
奥の方に業務用冷凍食品のストッカー、
そしてワインセラー2機の中でうやうやしく眠るワインの数々。
飲食店の多い場所柄だろうか。

なお雑貨はあまり取り扱っていないようだ。
コンビニに譲ったのだろう。

価格帯については、非チェーン店舗ということで、安いものは安いが、
それなりのものはそれなり、とみる。

あくまで近所の住人や仕事帰りの勤め人、
飲食店関係者をターゲットにしている店舗であろう。

競合としては百貨店の「カワトク」や、
MOSSビル「ベルプラスワン」が相当する。
ただカワトクはデパートだし、ベルプラスワンは大通りの端っこの対極。
むしろ、自社の「キャッツ&ドッグ」が比較的近い。

いずれ、意外に食料品店の少ない地域ではあるし、
業務用も置いているので、それなりに支持されるのではないだろうか。

ところで、レジを通す際にクレジットカード端末が見えたので、
店員に確認して使ってみた。

カードを使えるのは便利なのだが、
緑色のクレジット売上票を渡されただけで、
レシートは渡してくれなかった。ま、こういう店はたまにあるけど、
できればレシートは渡して欲しいものである。

気が利かないところは、スーパー専業でない運営会社の弱点といえるが、
少しずつ改善していただいて、地元で愛されるお店になってほしいものである。

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ダビング大作戦

年末年始にフル稼働が予想されるのが、
DVDレコーダー(正確にはブルーレイだがほとんど使ってないのでDVDで統一する)。

そのためにはHDDの空き容量を確保しておかないと、
あっという間にいっぱいになる。

しかし録画する前からすでに「いっぱい」なんだよな…。
ということで、せっせとDVDに「ダビング」をして、HDDから番組を消している。

パソコンの直感的操作に慣れると、
DVDレコーダーのまだるっこさったらない。

その上、ディスクが汚れてるだの言って、
途中で止まってしまう。
実際には汚れているわけではなく、安物のDVDをハネているだけなのだが。
だったらディスク入れたときに判別してくれないかなぁ。

さて、このようにダビングしたDVDをあとから見るかと言われると、
半分以上は見ないんだろうなぁ、と思う。

「消してしまうのは惜しい」、けど、
見るか、と聞かれれば、積極的には見ない、
という、まさに「積ん読」ならぬ「積ん録」である。

今となっては「お弁当箱大」に思えるビデオテープと違い、
DVDはペラペラであるからそれほど貯めても何とも思わないのだな。
だから何でも録画して保存してしまうのだ。

気がつけば、100円ショップで買った、
24枚入るDVDケースが、すぐにパンパンになって…。

あとから見たくなっても、もうどのケースに入れたか分からない、という問題もある。
(整理しろって話だが)

いくらビデオテープと違ってかさばらないとはいえ、
「積ん録」もたいがいにせなあかんなぁ、と、
関西弁になってしまう年の瀬であった。

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浜娘

岩手県大槌町で被災した酒蔵「赤武酒造」が、
盛岡市に仮住まいし、同業者から酒蔵を借りて作った酒「浜娘」が発売開始。(読売

岩手県では沿岸の酒蔵が被災。
岩手県の酒造会社は、盛岡にある県の工業技術センターに酵母を供与しているそうで、
そのおかげでいくつかの酒蔵が、間借りではあるが復活をとげている。
赤武酒造もそのひとつ。

生協にて700mlをゲットした。
クリスマスナイトに一献。

まずは冷やで。
部屋が寒いので冷やだか冷酒だか分からないくらい冷たいけど。

「うちの酒は、香り華やかというわけではないが」と社長は言うが、
何をおっしゃるか、フワッと米の芳香が鼻に広がる。
度数17度でアルコール感がやや強めであるが、
飲み口は爽快。

レンジでお燗して呑んでみる。
おや、味わいが少し変わってくるね。
糀の個性が出てくる感じ。

あいにく被災前のものは呑んだことがないので、
復活前後の単純な比較はできかねるが、
美味しいお酒ということは言える。

ロットの関係もあってか少々お高めだが、
以前は盛岡ではお見かけすることのなかった銘柄が、
現在は盛岡市内で気軽に買える。
復興への思いが詰まった味をおためしあれ。

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規制ばかりのテレビ

テレビを見ない子供が倍増したという(共同)。
視聴する場合でも、視聴時間が減っている。
記事にあるように、携帯電話に代表される競合メディアの影響があるとみられる。

我々が子供の頃は、やはり競合としてファミコンなんかもあったが、
テレビはもっと刺激的で面白い(ファニーではなくインタレスティングな)
メディアだった。

最近のテレビはモザイクばかり。
街にカメラを向ければ、通りがかる人の顔すべてにモザイク。
「勝手に撮った」と訴えられないためなんだろうけど、
それで敗訴するとは思えないけど…。

「提供 ○○」のクレジット画面になると、
スポンサーの名前にかかるから、と、画面に映った無関係な文字にモザイク。
誰も気にしてないよそんなの。

報道番組では、放送内容を表示する「サイドテロップ」が必需品であるが、
皇室関係になるとなぜか上にあったサイドテロップが下に移動する。
「ご尊顔に字をかぶせるとは不敬なり」というクレーム対策なんだとか。

そんなクレームを言うヒマがあったら、
皇室のプライバシー侵害をしている週刊誌に言えよ。
あれのほうがよっぽど不敬だし不快だ。

画面に出た食べ物が少しでも余れば
「このあとスタッフが美味しく頂きました」。

喰うわけねーだろバカが、と思うんだが。
そんなことをするならアフリカにでも送れ…ってか?
輸送にかかる時間とコストがどのくらいかかると思ってんだ。

BPOの提言書問題は記憶に新しいが、
ともかく、つまらないクレーム対策が積もり積もって
いまのテレビができあがっている。

結果、テレビは過剰な自主規制の末にできた、
矮小な世界観の構成物を電波に乗せ続ける。

10年くらい前は、2時間ドラマで普通に女のパイオツが
不自然なくらいに出てくることがあったが、
それもいまはNGである。

「性犯罪を防止するため、メディアから性的情報を排除すべし」。
PTAあたりがそんなことを言い続けた結果、
女の裸がテレビから消えた。

でもそれで性犯罪は減ったのか?
それに携帯やパソコンではエロ動画見放題だぞ?

