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信用されないテレビと新聞

東京の大雪。あんなべちゃべちゃ雪一回で大騒ぎする都民とマスコミ。
まあ、降られ慣れていないからパニックにもなるのだろう。
人口30万にも満たない地方都市と一緒にしちゃいけない。

そんな中、今朝のテレビ。
終電後の夜中の新宿駅前でタクシーを待つ人々にインタビューしていた。

その聞き方。
「こんなに雪が降ると思っていましたか?」
なんじゃ、この質問。
案の定、聞かれた男性は「思ってませんでした」と答えていたが。

「大雪が降ると思ってなかった馬鹿者」の一例として、
この男性をつかまえているだけなのであって、
雪が降ると思ってました、と答えればそのVTRは使わないのだ。

テレビニュースでよくやる街頭インタビューなんてそんなものだ。

テレビ局が言いたいことを同じように言ってくれる人のVTRをチョイチョイつなげて
「これが街の声!」という触れ込みで流せば、
私たちは市井の代弁者、というツラができるのがテレビ局である。

「マスコミを疑え」…
こんなこと、昔は誰も思わなかったと思うのだ。

「なるほど、街の声はこうなんだ」とテレビを鵜呑みにしていた。
新聞もしょせんテレビの親会社(いまは逆転しているところもあるが)、
悪口は言わない。小うるさく言うのは週刊誌くらいのものだった。

それがいまはどうか。
「ダブルスクリーン」、テレビを見ながらパソコンの画面も見る時代。
テレビのウソを自慢げに語るこんなブログがそこらへんに転がってる。
twitterでもテレビの悪口、新聞の悪口、週刊誌の悪口ばかり。

いっぽう、新聞は「部数が落ちている」ことを自分では絶対に報道しない。
アメリカの新聞の凋落を他人事のように伝えるだけで、
自分のところも部数ががた落ちしているのにそれは文字にしない。
週刊誌も同じだ。

自分や同業を批判せず、似たり寄ったりの論調を横並びで発するマスコミへの批判が
パソコン画面からわき上がっている。

その現状も、新聞やテレビは伝えない。
まれに触れることはあってもすぐにスルーする。

自己批判できないマスコミは、「プロとアマは違う」とあぐらをかき、
おかれた環境を看過しているうちに信用されなくなる。

それでも、黙っていれば目や耳に入ってくるテレビと違い、
能動的に動かなければならない新聞の現状は、目も当てられない。
情報が文字しか無かった時代の栄光をひきずったままだ。

テレビだって安穏としていられない。
とくにニュース。古谷綱正や久米宏をみんなが信用していた時代は終わった。

昨日は、尖閣諸島の衝突ビデオをYoutubeで公開していた人物が
素性を明らかにした上で記者会見を行った。

テレビや新聞がスルーされ、動画サイトが真実を語る時代なのだ。

「○○だと思っていましたか」なんて答えを想定したインタビュー、
いつまでもしてちゃいけない。

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