古着の国
震災で物資が余り気味らしい。
もっとも余るのが「衣類」。
とくに「古着」のたぐい。
「救援物資」にかこつけて「ゴミ」を送る奴が多いみたいで、
「履き古した靴下」まで送りつけられているらしい。
誰が使うんだそんなもの。
おそらく「洗う前のパンツ」とかも送った奴がいるかも…
出張帰りのサラリーマンかっての。
あれだけの窮地に追い込まれたんだから、
何でもほしがるだろう、という浅ましい考えで、
家の片付けがてらに要らないモノを整理できる、
しかも物資になるなら一石二鳥、と思ったんだろうが。![]()
靴下やパンツでなくても、
実際、古着は人気がないそうである。
やっぱり新品のほうがいいだろうし。
あなたのまわりにもいるでしょう、古着なんか絶対着たくないって人。
誰が袖を通したか、誰の汗が染みこんでいるのか、![]()
分からないようなものは身につけるわけにはいかない…
被災した人々でも、ダメなモノはダメで、
古着を着るくらいなら同じ服を着続けたほうがマシ、という人もいるのだ。
しかし、岩手は意外と、古着屋が盛んな地域である。
全国展開する古着チェーン、「HANJIRO」「ドンドンダウンオンウェンズデー」の
両社が、本拠を盛岡に構えている。
どちらかというとセレクトショップ的風情のHANJIROに対し、
いかにもなチェーンストアのドンドンダウン。
この両極端?な古着店は、どちらも急成長を遂げ、いまに至る。
「雨にも負けず」
的な岩手の県民性が、古いものを大事にする心を培い、
古着店が支持される土壌を作った…
というような「こじつけ」は苦しいのでやめておくが。![]()
なおHANJIROは岐阜のアパレル商社に買収されてしまったようだが、
ドンドンダウンはFCビジネスで展開、
手綱を緩めることなく店舗網を増やしている。
日に日に値下がりしていく値段を、「野菜の値札」で示すなど、
店内に漂う独特のゆるい
雰囲気が、
古着店特有のとんがった
空気感と微妙にマッチして、
若者に支持されているようである。
被災地であまった古着の利用について、
ドンドンダウンを展開する「ドンドンアップ」が手を上げており、
岩手県と共同で処分を行うとのこと。
さすがは「古着の国」である。ただでは起きない。
でも、履き古しの靴下までは勘弁してほしいもの。それはさすがにゴミですから。![]()
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- パクり(2015.08.16)
- 2番手戦略(2015.06.06)
- カグーウォーズ(2015.02.27)
- 普通ってなんだ(2014.07.27)
- 極ZERO伝説第2章(2014.07.20)
「岩手県」カテゴリの記事
- 消えゆく者の哀しみ(2016.03.16)
- 復興へ…(2016.01.01)
- テレビ東京地獄(2015.12.12)
- 駅前のイオンがガラガラ(2015.08.14)
- 応援歌練習(2015.05.05)
「盛岡市」カテゴリの記事
- 駅前のイオンがガラガラ(2015.08.14)
- 滑り止めスパイク(2015.01.04)
- 落語を楽しみたい…(2014.06.12)
- タケダスポーツ(2013.10.01)
- トライアル盛岡青山店(2013.08.07)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント