風評被害
メイド・イン・ジャパンに傷…。
日本産の鉄鋼製品を「放射能が怖い」と取引拒否されかねない状態という。(SankeiBiz)
これぞ「世界規模の風評被害」である。
日本で取れた農産物だけでなく、
工業製品も放射能まみれだと思われ始めている。
そのうち、日本産の車も買ってもらえなくなるだろう。
日本の自動車は放射能を積んでくる、と思われてしまう。
工業は日本の強みだったはずなのに、
これはほんとうにまずい。
日本のことをろくすっぽ分かっていない
頭の悪いガイジンジャーナリストが、面白半分で誤報を伝えまくっており、
単なるライブハウスが原子力発電所扱いされたりしている。(GIZMODO)
誤解されるのもしかたがない状況。
多くのガイジンたちは「日本という国は小さいので、
すでにフクシマから放たれた放射能が、
国全体を覆っている」と思い込んでいる。
津波による死者を誤解し、「ニホンでは1万人が放射能で死んだ」
というわけのわからない誤解をしているガイジンもいるという。
今のうちに、外交ルートでも何でも使って、
こういう誤報・誤解を強く打ち消さないと、
知識のない外国の一般市民は、
日本国が放射能まみれの国だ、と思い込んでしまう。
そして「日本=放射能」というイメージが、
今後数十年にわたってつきまとうことになる。
カネのある日本人は外国に「高飛び」するかもしれないが、
握手だってしてもらえなくなるかもしれないのだ。
「バッチイ! ニポンジンニサワルト、
ホウシャノウガ、ウツル!」とか言われるかもしれない。
とにかく、そんな風評被害をくいとめなければいけない。
知恵を出し合って、
福島第一原発の放射能を押さえ込むことが最優先。
そして、放射能被害を打ち消し、風評被害の広がりを止めることだ。
一番悪いのが、日本に広がるマイナス思考。
上杉隆のように悪いニュースばかりをことさら発信しまくる
ジャーナリストがいるものだから
(しかもこういう人物にかぎって影響力が強い)、
頭の弱い人間はそれを真に受けてどんどん鬱モードに迷い込む。
で、「政府は嘘つきだ」とか謀略論を振りかざす、
インスタントジャーナリストが増殖する。
そんなに気になるんなら自腹でガイガーカウンターでも買ってこい。
第一原発の真ん前に行ってシーベルトとやらを計ってこい。
そんな勇気もないくせに。
自衛隊員や消防隊員はピーピー鳴るメーターを手にがんばっているのだ。
日本から逃げるガイジンにハンカチ振ってる場合か?
風評被害を応援して何になる?
「解決」をしなきゃいけないのに、
「困惑」する材料を探してばかりでは、
ますます日本はダメになる。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- パクり(2015.08.16)
- 2番手戦略(2015.06.06)
- カグーウォーズ(2015.02.27)
- 普通ってなんだ(2014.07.27)
- 極ZERO伝説第2章(2014.07.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント