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いわちくバーガーショップあいあい

アネックスカワトクに、新しくハンバーガーショップがオープンしたとのことで、行ってみた。
新しく、といってもマクドナルドの退店跡への居抜き出店である。

最近、マクドナルドはショッピングセンターのテナントなど、
旗色の悪い店をガンガンつぶしており、盛岡市内などでも数店閉鎖されている。
アネックスカワトク自体も店の鮮度は落ちており、
テナント棟であるアスティ緑が丘は目も当てられない状況になっている。

そのマクドナルドの跡に入ったのは完全地元系。
非情な全国資本の後釜に地元資本が入る。よくある図式だ。

運営するのは「いわちく」。紫波町にある食肉加工大手で、
カワトクにもお肉売り場のテナントとして入っている縁で、
ハンバーガーショップを開店したようである。

店の名前は「いわちくバーガーショップあいあい」。
「ii」のロゴになっている。
岩手、いわちくの「i」だと思うが、ややアナクロ感がただよう名称ではある。

Aiai2


店構えはこぢんまりとしているがすっきりまとまっており、
一見すれば新しいチェーン店に見えなくもない。

開店直後ということもあり客が少しではあるが行列をなしている。
左手のほうにはパーティションが張られていた。
中はバックヤードになっているようであるが、
いずれパーティションは見苦しいので恒久的な内装ではないと思うが…。

開店祝いのお花。香りが花をくすぐる。
デザイン会社などの名前が書かれる中、
店に一番近い位置には「IBC岩手放送」。

いわちくはIBCで頻繁にCMを流しており、
ラジオ番組のスポンサーも務めるなど、良好な関係がある。

「あいあいセット」を注文。
ハンバーガー、ポテト、コーヒーS、さらに唐揚げ2個もついて
380円とは、かなり安い。唐揚げがつくなんて、さすがいわちく。

カウンターの中は女性3人。
バックヤードからややこわもてのマネージャーらしき男性が出て
接客を手伝っていたが、おそらくしばらくしたらいなくなるだろう。

右手を見ると冷蔵ケースに「懐かしのドクターペッパー」と貼られ、
中にはドクターペッパーの缶がつまっていた。
ドクペは岩手ではほとんど売られていない。
目の付け所がなかなかいいね、と感心。

注文してから結構待たされた。
開店直後とはいえ、10分近くの待ち時間は長い気がする。
システマチックになっている大手チェーンとの決定的な違いか。

この日は開店記念ということで、
注文時にティッシュペーパーの箱をもらう。
蓋の取り出し口が割引券になっているというユニークなものであった。

ようやく呼び出され、品物を受け取る。
紙袋2つ入った、取っ手のついた大きな紙袋。
ジャストサイズの袋がなかったのだろうがやや大きすぎる気がする。
3500円くらいの買い物をした気分になるのはいいけど。

中の紙袋は1つがハンバーガー、ポテト、唐揚げ。
もう1つは紙製のカップ押さえに入ったコーヒー用の紙コップ。
飲み口付きプラ蓋付きであるが、マクドナルドと違って
最初から飲み口部分が開いているため、持ち帰るときに少しこぼしてしまった。

まあそれにしても唐揚げまでついて380円というのは
ほんとに原価割れしてないのかと心配になる。
しかもバンズ(パン)を作っているのはあの「福田パン」だそうである。
とことん地元にこだわった感じが好感持てる。

Aiai


自宅に持ち帰り食す。
ハンバーガーはパティ、レタス、ピクルス、トマトソースをバンズで挟んだ王道。
マクドナルドのものよりはやや大きい気がした。

バンズは間違いなく福田パンの味がする。
パティもそうだが、食べた感じはかなりアッサリしている。
パンチはないが、食べやすいと思う。
ピクルスもあくまで優しい存在感。

ポテトは期待していなかったがこれはがんばっていると思う。
まさかフライヤーはマクドナルドのものをそのまま…というわけではないと思うが、
持ち帰った後もフニャフニャになっていなかった。

そして唐揚げ。これはとても美味しい。
ほんのりニンニクが効いている。
入っているのは2個だけだがこれで十分。

コーヒーは少しこぼれちゃっていたがこれもよかった。
なおもう少しお金を出せばコーヒーSサイズを
Mサイズのソフトドリンクに変えられるという。
コーラ、ミニッツメイドオレンジ、ウーロン茶、ファンタメロン、
アイスコーヒーにカルピスも。もちろんホットコーヒーもMにできる。
ゼロカロリーコーラもあればなおよかったが。

メニューをちょうだいしてきたが、
チーズバーガー、ベーコンレタス、メンチカツがある。
ハンバーガーは単品で180円。リーズナブルだ。

ホットドッグ(200円)も充実している。
牛焼肉ドッグ(350円)に、
もつドッグ(250円)なんてのも。次はチャレンジしてみたい。

土・日はとんかつバーガー、角煮バーガー
(各350円)も限定で用意。
肉屋らしさ全開のメニューだ。
そうそう、ポテトや唐揚げも単品で頼める。
ポテト・唐揚げ・ドリンクのケンタッキー的なセットもある。

ということで後半はメニューの羅列で宣伝っぽくなってしまったが、
ハンバーガーセットを食べただけだが、想像以上のお味であった。

地元資本の割に価格面もかなりがんばっている印象を抱いた。
むしろ「もっと強気に出てもいいんじゃない」と心配になるほどだが、
これくらいインパクトがないと「やっぱりマックのほうが…」と言われてしまうのだろう。

ここで自信をつかんで多店展開、というのも視野に入れているのだろう。
マクドナルドが店を減らしているのは
いわちくにとって「チャンス」と映ったのかも…考えすぎ?

「あいあい」という店名はいささか福祉関係を思わせ、
もう少しオシャレな名前でもよかったかな、と思うが
いろいろ計算した上でのネーミングかも知れず…
ともあれ、一本取られた、と思わせるお店であった。

いくら数店つぶれたといっても、
まだまだマクドナルドはよそにいくらでもある。
今のところほかでは食べられない味を味わいに
アネックスのフードコートまで行くのもよいだろう。

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