結局、不毛なんですよ。
規制が過剰に過ぎる。

規制をかけようとする側は、
その目的を完遂したあと、効果を検証したのか。
規制をかけさせて満足しているだけではないのか。

まあ、PTAなりBPOは組織だけど、
クレーマーは個人だし、
クレームをつけることが目的でしかないからな…。

過剰な規制で、地上波では作りたいものも作れない、
とはっきり言っているのはダウンタウンの松本人志。
結果、映画に向かうしかなく、
「あんなの映画じゃねー、TVレベルだ」と言われる始末。
TVから追い出したのは誰だ、って話ですよ。

子供はビンカンだから、
つまんねーTVを見なくなる。

携帯でより刺激的な情報を仕入れ、
SNSやプロフなど、内省的で陰湿な情報網に潜り込んでいく。
これのどこが健全なのか。

テレビはこのまま眠りにつくのだろうか?

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復興局の場所

復興局、なぜ盛岡に…戸羽・陸前高田市長」(河北新報)

岩手県内でも最も激甚な津波被害を被った被災地である、
陸前高田市の戸羽市長が、復興を所管する国の機関「復興局」の
出先が、沿岸から遠く離れた県庁所在地の「盛岡市」に置かれることへの、
素直な懸念を表明している。

陸前高田市から盛岡市は100キロ以上離れている上、
連絡する高速道路網もなく、アップダウンのある道は、
この時期、必ず凍結する。

市長は「何かあったときに、盛岡まで行くのは大変だ」と語る。

「盛岡に出先を置くということに際し、相談も何もなかった」という。
ただ、地元の陸前高田に出先を置いてくれというわけではなく、
せめて「釜石にあれば」という。

事実、復興局の出先は「県庁所在地に置く」ことになったという。
ただし、被災地から遠いことを勘案し、
被災3県には「支所」を2ヶ所置くこととしているようである。(毎日

WEBでは分からないが、河北新報の紙面を見ると
「復興局、なぜ盛岡」の文字がでかでかと社会面を飾っている。

マスコミは「弱い立場の人」の声をすくいたがるので、
このように戸羽市長の声は大きく報道されることとなった。

先述通り、陸前高田市から盛岡市は遠い。
車でも3時間は見た方がいい。
冬場は道路が凍ってしまい、通うのに難儀する。

陸前高田だけでなく、釜石とか宮古、野田など、
岩手県の沿岸は盛岡市への接続性がどこも悪く、
被災地から盛岡へ通うほうの負担はそれなりに大きい。

…しかし、である。

市長の気持ちは分かるが、
では逆に、復興局を釜石市なり宮古市なり、それこそ陸前高田市でもいいけれども、
沿岸に置くとなると、それもまた負担が大きくなるのではないか。

盛岡は文字通り「県庁所在地」であるから県庁もあるし、
国土交通省や労働局など、国の役所の出先も固まっている。
それぞれの連絡を考えれば、盛岡市にあったほうが効率はよいはずだ。

国のお役人や国会議員たちが来るにも、都合がいいのは
新幹線が頻繁に止まる盛岡市であることは明らかだ。

もしこれを仮に釜石市に置くとなると、
盛岡からまた時間をかけて釜石市に行かないといけない。
東京方面から来た人は、帰るときにはもう一度時間をかけて
盛岡を経由して東京に帰ることになる。

支援される立場である、被災地の首長なり職員は便がいいかもしれないが、
逆に支援する方の手間がかかることにもなりかねないのではないか。

「我々被災者にまた不便を強いるのか」という気持ちも分かるが、
特定の職員なり市民が毎日通うわけでもあるまい。

逆に復興局に詰める職員は、盛岡に点在する役所やら、
東京やら仙台やらを行ったり来たりすることになるはずで、
これが沿岸にあるとなると、時間とコストが余計にかかることになる。

「復興のシンボル」として、被災地に役所を置くことの意義もあるだろうが、
シンボルはシンボルであって、実務とは別の話である。
「復興に携わるなら、被災地の住民と顔を突っつき合わせて執務をしろ」
という意見もあろうが、それで復興のペースが遅れるなら本末転倒だ。

