先に延ばして何になる
「地デジ完全移行は延期すべき」と識者らが提言。
提言を行ったのは、ジャーナリストの坂本衛ら。
坂本は以前も同じような提言をしている。今回はその繰り返しである。
前回も書いたが、坂本らの訴えには首をかしげざるを得ない。
あれだけのお金をかけて、アナログ放送は7月24日で終わる、と言ったではないか。
それを延期するなんて、大ウソにもほどがある。
国はこれ以上嘘をつけない立場なのだぞ。(笑)
隠れ地デジ難民がいる、と力説しているけれど、
その大半は、わかってて機器を買わない人々ではないのか。
ホテルでは未だにアナログテレビが活躍しているのを見かける。
アダルトチャンネルとの絡み(アダルトだけに)もあるのだろう。
テレビの買い換えに多大な投資が必要で、二の足を踏んでいるのかもしれない。
ただ、解決法はいくらでもある。
地デジチューナーをつけるとか、デジアナ変換するとか。
都市部でのビル陰などによる地デジ難民問題もあるが、
これは解消について、最後まで努力すべきこと。
「延期」すればすべて丸く収まる問題じゃない。
単なる先延ばしだ。
「利権が絡んでるんだろう」なんて、
冷めた目線で坂本らの動きを見ている人もいる。
しかし一番たちが悪いのは、
「テレビなんか要らん」という人がとても多い、という事実。
坂本らが騒げば騒ぐほど、
「じゃあテレビなんかなくなっちゃえばスッキリするんじゃない」
と考えさせてしまうんじゃないか。
まあ実態は「テレビなんかなくても困らないゼ」とスマートに言ってる奴に限って、
いざテレビがなくなると「ウエーン、さみちいヨ~」と泣くに決まってるのだが(笑)。
地デジ普及率100%を目指して努力している人々に冷や水を浴びせかけるより、
残り5ヶ月弱の間に何が出来るかを考えるべきだ。
その残り期間を2年に、3年にしても何の意味も無い。
そんなことをしていれば、その間もテレビの地位は落ちていくはずだ。
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