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入信するオトナタチ

東北の農産物を消費しよう、という動き。
役所が一生懸命動けば動くほど、
おもに西日本在住者が疑心暗鬼になり、
はっきりと「内部被曝」を恐れる発言をしている。
「東北 食品」で検索したらいい。

「東北のものは怖くて食べられない」
「国は怖くて規制できないのだ」などとのたまう連中がうじゃうじゃ。

東北の農家は全員中国に移住させろ」とか、
『がんばろう東北』なんて辞めてくれ」などと平気で言う奴もいる。

食品だけじゃない。「茨城の自動車を北海道に持ってくるふてえ奴がいる
なんて、差別的にもほどがある。

テレビ番組で「福島の地産地消給食」をおもいっきり批判した室井佑月について
「室井さんが消される!」と気をもむ連中も増えている。

今度の教祖は室井佑月か…
(郷土愛はほとんどないらしいが、室井は青森県出身である)。

いやー、宗教戦争が悪化してますよこれは…。

検索する限り、「私は東北のものを食べます」と言ってくれている人は、
どちらかというと少数派という印象を受ける。

原発の爆発が起こった直後から、諸外国が一斉に、
日本の食品や工業製品を忌避する動きが起こった。
とうとう日本国内でこの動きが出てきた、ということになる。

ガイガーカウンターで検査しようが何しようが、
福島周辺のみならず、東北や関東のものはこわくて食べたくない、
バッチイ、という人間が、東京以西(北海道も?)で発生してきているのだ。

さきほどの自動車の例のように、食品だけでなく、
工業製品でも東日本製のものを忌避する人もいる。

これが「先鋭化」「カルト化」のままならいいのだが、
「一般化」すれば、東北や北関東の産業は危機に陥るであろう。

福島から避難してきた子供が「放射能! ほうしゃのう!」と
いじめられたというニュースがあったが、
これを大人がやりはじめたのである。

未来あるコドモタチを守れ!」なんて美しい表現を使っているが、
彼らの言っていることは、突き詰めれば、
「東北・関東から人っ子一人もいなくなれ」と言っているのと同じ。

つまり「東北の崩壊」「首都圏の陥落」を無意識下に期待しているのだ。

東北の復興に汗する人たちも、彼らは「悪魔の手先」と忌み嫌うか、
あるいは「情弱の田舎者」とあわれむかのどっちかだろう。

東北周辺の人々を足蹴にして、
自分たちだけは安寧を保とうとするなんて、許せない。
腹立たしいこときわまりない。

…まあ、冷静に考えよう。

彼らはいま「宗教」にハマっているわけで、
何を言っても聞く耳持たないはず。
東北のものを喰いたくなかったら喰わなくて結構である。

ただ。
東北を「迫害」することだけは、勘弁して欲しいけど、
彼らはいつか、やりかねないから厄介なのだ。
(もうしているようなものか、ハハハ…と力なく笑う)

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