戸羽市長は、「支援する方は大変だろうが、それでも…」という気持ちで、
「せめて釜石市におけないか」という言葉を発したのだと思う。

しかしものごとにはかならず「裏」がある。
メリットの裏にはデメリットもある。
それらをよく考えていかないといけないと思うのだ。

ただ、事前の相談がなかった、というのはよくなかった。
「復興局は県庁所在地」を決めた人々は、
被災地に「なぜ県庁所在地に置くのか」をよく説明しないといけない。

そして「極力、沿岸被災地に不便のないよう」努力もすることである。

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お風呂でテレビを見る方法PART2

1ヶ月前、風呂場でどうやってテレビを見るかを激白(?)した。

どうやっても、BSだけは風呂場で見るのは難しい、と記した。
きょう、それが解決したのでご報告する次第。

風呂場どころか、外出先でも(多分外国でも)見れる、という話だが。

主役はスマートフォンと「Vulkano flow(ボルカノフロー)」である。

「ボルカノ」(なんか「どりこの」みたいな名前だ)は
よくバナー広告が出ている商品。

長らく「こんなもん要るかねぇ」と思っていたが、
約24時間の熟慮の末、アイ・オー・データ機器の通販サイトで「ポチッとな」してしまった。

2日間で商品が到着。
ブルーレイレコーダーに取り付けた。
接続はとりあえずコンポジット(赤・白・黄色)。

あとは有線LANケーブルをつないで設定。
あれこれやったら、このブルーレイレコーダーの映像が、
インターネット経由で見られるようになった。

要するに、この「ボルカノ」がネットに繋がることによって、
レコーダーの映像を一旦ネットに上げ(いわゆる「クラウド」的なもの)、
それをパソコンなどのデバイスで「取り出す」ことができるわけだ。

レコーダーはデバイスからリモコン操作できる。
したがって、外出先からレコーダーを操作し、映像を見ることができるというわけ。

レコーダーと書いたが、別にチューナーでもビデオデッキでもなんでも、
出力端子さえあればなんでもいい。

外出先と書いたが、家の中で使っても当然かまわない。
データはインターネット経由の遠回りをするが。

ここで登場するのが「スマートフォン」である。
スマホにレコーダーの映像を飛ばすことができるのだ。

スマホで動く、「ボルカノ」を操作・視聴できるソフトウェアを使う。(有料)
うちの場合はAndroidであるが、iPhoneにももちろん対応している。

このスマホを、ジップロック的な袋に入れれば、
お風呂の中でレコーダーの映像が楽しめる。

このレコーダーはBSにつながっているので、
当然、BSの番組をリアルタイムで見ることができるのだ。

いろいろややこしく書いたが、
スマホと「ボルカノ」があれば、お風呂の中でBSを見ることが可能なのである。

まあこのボルカノは外国製のためソフトは英語オンリーで使いづらいことこの上ない。
いちおう日本語のマニュアルをアイ・オー・データ機器では用意しているが、
ソフトがバージョンアップしているため、実際の画面とマニュアルが合ってなかったりする。

その他、うちの無線LANとは相性が合わず、結局ケーブル経由だったり、
リモコンの記憶機能のインターフェイスがヘボすぎたりと、
文句はいくらでもあるが、とりあえず「スマホでBSが見れる」
「風呂場でBSが見れる」ことは実現したので、よしとしたい。

しかし、1ヶ月で解決するとは…
技術革新の恐ろしさよ。


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第三のプリンタ

先日、「ブラザー」の複合プリンタ「MyMio」を購入した。
スキャナ機能のほか、電話とファクシミリにもなる機種だ。

ネット通販で激安セールをしていたのを見かけて即「衝動買い」。
電話も壊れていたし、FAXは滅多にやらないけど、導入してみたかった。
しかも安い…自分の「ニーズ」にバシバシ琴線の触れる機種であった。

数日後届いた商品をセッティング。白い筐体。
子機状の電話機と、通信機能を持ったクレードルボックスをプリンタとは別個に設置。

マニュアル通りやれば、全く問題なく動作する。
電話にもなるし、ファクシミリも送れた。
受信したFAXデータは、いったん本体に記憶するので、
いらなければ印刷しないで消去できる。

スキャナつきプリンタとしても申し分ない。
印刷もそこそこ早いし、印画紙印刷も、ちょっと色が薄い気もするが実用レベルである。
なにより筐体はあまり大きくない上に「軽い」のもいい。

しかも無線LAN対応。
先日購入したタブレットPCからでもケーブルなしに印刷できた。

難を言えば、紙詰まりが起きやすく(とくに印画紙)、
かつ電源を入れ直さないと復旧しないことがあるのと、
ドライバの融通きかないところ(印刷するたびに設定をいちいちリセットする)、
それとできれば両面印刷機能もほしかったところである(上位機種には搭載されている)。

これらをのぞけば、満足のいく機種であった。

はじめてAT互換のパソコンを買ったときに一緒に買ったのは
エプソンのプリンタだった(のちに名器と言われる機種)。
2回くらい買い換えたと思う。

そのあと、「ヘッドが交換できる」というところに利点を感じ、
キヤノンに乗り換えた(ただしその後ヘッド交換をしたことは一度もなかった)。
キヤノンとも長く付き合った。

それなのに、2大メーカーを蹴って「ブラザー」への乗り換えを、
いとも簡単にやってしまった。

ちょっとした「後悔」は、量販店に行くと、フツフツと沸く。
「インクが売ってない」。

多くの店で、青いエプソン、赤いキヤノンが売場を二分している。
ホームセンターなんかはもうこの2社のインクしか置いていない。

電器店ではさすがに、隅っこの方にHPとかレックスマークと並んで、
ブラザーのインクも置いてある。そのラインナップの少ないこと…。

吝嗇者の御用達・互換インクや詰め替えインクも心もとない。
しょうがないから詰め替えインクもネットで買ったけどね。

それと「用紙」。ブラザー純正用紙なんか置いてるはずもない。

印画紙などは、コクヨやナカバヤシなど、
サードメーカー製を買い求めることになるのだが、
パッケージの「適合プリンタ」に「ブラザー」がないんだわ。(涙)

キヤノン、エプソン、HP、レックスマーク、NECまで書いてあるのに。
(しかもレックスマークとNECはインクジェット市場から撤退している)

ただ、光明もあって、プリンタ売場では、けっこうブラザーの製品が
多く並んでいるのを見かける。

確かに、売場の一列を占有するエプソン、キヤノンと比べると貧弱ではあるが、
「PC事業の片手間にやってます」的なヒューレットパッカードと比べれば、
かなり豊富といえる。

しかもブラザーの強みはスキャナやコピーはもちろん、
「電話とFAX」機能。

エプソン・キヤノンにも電話・FAX機能のある機種はあるが、
どちらかというとハイエンドな機種に数えられるようである。

その点、ブラザーは差別化を図る意味で主力が「電話付き」なのだ。
そもそもイエ電やFAXを使わない人から見れば、だからどうした、なのかもしれないけど。

ブラザーといえば、「ミシン」「ラベルプリンタ」をはじめ、
ミシン黄金時代ほどの栄華はないが、工業系企業の名門。
技術力は折り紙付きの企業なのである。

ただ、インクジェットプリンタ市場でのシェアはなかなか上昇していない。
15%超えをめざしているそうだが、現在は10%に満たず微減傾向という。
「第三の選択肢」を旗印に名乗りを上げるブラザーを、
いちユーザーとして応援していきたいところである。

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facebookと投書欄

「facebook」には未だに踏み込めないでいる。
あの実名制というのがどうにも、躊躇させるのだ。

自分のパーソナリティを、ネット上にさらすというのには
いかにもタコにも、承諾しかねる。
そんなヤツが偉そうな文章を書くんじゃねー、と言われるかもしれないが、
それは大いに甘受させていただく。笑

Facebookの実名主義がどうしても馴染めない訳」(誠biz)。
我が意を得たり、である。
「みんな実名でつながろうよ! カマーン!」的な、欧米的発想。
仲間に入れない人間を、地下に潜らせずにかえってあぶり出そうとする構造、
困ったものである。

facebookをサラリーマンが使うリスク」(hidekidosかく語り記)。
くどくど書いて、最終的には「前言撤回」し、
「facebook万歳!」となるのだが、それ以前の前半部分にのみ概ね賛同する。

新聞の投書欄を思い出して欲しい。
こちらも実名主義であるが、大体、投稿しているのは、現役を退いた60代以上の高齢者、
ありていに言えば「じいさん」が多い。
だから「年寄りの集会所」みたいな感じになる。

たまぁに若者が混じることもあるが、おおかたは中学生とか高校生の、
ちょっと背伸びしてみたい子たちだ。

30~40代の現役世代は、こういう投書欄に投稿する気にはなかなかならないだろう。
自分の意見を実名で発露すれば、職場などで何を言われるか分からない。
「出る杭は打たれる」からだ。

facebookも同じで、実名付きで意見を発露しなければならないのは、
社会人としては痛い。

ニュースサイトなどで、facebookと連動し
コメントを受け付けるシステムを導入しているところもあるが、
肩書き付きで表示されることもあり、
書き込んでいるのは、イキった大学生か、大学教授、企業経営者ばかりだ。

こういう人たちは、友達や部下、同僚にネット上で見つけられても
痛くもかゆくもないだろう。
「ああ、また言ってんな」みたいな。

サラリーマンだと、けっこううっとうしいことになる。
「おまえあんなこと書いてんのか。普段そんなこと言わないくせに」的な、
面倒なやりとりを会社の中とか社員食堂で繰り広げることになるわけだ。

まあ仕事と無関係なニュースサイトへの書き込みならまだいいが、
会社の業務に関わるようなセンシティブな内容に触るのは、実名ではどうか。
そもそも守秘義務違反まがいの事態にでもなったら大変だし。
(まあ、そんなことに一番うるさそうなアメリカがfacebookの本場なわけだけど)

とにかく、現時点でfacebookを礼賛するのは、
実名で商売している物書き(ライター、ジャーナリストのたぐい)か、
実名でコミュケーションするメリットの大きい、会社社長などのセレブリティだったりする。

いっぽうで、セレブの代表格のような「芸能人」の参加が少ないのは、
ごひいき筋が匿名参加できるtwitterやブログのほうが広がりがあるからだろう。

何度も言っているが、実名=名刺代わりとして、
「使わざるを得ない状況になったら」facebookには触ろうと思うが、
今のところ、そんな気にはならない。

facebookマーケティングとかなんとか言ってるけど、
実名さらしてまでハンバーガーの割引券をもらおうとは思わないのである。

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KIZUNA

漢字能力検定協会が毎年制定している「今年の漢字」が
「絆(きずな)」に決まったという。(朝日

どう考えても「震」じゃないかと思ったが、ランキング上は3位。
そして実は「阪神淡路大震災」の起こった95年で1位であった。

確かに、「絆」は震災以降、よく聞いた漢字、言葉である。

しかし、この「絆」が本当に今年を表す漢字なのか。
一字の「絆」ではなく二字の「糸半」が適当ではないのか。

糸が半分、思いが相手につながらない一方通行。
そんな「忸怩たる思い」をいろんな人が抱いている。

仮設住宅はほぼ完成したが、被災地はいまも瓦礫の山。

この瓦礫を処理しなければ復興などままならないのに、
受け入れしてくれる自治体はごくわずか。

東京都が受け入れたが、
石原慎太郎が「受け入れたらいいじゃねーか」と啖呵を切れば、
苦情が殺到。

大阪は、「受け入れるところがない」と宣言した候補が市長の座を明け渡したが、
そのいっぽうで、「瓦礫受入れやめて@大阪」なんて市民団体が
ネットでときの声を上げる。

