砂上の楼閣
粉飾決算の罪に問われていた、
ライブドアの元社長・堀江貴文被告の上告が棄却され、
2年半の実刑が確定。収監されることとなった。(読売)
彼がさっそうと「ネット界の風雲児」として世に出たのがざっと7年ほど前か。
当時、ネットではほとんどが彼の味方だったが、
弊ブログではずいぶん叩かせてもらったことを思い出す。
いまも彼のシンパは多いけど、
それでも、当時からすると、メッキがはがれたな、という印象を持つ。
選挙に出たり、逮捕されたり、あげく死人まで出た。
既存勢力に戦いを挑み続け、
「想定外」などという言葉を流行らせた「若者のヒーロー」が、
敵視していたはずの既存勢力と手を組んで政治に打って出ようとし、
いっちょまえにスキャンダルを起こすようになった。
時が経ち、若者のヒーローも齢を重ね、「おじさん」になっていった。
味方をしていた世代も年を取り、
次に出てきた若い世代も皆は支持してくれなかった。
少なくとも堀江氏は根回しをあえてしないまま、
世間を騒がせることを楽しんでいたきらいすらあった。
すべてが「若気の至りだった」で片付けるのは、乱暴かもしれないが、
彼に集まった「熱狂」が、だいぶ冷めてしまったのは間違いなく、
刑の確定はその象徴かもしれない。
裁判について、真実を問うことはここではしない。
かなり時間がかかるだろう。
堀江氏は出所してからも自分の無実を主張し続けるはずだし、
さらに、自分を追い墜とした「日本」に、
逆襲を仕掛けてくるはずである。
そのときまで影響力を維持しているかは別として…。
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