被災地格差
芸能人はどうして、石巻ばかりに行くのかなぁ…。
東日本大震災で、津波の被害に遭った被災地は、
北は青森県から、南は千葉県まで広範囲にわたる。
しかし、世間のイメージは「仙台はひどいらしいよ」。
東北を代表する政令指定都市が大ダメージを喰らった…
と聞けば、いかにすさまじい津波だったか、と思う。
ただ仙台の場合は津波よりむしろ「地震」や「風評」の被害が大きいのだが。
サンドウィッチマン、マギー審司、狩野英孝…
「我々のふるさとが…」とアピールする「被災地芸人」たち。
その「ふるさと」は「東北」のことを言っていたりするんだけど、
揃ってみんな宮城県の人である。
芸能人や有名人がこぞって被災地を目指すが、
どこに行くとなれば「よし、宮城に行こう」。
むしろ、東京に近いのは福島なのだが、
ご存じの通り沿岸部は「原発」でとても近づけない。
宮城と同じくらい被害を受けた岩手は「遠い」ので
行きにくいし、帰りにくい。
だから、みんな宮城に注目し、宮城に集まっていく。
石巻や気仙沼周辺が「人気」を集める。
もともと人口の多い県だから、そうなるのは当然かもしれないが…。
地元のマスコミすら被害を伝えない岩手沿岸北部(JB Press)や、
「東北」から仲間はずれにされて義援金も来ない茨城県など、
『被災地格差』が露骨に見え始めている。
完全な公正はあり得ないけど、
「よし、宮城だ!」と思う前に、一度考えて欲しいものだと思う。
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