“大阪・関西のかわいい子ども達の未来のために、
東北の放射能を持ち込まないで”。

“瓦礫はいらない、東北で処理して”
“東北が放射能の海になってもかまわない、だって関西は関係ないから”…
という主張の運動を、かつて震災を経験した大阪の人がやっている。
絆もへったくれもあったもんじゃない。

京都からは送り火の焚き木を拒否され、
福岡では物産展が中止に追い込まれた。

山本太郎は「俺は給料が1/10になっても戦う」と叫び、
千葉麗子はがなり、「きっこ」は今日もねちっこい。

福島の農家はオウムの信者と同じだ、と言って
騒ぎを起こした大学教授は、反省するどころか怪気炎を上げるばかり。(読売

彼らの高らかな大声は、
「俺は関係ない」と思っている連中が支持するばかり。
被災地には届いちゃいない。

ネット上では面白半分にはやし立てる連中が
人の心を踏みにじる遊びに興じる。

ネットだけでなくテレビでも、「汚染されたお米をプレゼント」と
不謹慎なジョークが炸裂する始末。

報道記者たちは復興そのものを追わずに、
議員や閣僚の言葉尻を捕らえることに血道を上げ続ける。

そのマスコミがよく使った言葉が「絆」なんて、悪い冗談としか思えない。

どこに、「絆」なんかあるんだか…。
糸は半分しか伸びていないじゃないか。

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ブランドと社名

キスミー」という、一時栄華を放った化粧品メーカーがある。

実は「キスミー」は社名ではない。
本当の社名は「伊勢半」という。
呉服店の名前のような、なんとも古風な名前だ。

口紅で一大ブランドを築いた60~70年代には
「キスミー」というブランド名はかなり時代の先端を意識した、
今風に言えば「エッジの効いた」商標だったはずであり、
事実化粧品も売れたはずである。

それなら社名も「キスミー」にしてよかったはずなのだ。
実際、販売部門として「キスミーコスメチックス」なる会社は存在していたようだ。
しかし現在コスメチックス社は伊勢半本体に戻されている。

ブランド名を社名にした事例で有名なのは「マンダム」。
「金鶴香水」が「丹頂チック」で有名になり社名を「丹頂」とし、
さらに男性用化粧品「マンダム」がチャールズ・ブロンソンの男くさいCMで売れると、
「丹頂」から「マンダム」に社名を変えた。(Wikipedia

同じ化粧品メーカーでも、伊勢半はその看板を守り続けた。
社業の礎となったのが「紅」(べに)。紅花から取る、昔ながらの口紅を、
いまも「伊勢半本店」が作り続けている。

伊勢半グループとしてはすでに「紅」は主力商品ではないが、
源流となった「ブランド」を守り続ける決意が、「伊勢半」という社名を残すところに現れている。

キスミーは一時ほどの力はなくなったが現在もブランドとしては健在。
キスミーブランドでの「アイメイク」商品が現在の主力となっているが、
メーカー名としては「伊勢半」が使われている。
ローマ字による今風のロゴも制定されており、「伊勢半」もまたブランドとなっていることが分かる。

マンダムのように、看板ブランドからとった社名に入れ替えるやり方もあるし、
社業の元祖を頑として守り続ける伊勢半のやり方もある。
どちらが正解とはとても言えない。

ただ、ブランドというのはとても大切なものなのだ、ということは、
両者から教えられることではなかろうか。

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林家正蔵・林家三平兄弟会

奥州市・Zホール中ホールで12月9日午後2時開演。

本日は午後と夜の2公演あるとのこと。
まあ、夜の部の方がいいんだろうけど、
あまり遅く帰りたくもないので、午後の部をチョイス。
仕事をやりくりして、奥州市水沢に向かった。

事前情報では、当日券もあるが午後の部のチケットが残りわずか、とのことで、
ホールに着くなりすぐにチケットを購入。
全席指定だったが、確かに後ろの方しか空いていなかった。

1時半開場。
なんで席が埋まっているのか理由がわかった。
「高校生」の招待客が半分以上、中ホールの座席を埋めていたのだ。
学校寄席に出席する父兄の気分である。

やはり開場前から騒がしい。
しかしこれは別に高校生じゃなくても一緒である。

2時開演。緞帳が上がると同時に拍手が起こる。
別にしなくてもいいのに…。

前座は「林家まめ平」。正蔵の四番弟子だそうで。
「まるで校長先生になった気分で…」と言いながら、
「世辞の一つでも…」おいおい、またまた「子ほめ」か。

岩手に来る落語家の前座は8割方「子ほめ」を演るって誰か教えてあげてほしいよぅ。
たまには「道灌」とかやる前座はいないのかね。とほほ。

高校生のほうに目をやると、落ち着きない子達もいる。
前方の右側のジャージ?の男子の集団がやや気になるが、
まあそれほどうるさくしているわけでもなかった。

「赤ん坊だか白ん坊だか黒ん坊だか…」と言った途端、
変な笑い声が高校生から響いた。
さほど面白いフレーズではない。
誰かのあだ名か、何かのキーワードだったのか。

続いては弟・三平の登場。
お初であるが、二代目らしい華、オーラが感じられる。

結果から言えば、持ち時間35分間で落語をやったのは終わりの5分間だけで、
それより前はずっと漫談と客いじりであった。
名前も芸風も、パパ譲りである。

上野駅で女子高生に顔を見られ「あっ!」と言われた、という話題から入り、
学校寄席でイキった学生に「俺はオナラでドレミファソラシドができるよ」と言われ、
やらせてみたら「ドが出ないで『実』が出た」。
これまたパパ譲りな小咄に、高校生も、後方のおじちゃんおばちゃんも大ウケ。

