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らんまんラジオ寄席公開収録

2月27日。
岩手県民会館へ「らんまんラジオ寄席」の公開収録に行ってきた。

桃月庵白酒出演の「雫石まちなか落語会」の情報も
主催者から教えていただいていたが、
こういう事情でスルーせざるを得なかったのである(スミマセン)。

チケットはほとんどが地元の酒屋経由で顧客に流れるらしく、
一般応募は20名のみの狭き門であったが、
爛漫(秋田銘醸株式会社)から当選のメールが来たときはうれしかったね。
今後呑む酒は爛漫だけにしようと本気で思ったくらいだ。
後日、整理券が封筒に入れられて郵送されてきた。

Ranman

整理券の引き替えは朝10時。
並ぶことを覚悟しつつ、9時半頃に県民会館へ。
オバさんたちがポツポツと建物に吸い込まれていく。

なんだ、並んでないじゃないか…
その認識は大間違いだった。

玄関に入ると、大ホールへ続く階段に何列もの大行列ができていたではないか。
会場内では、「美酒爛漫」のハッピを着たオジサンや、
IBC岩手放送」の腕章をつけたリクルートスーツのお姉さんが会場を整理している。

聞けば朝8時半の時点で行列が1列できていたとか。
先頭のオッサン、何時頃来たんだろう。

行列をなす人々は、地味な色の服装のジジババが大半。
黒、灰、茶、ベージュ、ドドメ色…。
加齢臭と樟脳のかほりに囲まれ、寝不足も手伝い、ついつい目まいが…
おっとやばい、階段で倒れてはいけない。

9時48分、ハッピのおじさんから「ただいまから引き替えを始めます」。
前倒しで引き替え開始。しばし待つ。

10分後ようやく順番が回ってきて、チケットをもらうことに成功した。
座席番号のほかに、「抽選会番号」が書いてあった。

一旦帰宅し昼食をとったあと、開演時刻の1時の10分前に再び到着。
大ホールに入ると、すでに1階はお客さんでいっぱい。

この日、司会を務めるIBC岩手放送の菊池幸見アナ
(「おじさん白書」「夕刊テレビ」の幸見アナだ)が、
「爛漫」のハッピ着用で、番組趣旨説明と「爛漫」の紹介をしていた。

あとで2階席、3階席の確認をしたが、2階席はそこそこ埋まっていたものの、
さすがに3階席には客はいなかった。

公開録音ということで、拍手の仕方について説明。
舞台下手に登場する幸見アナのさらにソデ側にいるフロアディレクターが
手をグルグル回したときに、拍手をするとのこと。

1時開演。
まずは前座。放送には乗らない。
鈴々舎やえ馬「子ほめ」。
大人になってから馬風に入門したとのことで、
年齢はいっているが(当代の柳家小せんと同い年)まだ前座である。
関西弁なので上方落語のよう。何度も聞いた噺ではあるが
独特の味があって、結構でございました。

ここから公開録音開始。
「秋田の酒、美酒爛漫がお送りする、らんまんラジオ寄席!」
3月13日放送分の収録となる。

1組目は「ナイツ」。
やっぱりテレビに出ている芸人は華が違うね。
M-1グランプリ6位の話、海老蔵の話、
落研の話、そこから「クソソソ」まで。
お得意の「先輩漫才師」のネタも。

2組目は「堺すすむ」。見るのは2回目。
「そう~なんや~」まだ使ってたね。
この日もお得意の歌を披露していた。
鉄板、「ジャムパンとメロンパンと食パン」を入れつつ
「東北」をテーマにしたネタであった。
「千昌夫は借金取りが来てホクロまで取られちゃった」。

1週目ラストは便所でおしりを副会長、
三遊亭小遊三」。こちらも2回目。
マクラのところで、前の座席のババアが頭をグラグラ揺らすもんで、
あまり集中できなくなった。だからマクラは覚えてないのよ。
(それと左右どちらかの客の口臭が…)

根多は「浮世床」。
ハイライトの軍記を読むところが実にこっけいで、
お客の笑いをしっかりさらっていった。

幸見アナが毎度おなじみのお決まりのシメコメをしたあと、
長めの拍手をやらされ、1週目の録音終了。ここで休憩。

サッとトイレにかけこんだおかげで行列に並ばずに済む。
席に戻り、回りの座席の友人同士や夫婦が話に弾む中、
休憩終了までひたすら仮眠。(なんたって寝不足ですから)

ブザーののち、再び幸見アナ登場。
まずは「お楽しみ」とのことで、曲独楽「三増紋之助」。
引換券の番組表には書いてあったが、
曲独楽はラジオでは伝わらないので、放送には乗らない。
この日のお客さまだけの「お楽しみ」なのだ。

独楽は(大きいものでも)小さく、正直2階席では厳しそう。
そこは機転を利かせ、「昨年の横浜のAPECでは空港の警備が厳重になり、
大分まで飛行機で向かう際に、
独楽の芸で使う日本刀(もちろん切れないもの)を怪しまれた」話で
お客のご機嫌を伺う。

