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まともになれ、CM

CM自粛でテレビ局ピンチ…(産経)。
キー局ではすでに震災前の9割近くにまでCM放映が戻っている、という。

それならまだ良い方だ。岩手では3割程度ではないだろうか。
とくにステブレCM、スポットCMでは惨憺たる状況である。ほとんどACか、番宣だ。

とにかくありとあらゆる業界がCMから手を引いている。自動車、食品、飲料、アルコール…。
SMBC日興證券の社名変更告知CMとか、アフラックの震災関連CMが目につく程度だ。

地元系では、震災発生以後もずっと放映していたのは、盛岡市の「エムズエクスポ」くらい。
あとはほとんど自粛している。
最近の広告不況に、岩手県内の広告会社やテレビ・新聞業界が団結して
義援金付き広告キャンペーンを立ち上げたが、効果のほどはまだあまりないようだ。

一番大きいのはやはり「パチンコ店」か。自粛ムードに加え、石原都知事の批判によるダブルパンチ。
店自体は営業しているが、CMも新聞のチラシも、パチンコ店側は自粛している。

ちらしといえば、新聞のチラシは戻ってきている。
パチンコ店はさすがに出さないが、スーパーマーケットや自動車ディーラー、
家電販売店、紳士服量販店など、震災前の状態を取り戻しつつある。新聞の広告も同様だ。

テレビのCMだけが、目も当てられない状況にある。

広告主は「批判」「クレーム」を恐れているのだろう。このご時世になんだ、という抗議を。
しかしこのままではテレビ局もやっていけない。

先日も被災地に行ってきたが、自動車販売店には客もいた。
単なる買い換えなのか、それとも流されてしまったのか…。
いずれ、需要がなくなったわけではないのだ。

広告主は、「こっちは自動車どころではないのに何だ」
「酒なんて不謹慎だ」という声が来るのを恐れているだけではないか。

ちょっと待ってくれ。内陸地方では、ややモノ不足感は残っているけど、
まず普通に生活できている現状がある。
買い物も出来る。被災地の親戚や友人に届ける物資を買う人も大勢いる。

まず、被害がなかった、あるいは少なかった地域から、
消費活動を喚起して経済を活発にしないといけない、
だから自粛は良くない、とあれほど言われているのに。

広告主のこの腰抜けっぷりは見るに堪えない。

明日の月曜から復旧してくれるというなら、いいんだけれど…
また朝から晩まで「ポポポポーン」を見せられるんじゃ、たまったものではない。
もう飽きたよ。

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コメント

こんばんは。私もポポポポーンにナンダカナアな気持ちを抱いております。私の頭は帽子の台なので詳細な事情は判りませんが、いずれにせよ、アレを見ると本震を思い出して陰鬱なのです。

投稿: モトハシ。 | 2011.04.17 22:27

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