その後は里見浩太朗、笑福亭鶴瓶、パックンマックンのパックンの話などを、
モノマネを交えながら軽妙に。

太秦での里見浩太朗の小咄。
「白ヒゲをつけた黄門様の里見さんを子供が指を指し『あっ!』。
 何だろうと見てたら『カーネルサンダースだ!』」。

「クイズです、何かを食べる仕草をするから当ててみて」。
口に入れたものを、手で引っ張ると伸びる仕草。
何でしょう、といって高校生に手を上げさせる。
「もち!」ブー、正解は『ピザ』です。

あつあつのソバを食べツユを呑む仕草を音つきでやってみせ、
当てさせる。「めん!」メンじゃ広すぎるでしょ、
『めん』どうかけないで。客爆笑。

「冷やし中華!」ツユないでしょ、ボケなくていいから!
「そば!」ブー、正解は「うどん」でした。
…まあこれは読めたな。

「じゃあ、誰かそばを食べる仕草をやってみない?」
ちょっと落ち着きの足りない集団の一員が手を上げた。
「キミ、ガタイいいね」。いわゆる「ガキ大将」「目立つ子」タイプの学生。

高座に上げさせ、座布団にまで座らせて、そばの食い方をレクチャー。
あとは想像通りの展開である。

学生に箸代わりに使わせた扇子をプレゼント。
「あと残り時間どのくらい?」と聞いて、やったのは「味噌豆」。
がっちりウケを取って、緞帳が下りた。

ちなみに「国分佐智子」の話は一切しなかった。
もっと言えば、彼の番組「海老名さん家の茶ぶ台」は、
岩手ではほとんど放送されていないことも書いておこう
(毎週ローカル番組で置き換えられ、ちゃんと放送されたのは1回だけである)。

15分後の仲入り後、兄・正蔵の登場。
紀尾井ホールでド真ん前で見て以来である。
思えばあれがまともな「落語童貞喪失」となったのだなぁ。シミジミ。

拍手が鳴り止むと、「あの震災があってから…」と
神妙な口調で語り出した。

これには、不意を突かれた。
きっと弟いじりから始めるだろうと思っていたからだ。
それを全く無視するかのような静かなマクラ。

といっても地震の話をし続けたわけではなく、
「しゃべる機械」の話へ。

家電販売店でしゃべる体重計を試していると、後ろから体のでかいおばさんが
「早くあたしにも試させなさいよ!」。
こわいなあ、それにしてもでかいなあと思ってゆずって、
見ていると体重計がしゃべった。「お一人で乗ってください」。
客席大ウケ。

羽織を脱ごうとするところで女子高生のアマキンな笑い声。
どこもおかしくないけど…。
うまく脱げないように見えたのだろう。

そんな中でも客いじりなど一切せず、
「古典落語を聴いていただいたので、新作落語でお楽しみ下さい」。
といってはじめたのは桂三枝作の新作「読書の時間」。

本棚で司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を探す夫。
いくら探しても見つからない。妻に聞くと
「息子のツトムが学校に持っていったわよ」。

学校の国語で「読書」をやるので、一冊本を持っていくことになっていたという。
夫はそれを聞いて青ざめる。
「息子に連絡付かないか?あの本には指一本触れさせるな」
「まさかへそくりでも入っていたの?」
「へそくりならまだいい」。

実は「竜馬がゆく」はカバーだけで、
中身は「官能ポルノ小説」だった。

息子は教室で先生にうながされ「竜馬がゆく」を朗読しはじめる…はずが、
なにやら様子がおかしい。「女の腰に手を回し…」。

先生は「竜馬がゆく」にそんなシーンあったか?と言いながら
「50ページ飛ばしてみろ」。飛ばしても出てくるのはエッチな文章ばかり。
結局、中身が違う本であることが分かってしまう。

帰宅後、息子は親をなじることもなく、優しくなだめるのだった。
息子は父親に、これを読んでみたら…といって「たそがれ清兵衛」の本を渡す。
開けて見てみると、やっぱりカバーだけだった…。
よりくわしい筋はこちら(伊達と酔狂)。

「竜馬がゆく」であるはずの本を開いた息子が、並んだ文字を見て驚愕。
その表情を正蔵が演じるたびに、大きな笑い声が起こった。

客の半分以上が高校生ということもあって、
分かりやすい新作を選んだのだと思うが、選択は間違っていなかったと思う。

それにしても、「動の三平」「静の正蔵」といった感じで、
対比がものすごかった。
漫談に客いじりで突き通した三平、いっぽう新作で直球勝負した正蔵。
海老名家らしさで笑わせた三平、持てる地力を披露してみせた正蔵。

半ば学校寄席のような公演でありそれでハードルはさらに上がったはずだが
学生達もよく笑っていたことは、後ろから見ていても分かった。

正蔵・三平を「恵まれた二世ボンボン兄弟」だと思ってナメている客や噺家は数知れず
(はっきり言うが立川志らくもそうだった)、
一般的に評価は低い兄弟である。

いつかその悪評をひっくり返さないといけない立場にこの兄弟はあるわけだが、
その解をそれなりに準備し、実践していると思う。

どうも低く評価されすぎではないか、と改めて認識しつつ、
大満足で会場をあとにした。

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かたちのほうになります。

とある勧誘電話を受けた。
疑り深い自分だが、今回は乗っかってしまった。笑
まあ、ぶっちゃけ言うとネット回線ですけどね。
光回線にしませんか、って奴。
工事代もかからないっていうから乗っかってみた。

