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若者にラジオを触らせろ

ラジオの退潮が叫ばれて久しい。
娯楽の王様であるテレビですらその地位は怪しいというのに、
ラジオはなおさらであろう。

そもそも中高生はラジオの操作の仕方が分からないらしい。
ダイヤルをねじるだけなんだが…
我々おっさんは、テレビも「チャンネルを回す」行為をしていたが、
いまじゃボタン押すだけだから。

ボタンを押して選局するラジオ
(デジタル選局とか、シンセサイザーチューナーとか言うけど)を、
もっと普及させるべきではなかろうか。

ワンプッシュで選局できるテレビに慣れた世代にとって、
ダイヤルを回してちょうど良い感度を調節して…
という、ハンドクラフト的行為は面倒に感じるだけではないか。

「ラジオはダイヤルを回すものだ」という、オヤジ世代の固定観念が、
ラジオを若者から引き離していると思う。

家電量販店に行っても、デジタル選局のラジオや、
ラジカセ(カセットももう時代遅れだけどね)って、意外に売ってない。
まあ、コンポとかステレオ(これも古いか?)だと
デジタル選曲方式のラジオが搭載されているけれども。

地方では、「東京のメディアに接触できる」という利点も有効だと思う。
お日さまの明るいうちは無理だが、
暗くなると、AMでは東京など遠隔地のラジオも受信できる。
逆に東京から大阪のラジオを聞いたり、とかもあるし。
今の若い子は遠隔地受信の楽しみを知らないだろうねぇ。
地元局にとっては遠隔地受信は阻止したいだろうけど。

とにかく放送局側は「radiko」「らじるらじる」など、
インターネット経由で聞かせようとしているけど、
ネットは別な世界への誘惑が広がりすぎている。

やはり、ラジオ単体を使わせる作戦に出るべきだろう。
その際は、ダイヤルを回させて面倒なイメージを植え付けるより、
まずデジタルチューニングの分かりやすい装置を使わせた方がよかろう。

そもそも、ラジオ放送は「見ていなくてもいいメディア」という、
最大の利点があるではないか。
これに気づかせないで、どうする。

携帯電話とか、ライバルも多いけれど。
黙っていても若い世代がラジオを触ってくれた時代では、もうない、
ということを、放送局は肝に銘じるべきだろう。
もう十分、意識してるかも知れないけど。

(追記 11/3)
特に名前は記さないが、
本県ではつとに有名な方のブログで
当記事を取り上げていただいている。多謝。

ラジオについては、先日ふと聞いたNHK-FMの番組で
「ダイヤルを回すことで、放送局を探す楽しみ、
そしてピッタリ合わせる楽しみがある」という話をしていた。
確かにこの楽しみは、感度良く入感する放送局を選択してくれる
デジタルチューニングでは味わえないかな…とちょっと考えたのだった。

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