アローン・網イン
上野に「ひとり焼肉専門店」オープン…(上野経済新聞)。
一人では絶対行けないのは、カラオケボックスと焼肉屋…
だったはずだが、とうとう焼肉も、単身で楽しむ時代になったか。
ほかの客の目を気にせずお肉をヤキヤキできるよう、
席はひとつひとつ間仕切りされている。
運営会社は「ニーズは確かにある」と見込んで
お店を開いたという。
女性客や高年齢層の客も来ているとのこと。
ラーメンや牛丼だったら一人でお店に入れるけれど、
焼肉はそうもいかない。
仲間と連れだって行かないと、なかなか足は向かない。
そこに、この店は目をつけた。
「一人で焼肉食べたい人もいる」。
肉喰いたいけど、友達や家族を誘うのは面倒…
そうなれば焼肉を諦めざるを得ない。
店側にとってはまさに機会損失である。
そのニーズをうまくすくい上げたわけだ。
間仕切りを置いたのもポイントだろう。
確かに、ラーメンなどと違い、焼肉はジュージューと音が出るし、
チラチラ横を見ることもたやすい。
赤の他人に何の肉を焼いているのか見られるのは、
あまりいい気持ちはしない。
他の客どころか店員とも目を合わせずに済む、
「味集中システム」の「ラーメン一蘭」を以前けなしたことがあったが、
その後も一蘭は売り上げを順調に伸ばしているというし、
やはりこういう「おひとりさま」方式は支持を集めているということなのだろう。
なかなかなかった「ひとり焼肉」の店。
これからの主流になるかも…。
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