担当者と名乗る人物が入れ替わり立ち替わり電話が来た。都合3回。
男、女、男。それぞれ所属が違うらしい。

テレアポセンターなんだろう、
電話の向こうからは、話し声の束が聞こえてきた。

2度目の女はビミョーな関西なまりがあった。
大阪なのか? それとも本人がなまってるだけかもしれないけど。
まあ、若いお姉ちゃんとしゃべるなんてなかなかないからな。
心の中では「このオッサン愛想悪いわ~」とかってバカにしてんのかな、
とか想像すれば頭の体操にもなるし。(なるか?)

3回目の男は20代。
電話がかかってきた後、勝手にゲホゲホせき込んでいた。
夜の8時半にご苦労様である。
まあ、ねぎらうほどこっちも気が利かないので、聞き流してあげたけど。

何かを読んでいるとしか思えない口調で、
回線があーしたこーした、説明してくる。
「君の言ってること、8割方知ってるけどね」とは言わずに聴いてあげたよ。
未来ある若者をいじめたくないもの。

ただ、いぢめたくなる面はあった。
それはその口調だ。

「こちらのほうがですね、回線のほうになっておりまして
お安いかたちになりまして、お客さまのほうで
お手続きしていただくかたちになります

お前はどっちのほうからどういうかたちでどうなるんだ?

「のほう」は要らないし、
「いただくかたちになる」じゃなくて「いただく」でいいだろ。

もう、聴いててイライラする、この丁寧すぎる口調。

「の方」「形になる」と言いたがるのは、
今の若者が、断定口調を好まないから、らしいけど。

逆に、若いんだから、言い切れよ。
断定してくれよ。
まごまごするのは年取ってからでも遅くないぜ…って言いたいね。

まあ、そう言う自分も「こちらのほうに来ていただくかたちになります」って、
電話で言ってるかも知れない。気をつけよう。
言葉だけでも若者を気取りたい気もするけど、気をつけよう。

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クリックでポイント

クリックするだけでポイントがもらえるサービスにハマっている。
以前はアンケートサイトでよく回答したものだが、
設問がクソ長くてクソクドいことがクソ多くて、面倒でやめてしまった。

「面倒」を避けるのは、昔も今も人の世の常。
だからクリックでポイントがもらえるのは、単純でよいのだ。

分かりやすいのは「ポイントタウン」。
何クリックかする手間はあるが、バナーや三角クジのアイコンをクリックすれば、
1ポイントとか5ポイントくれる。当たり外れもあるけど。

「ポイントナンバーズ」という数字あてゲームも。
何しろ当選確率は「1/100000」なので当たりっこないが、
皆勤賞を得るために毎日アクセスする気にはさせる。

Gポイント」の「ビンゴのお庭」も楽しみがある。
なかなかビンゴにはならないけど。
ほかにもクリックするだけで1ポイントのサービスもあったりする。

意外に大穴は@niftyの「ニフティ宝くじ」。
クリックするだけ。
数ヶ月に1回だが、100円が当たることがあるのだ。
以前はクドいアニメーションを数秒見せられたが、
現在は改善され、スパッと結果だけ見られるようになっている。

今もクドいのは「ちょびリッチ」か。
ルーレットとかイチゴ拾いゲームとかあるのだが、
こちらは依然として、ルーレットが動く様子や、
サイフ型のキャラクターがチョコマカ動くアニメーションを、
毎度毎度見せられる。

10秒くらい待たされるが、
うっとうしいのでアニメーションしている間は
結局ブラウザの別のウィンドウ(あるいはタブ)で
スポーツ紙のサイトに移動したりする。

「ちょびリッチ」にもビンゴゲームがあるが、
自動で数字を開けてくれる「Gポイント」と違って
いちいち数字をクリックしないといけないから時間も手間もかかる。

「ちょびリッチ」は「ユーザビリティ」という言葉を考えた方がいい。
「面倒」を避けるのは、昔も今も人の世の常、なんだから。
…ポイントもらってる立場で申し訳ないが。

で、これらに共通するのは、クリックが終わった後
「おめでとう!きょうは広告ポイント2倍だよ!」などと表示され、
バナーが現れるのだけど。

このバナーをクリックしてECサイトで買い物すると、
規定の2倍のポイントがついたりするようだが、
申し訳ないけど、そうそう毎日、ネットで買い物しないでしょう。
それなのに、いちいち毎日「2倍だよ!」「1.5倍だよ!」って言われても…。

その表示が出ない、つまり「1倍」の日もある。
だったら次の日なら「2倍」になるんじゃねーの、って思うだろう。
でも翌日には買い物をする気は多分失せている。

しかもその広告が「証券会社の口座開設」とか
「クレジットカードの入会」とか、
まあ滅多にやらないようなサービス型とか、
サプリメント、化粧品のような、
単価が高い割にどこでも売ってるような商品が多い。

つまり、その広告を見たくらいで買おうとは思わないのである。
ポイント2倍くらいじゃ動きませんよ。

広告で収益を得るビジネスモデルなのは重々承知だが、
もっと違うやり方考えたら? と思う。
…ポイントもらってる立場で申し訳ないが。(2度目)

