不来方名人寄席2011
岩手県民会館にて午後1時半開演。
2階のなかなか良い座席で観覧させていただいた。
昨年も聴いている。小遊三、堺すすむ、楽太郎(現圓楽)か…覚えてないな(笑)
客席の埋まり具合だが、3階はさすがに半分ほどだったが、
2階は8割、1階は見えた範囲では9割以上埋まっていた。
客層はほぼ60代以上のお年寄り男女であった。
場内アナウンスは主催するIBCの瀬谷佳子が務めた。
1時半にピッタリ開演。
大音響で音楽が流れ始め、
「サーシャ&マリー」登場。イリュージョンを披露。
2階席から見たらちょっと仕掛けが見えちゃったな…(汗)
途中のインターバルで助手の男がプレスリーの扮装で1ネタ披露したり、
後半はホリゾント(舞台奥)側を客席に見立てて、
マジックの裏側を見せる(実際は核心は見せない)、という趣向も。
35分間でステージ終了し、早くも休憩へ。
油断禁物、とトイレに行こうとすると
ステージ上に『デジサポ岩手』が。
「地デジの準備はお済みですか」と呼びかけ。
なるほど、高齢者も多いだろうし、歌丸もいるし…
階段のところで相談窓口を設けていたが、
見ている限り、相談している人はいなかった。
落語見に来て地デジの相談もないだろう。
休憩後、前座で登場は春風亭ぽっぽ。
小朝の3番弟子なんだって。へー。
ネタは「子ほめ」。
やっぱり女性がやる江戸っ子口調は無理があるんだよなぁ…
今年二ツ目昇進だそうで、女流ならではの根多も見てみたいね。
続いて待ってました、金髪豚野郎、春風亭小朝。
髪の毛に迫力がない…
いっぽう話術のほうは迫力まみれ。
マクラはまず海老蔵の話題から。
「歌舞伎と落語では客の質が違いますね-、
当然落語のほうが上でございます」。
その後はお得意、男と女のあるある話で、
お年を召したお客さまの笑いをしっかりかっさらっていく。
元・義理の弟、林家三平の結婚にも触れるが自身のことには触れず。
根多は「親子酒」。さすがは小朝、といったところ。
うっかり酒を呑んでしまった父親の酔っていく過程はさすが。
泥酔した息子が帰ってきたシーンでは高座にバタリ、客は大拍手。
ここでオチだと思った客もいたのでは(それじゃ「死神」だけど)。
トリは桂歌丸が堂々登場。
とうぜん、笑点ネタを織り交ぜながら。
今年は45周年、特番も予定しているという。
「ロケ地もラスベガス、ニューヨーク、パリ…ではやらずに後楽園で」。
さすがに年も年、しゃべっている内に声も嗄れてくるし、
せき込んだりお茶をすすったりするのだが
それにしても元気は元気である。
噺家はなかなか離婚しない…という話題で
「そういえば離婚した奴もいますが」。
なるほど、小朝は歌丸のために自分のネタをとっておいたのか。
根多は「おすわどん」。
歌丸の得意根多、ということは知っていたが聴くのは当然初めて。
ただ、オチは意外に他愛もない。きれいなサゲでおしまい、緞帳が下りた。
笑点グッズなどを売っている物販の黒山の人だかりを横目に帰宅。
4000円、少々テケツは高かったがその分の元はしっかり取らせていただきやした。
2階席で正解だったね。
1階は500円高いけど前の人の頭で見えなかったりするから。
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コメント
こちらこそありがとうございます。
安比スキー寄席の情報は知っておりました。顔づけもCPも大変魅力的だと思っていましたが、
これまでスキー場というものに縁が無く、
夜の雪道が怖くて行けませんでした。
一門のレジャーだったのですね・・・
さすが「バイクの小三治」。
投稿: たかはし | 2011.02.27 00:13
たかはし様
はじめまして。
いつも楽しく拝読させていただいております。
私、盛岡に住まう落語好きで、昨夜(25日)はホテル安比グランドでの「安比スキー寄席」に行ってきました。
名前は野暮ったいけど出演者は豪華。
柳屋三之助「浮世床」
柳屋三三「権助提灯」
柳屋〆治「そば清」
柳屋こ里ん「親子酒」
大喜利(上記出演者+柳亭こみち)
そして毎回出演の主任が
柳屋小三治「一眼国」
スキーが趣味の小三治と柳派一門のスキー仲間のレジャーのついでのイベントと言えなくもないのですが、さすがにプロの噺家、やっつけ仕事にはなってません。
この会、今年でもう27回目だそうで、私はその内10回程聴きに行きましたが、二年前からは三三が出演するようになって「お得感」が更に強まりました。
ちなみに、木戸銭は今時たったの千円ぽっきり、日本一CPのいい落語会だと思います。
小三治師、これからも毎年この時期に続ける気満々のようでした。
次回、よろしければオススメいたします。
(既にご存知でしたらごめんなさい)
投稿: 佐平次 | 2011.02.26 13:22