facebookと投書欄
「facebook」には未だに踏み込めないでいる。
あの実名制というのがどうにも、躊躇させるのだ。
自分のパーソナリティを、ネット上にさらすというのには
いかにもタコにも、承諾しかねる。
そんなヤツが偉そうな文章を書くんじゃねー、と言われるかもしれないが、
それは大いに甘受させていただく。笑
「Facebookの実名主義がどうしても馴染めない訳」(誠biz)。
我が意を得たり、である。
「みんな実名でつながろうよ! カマーン!」的な、欧米的発想。
仲間に入れない人間を、地下に潜らせずにかえってあぶり出そうとする構造、
困ったものである。
「facebookをサラリーマンが使うリスク」(hidekidosかく語り記)。
くどくど書いて、最終的には「前言撤回」し、
「facebook万歳!」となるのだが、それ以前の前半部分にのみ概ね賛同する。
新聞の投書欄を思い出して欲しい。
こちらも実名主義であるが、大体、投稿しているのは、現役を退いた60代以上の高齢者、
ありていに言えば「じいさん」が多い。
だから「年寄りの集会所」みたいな感じになる。
たまぁに若者が混じることもあるが、おおかたは中学生とか高校生の、
ちょっと背伸びしてみたい子たちだ。
30~40代の現役世代は、こういう投書欄に投稿する気にはなかなかならないだろう。
自分の意見を実名で発露すれば、職場などで何を言われるか分からない。
「出る杭は打たれる」からだ。
facebookも同じで、実名付きで意見を発露しなければならないのは、
社会人としては痛い。
ニュースサイトなどで、facebookと連動し
コメントを受け付けるシステムを導入しているところもあるが、
肩書き付きで表示されることもあり、
書き込んでいるのは、イキった大学生か、大学教授、企業経営者ばかりだ。
こういう人たちは、友達や部下、同僚にネット上で見つけられても
痛くもかゆくもないだろう。
「ああ、また言ってんな」みたいな。
サラリーマンだと、けっこううっとうしいことになる。
「おまえあんなこと書いてんのか。普段そんなこと言わないくせに」的な、
面倒なやりとりを会社の中とか社員食堂で繰り広げることになるわけだ。
まあ仕事と無関係なニュースサイトへの書き込みならまだいいが、
会社の業務に関わるようなセンシティブな内容に触るのは、実名ではどうか。
そもそも守秘義務違反まがいの事態にでもなったら大変だし。
(まあ、そんなことに一番うるさそうなアメリカがfacebookの本場なわけだけど)
とにかく、現時点でfacebookを礼賛するのは、
実名で商売している物書き(ライター、ジャーナリストのたぐい)か、
実名でコミュケーションするメリットの大きい、会社社長などのセレブリティだったりする。
いっぽうで、セレブの代表格のような「芸能人」の参加が少ないのは、
ごひいき筋が匿名参加できるtwitterやブログのほうが広がりがあるからだろう。
何度も言っているが、実名=名刺代わりとして、
「使わざるを得ない状況になったら」facebookには触ろうと思うが、
今のところ、そんな気にはならない。
facebookマーケティングとかなんとか言ってるけど、
実名さらしてまでハンバーガーの割引券をもらおうとは思わないのである。
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