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『麻雀は好きだけど、携帯ゲームは嫌いです』

「モバゲー」ことDeNA社による、横浜ベイスターズお買い上げが成立。
NPBオーナー会議においても、約1チームの猛反対もあったものの、
ほとんどが承認し、正式に「横浜DeNAベイスターズ」が誕生した。

個人的にはDeNAは好意的に見ているし、
世間的にも「横浜ベイを救った」と好意的に見ていると思う
(逆にTBSは「横浜ベイを捨てた」ことになるが…)。

そんな中でカリカリしているのが、
楽天の元締・三木谷浩史氏と、
「森羅万象漫画家」のやくみつる氏である。

三木谷氏の場合は分かりやすい。
青少年がどうこう、とか言っているが、
要するに「商売敵」を「警戒」しているだけのこと。
さらに世間様からそれを見抜かれる始末。

得意の英語で演説すれば、
大方の日本人は英語が分からないバカだから(by堀紘一)ごまかせたんだろうが、
残念ながら三木谷氏は苦手な日本語で説明してしまった。

まあ三木谷氏には別な戦略があるのだろう、ということは
以前も弊ブログで書いている。

いっぽうの、やくみつる氏。

長年の横浜大洋時代からのファン生活を休止する、という。(スポニチ
「親会社が変わるまで」、と将来を担保するあたりが、
早稲田大卒の漢字王らしい深謀遠慮か。

主張は三木谷氏と大差なく
「青少年からカネを巻き上げている会社がスポンサーでは、
応援する気にはならない」という。

「携帯電話ゲームなんかこの世に要らない」とも主張している。

ま、確かにそうですけど。

いまさら文明批判されてもネェ、という気はする。
それじゃあ、あなたが禄を食んでいる
「一コママンガ」「四コママンガ」も、この世に要らないでしょう、
というツッコミはどう受けるのか。

それに、えげつなさでは読売新聞社だって大差ないのでは。
社主と元GMがもめている。あれがえげつなくなくて何なのか。

軌を一にする楽天だって携帯ゲームは売ってるし、
青少年によろしくない図画だって購入できたりするのだ。

もっといえば、ソフトバンクはそもそも「携帯屋さん」だが、
「携帯ゲーム」の会社はダメで、「携帯キャリア」はOKなのか?

「オリックス」はいまや金融会社だが、
金融なんて大人の汚い世界の最たるものではないのか?

やく氏の「倫理の基準」は、どこにあるのだろう?

相撲やボクシングの騒動でも顔を見せた氏は、
『良識派』とみられていたと思うが、
この件で少し評価を落としたのではないか。

まあ、やくみつる氏には、
「はた山ハッチ」という別ペンネームもあるので、
「『やくみつる』は横浜ファンを『休止』したが、
『はた山ハッチ』はやめてません」とか言い逃れすることも不可能ではない。
やらないとは思いますが…。

そもそもペンネームの由来が「役満」の人に、
どうこう言われる筋合いもないのかもしれない。

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うすくち番組「やじうまテレビ」

以前書いたこととだいぶ重複する記事だが、
どうしても我が朝の定番「やじうまテレビ」(テレビ朝日)に言いたいので…。

朝の民放の雄「めざましテレビ」は、自前で商業施設も建てたりするほど
「ブランド力」がある。現在開催中の「東京モーターショー」とも
コラボレーションしてたりする。

それに引き替え、「やじうまテレビ」にはそんなブランドなどない。

そもそもここ数年で「やじうまワイド」→「やじうまプラス」、
そして「めざまし」を剽窃したかのような「やじうまテレビ」と
めまぐるしくタイトルを変更しているし、
番組の中身もコロコロと変わっている。

「やじうまテレビ」になってからも、
満を持して司会に起用した気象予報士・依田司を
レポーターに降格させるなど、迷走は続いている。

番組全体にどうにも漂う「薄口感」。
司会の平石直之アナは、進行もそつがなく、
さっぱりしているんだが、アクがない。
毎朝、薄いおかゆを食べているようだ。

コメンテーターも、「ワイド」の三宅久之とか黒田清、
「プラス」のデーブ・スペクターや大谷昭宏のような癖のある論客はなりを潜め、
淡々とした語り口の学者肌ばかりを起用している。
この秋には「華」とばかり、全曜日に女性コメンテーターを入れたのだが、
さらに薄口になってしまった感がある。

いまのキャッチフレーズが「爽やかな朝をお約束します」。
これじゃ、どうしたって薄口になっちゃうよなぁ。
この混迷の時代だからこそ、朝から怒りたいんじゃないか?視聴者は。

番組の「良心」か、「やじうまワイド」時代に番組の顔だった、
吉澤一彦アナを起用。ニュース解説コーナーで、
みのもんたよろしく歯切れ良い語りを見せている…が、
せっかくの「アク」もこのコーナー限り。

全国ネットなのに、レポーターの依田司は
東京を中心に、関東地方をウロウロし、商店街で台本通りのやりとりをし、
中身の薄い天気予報を伝えるだけ。

そもそも北海道、関西、中京、福岡ではローカル番組が優先され、
「やじうま」の放送がない、あるいは放送時間が短い、という事情がある。
だから「関東ローカル」のノリをいまでも引き継いでいる。

東京でこの番組を見ると、朝7時半くらいに「提供 JR東日本」と表示される。
そもそも「国鉄」時代からこの時間帯のスポンサーだったというから、
そのつきあいは長いわけだが、そりゃ関東地方中心になりますわな。

やっぱり、「やじうま」という
アナクロなタイトルを返上する時期がきているのかもしれない。

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