さらにその日本刀を立ててその上で独楽を回す芸をしながら、
客席に降り、そのまま客席通路を一周する大サービス。
万雷の拍手で舞台を後にした。

ここから2週目の収録開始。
3月20日放送分ということで「嘘」をつかねばなりません、と幸見アナ。
その通り、「3月も下旬、雪もすっかり解けまして」…。

2週目の1組目は「Wモアモア」。初見だと思う。
確か高齢化社会をネタにした漫才。客いじりも適度に織り交ぜ。
ツッコミの長身のほうが言い間違え(これも演出でしょう)を
ボケの短身が突っ込みまくる。
内容は…思い出せん。面白くなかったわけではない。
単に年のせいである。1ヶ月後の放送で思い出そう。

ステージに黒板が登場し、2組目は「ケーシー高峰」。出ました、エロユズ!
ネタはもちろん「医事漫談」。基本的にはオチはダジャレ(笑)。

山形弁炸裂、毒舌も健在。客席前方のババアを「ウルセーぞ、おめえ」。
別のババアを「コラ、ヨシコ!」と怒れば、
ジジイには「コラ、サダオ! …あ、それ俺の本名だ」客爆笑。

「精力がつく食い物って何がある?」と客席に問い、答えたババアをまたいじる。
「ナニ、牛乳? 確かに精がつくと白いものが出るな」これでまた爆笑。
いやー、面白く下品だった。

舞台のセッティング中、幸見アナも負けじと方言披露しつつ
岩手弁かるた2011」もPR。

ラストは「鈴々舎馬風」。出ました大御所!
根多の名前は「男の井戸端会議」だったが、
要するにマクラのオンパレードであった(笑)。

またも海老蔵ネタからはじまり、
世襲ということで林家正蔵・三平のダメ兄弟の話。
こぶ平になる前の泰孝少年の下手な小咄を聴かされ、
さらに泰孝少年が泊まりに来て女房のパイオツを揉んだ?話。
もちろん先代・三平のモノマネも。

いじめる相手をこぶ平から現・木久蔵に変えるが、
勘違いした木久扇から大量の木久蔵ラーメンが贈られてきて、
喰いたくもないのでこん平にやった、
だからいまでもこん平は病院通いしている、と。

楽屋が二世ばかりになり、おちおち噺家の悪口も言えず、
結局いまここでやっているのです、と馬風。
談志の話もするかなぁ、と思ったけどお預けでした。

そういえば毒蝮三太夫の話もしていたが、
「マムシのジジイババア」は岩手県民にはピンと来ないのであった。

盛岡に来たんで特別サービス…と、
柳家かゑる時代にリリースしたという『かえるの体操』を振り付きで特別披露。
いいもん見せてもらったな~。
プロモーションをしようとした矢先にカエルからウマに改名してしまったので
サッパリ売れず、子供がレコードをフリスビーにして遊んだんだよ、と。

私は噺家カラオケ同好会の会長です、と言って
あとは定番、美空ひばりメドレーへ。
これがおかしくってしょうがない。

玄人はだしの歌声で、お嬢の歌をひと節ずつ、
身振りつきで矢継ぎ早に歌っていく。
「東京キッド」からいきなり「川の流れのように」になったり、
その変わり具合がいいんだよね。

そこから本題の噺に入るかと思いきや「ここでお時間…」。
退場する際軽くつまづき、歩き方もヒョコヒョコの馬風。
かなりお年を召されたようで…。

2週目のシメコメ、客の拍手のタイミングが早すぎ
(フロアディレクターも指示するタイミングを間違えた模様)、
録り直しとなった。こういう体験できるのっていいよね。

2週分の収録が終わり、帰ろうとする客もいたが、
ここから爛漫のお酒が当たる抽選会。
結果は「当たりませんでした」。
1500人のうち当選は65人、結構な確率ではあるけど。

幸見アナのほか、TBSの赤荻歩アナもハッピを着て登場。
TBS収録分での司会進行を担当しており、
地方収録でも顔を出しているようである。

テレビでの担当は「『Nスタ』、ただし岩手では放送されない時間帯」とのこと。
「『はなまる』もやってました』というと客席「お~」。

赤荻アナが4等賞の数字50本を読み上げているとき、
ソデからスーツ姿の加藤久智アナ(この日はディレクターに専念していた模様)が登場、
幸見アナに耳打ち。

幸見アナ、とってつけたように「芸人リクエスト方法」のコメントを読み上げる。
「郵便番号107-8066、TBSラジオ…」時間調整用かな。

Wモアモア、ケーシー、馬風が3等賞、2等賞、1等賞を5本ずつ引いた。
ケーシーはオシャレな私服に着替えていたが、白衣では隠れていた
「米ナスにつまようじが刺さったような体型」で客席から失笑が漏れていた。

抽選会も終わり、つつがなく日程終了。
ホワイエに張り出されていた当選番号が、
自分の抽選番号と違うのをあらためて確認し、会場を後にした。

2週連続の県民会館の落語会であったが、
きょうも大満足。
それぞれのネタの子細は忘れちゃったけど、
3月の放送で思い出す楽しみもあるし。

今晩は『爛漫』でキマリですな。
(長文お付き合いいただき有難う御座いました)

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