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M-1グランプリ2010

お笑い界最大の祭典、M-1グランプリも今年で終了。
最後の大会である。

決勝戦の司会は今田耕司、上戸彩。
前説のRGがAB蔵でしっかり温めた模様。

審査員…
島田紳助、松本人志、南原清隆、大竹一樹、渡辺正行、宮迫博之、中田カウス

大竹「これの前、粉に落ちる仕事だった」
松本「M-1が終わったらテレ朝に来ることももうないな、と」。

ラストと言うこともあり、スポニチ以外スポーツ紙も速報体制を組む。

それでは個人的採点も含め、結果を記していく。

カナリア(よしもと大阪) 88
「レッドカーペット」のめくり漫才の印象しかない。
ドレミの歌漫才。うーん、厳しいなぁ。
メガネのほうが小ボケをかましたところが頂点だったかなぁ。

中80 宮88 渡85 大87 南86 松85 紳81 合計592(暫定1位)
…厳しい。常に優しめなはずのカウスの点数が物語る。
紳助「きょうはダメ出ししたくないのでコメントしません」。

今年はワイド画面ということもあり、審査員の表情をワイプで映す趣向。
最初はうっとうしかったが、やはり紳助や松本の表情は気になった。

ジャルジャル(よしもと東京) 92
知名度バツグンのイキのいいコンビ。
コンビニの様子を演じる漫才を打ち合わせる漫才。
不思議なネタ。松本は受けていた模様。

中79 宮90 渡87 大89 南88 松87 島86 合計606(暫定1位)
好き嫌いが分かれた感じもするが。
カウスが悩んでつけた点数は79とさらに辛め。
松本「漫才ととっていいものか…」。

敗者復活決定、パンクブーブー。
あらー。昨年の王者が2連覇を目指す格好に。

スリムクラブ(よしもと東京) 95
「あらびき団」で何度かみかけた新鋭。
沖縄出身という部分がことさら取り上げられがちだが…
知名度ない分、期待値は高まる。
ハスキー声のボケがポイント。
シュールな内容と絶妙な間が、客席の笑いを誘う。
松本は確実に笑っており、紳助も少し笑みを見せた。
後半失速した感じもあるが。

中94 宮91 渡88 大91 南93 松96 島91 644(暫定1位)
渡辺以外90点台。松本はドはまりしたのだろう。
松本「斬新。チャレンジ精神がある」

銀シャリ(よしもと大阪) 91
「レッドカーペット」で何度か見た。青ジャケットを着た正統派を標榜。
あおりVTRではキー坊(西川きよし)が登場する、よしもとイチオシ組。
ABC漫才。
シュール漫才の後でやりにくい雰囲気か。
内容はきれいだったが、笑いは平凡だったか。

中92 宮93 渡87 大89 南89 松90 島87 627(暫定2位)

カウス「ツッコミでもっていった」
渡辺「教科書的だが、新しさに欠けた」。
カナリア敗退。

ナイツ(マセキ芸能社) 93
常連組、浅草漫才の星。
2010年の出来事漫才。
ニューナイツを出す、といっていたがいつものナイツ。

中87宮91渡88大90南90松88島92 626(暫定2位)
紳助「スリムクラブ面白かった」「それで点数つけづらくなった」。
確かに紳助にしては高得点であるが…。
宮迫もスリムクラブに言及。衝撃波は続く。
ジャルジャル敗退。

笑い飯(よしもと大阪)96
9年連続出場する「無冠の帝王」。
「アメトーーク」などでも頭角を現しつつある。
今年も見せるか?

昨年をほうふつとさせる「サンタウロス」漫才。
「大体分かったからやらせろや」「ぎょう虫検査のシール」で会場大ウケ。
やっぱり巧い。

中96 宮95 渡90 大97 南98 松96 島96 668(暫定1位)
大竹「去年と同じくらい面白い。びっくり」
松本「スリムクラブと…」結局同得点。
ナイツ敗退。

ハライチ(ワタナベエンターテインメント)93
こちらもおなじみのコンビ。
昨年登場以来、テレビ出演も増えた。
勘違いむちゃぶり漫才。
澤部の大ボケはいつもながら冴えていたが、
大爆発はなかったかな。

中88 宮90 渡90 大90 南89 松86 島87 620(暫定5位)
ハライチ敗退、笑い飯決勝進出。
カウス「空回りしている」「漫才は二人でやるもんだ」…芸風を否定しているが、
南原もいうように確かにもうひと変化ほしかった。

ピース(よしもと東京) 92

キングオブコント2位ながら、
事務所の力で1位のキンコメより売れてしまった。
KOCではシュールな設定にベタな笑いで客席を異様に盛り上げていた。

言葉の言い方漫才。
又吉がどんどんしゃべり、綾部が的確に突っ込むいつものスタイルだが、
やや空回りした印象も。

中95 宮92 渡89 大89 南87 松89 島88 629(暫定3位)
大ウケしたカウスが高得点をつけ、3位のイスを手にする。
松本「期待を越えてはいなかった」と辛口評価。
銀シャリ敗退。スリムクラブ決勝進出。

敗者復活 パンクブーブー(よしもと東京)95

夕方放送された敗者復活戦と同じネタ。
いつまでも真実を言わないすれ違い漫才。
今田の言葉通り、さすが昨年度のチャンピオン、
という地力を見せた。

中96 宮98 渡95 大91 南94 松97 島97 668(暫定同率1位)
ニヤニヤしていた紳助が高得点をつけ、笑い飯と並んだ。
大竹、さんざんほめたあと「91点…ですね」と点数の付け方を反省する始末。

パンクブーブー決勝進出。ピース敗退。
決勝戦は、ラストイヤーの星・笑い飯か、
2連覇なるか、パンクブーブー、
そして台風の目・スリムクラブの3者の戦いに。

規定上、パンクブーブーが1位となり、
笑い飯、スリムクラブの順にネタ順を決める。

順当にケツの方から埋まっていき、
決勝のネタ披露はスリムクラブ、笑い飯、パンクブーブーの順に。
うーん、スリムクラブはしつこい津波を呼びそうな予感が…。

決勝
スリムクラブ

お葬式が舞台だが、「見たことがあります…」1回戦と同じパターンで攻めてきた。
不思議なボケを繰り出し、最後は「民主党」で大爆笑。
ここにきての時事ネタは受けないはずがない。
いやはや、すごい芸人がいたものだ。

笑い飯
やりにくいだろうなぁ…。
「小銭の神様」漫才。
後半失速してしまった印象。
ネタ順間違えたかな…?

パンクブーブー
ケンカになりかけたという話で、こちらも1回戦と同じパターン。
ただスリムクラブと違ってわくわく感がないんだなぁ。
ハードルが上がりすぎているからなぁ。
笑いもあまり起こらなかった感じ。

スリムクラブ97、笑い飯93、パンクブーブー92と採点したが…

最終投票結果:中ス 宮ス 渡笑 大笑 南笑 松笑 島ス
優勝は「笑い飯」。有終の美を飾った。

やはりスリムクラブとパンクブーブーは
1回戦と同じようなネタをかけたのが失敗だったか。
ただスリムクラブと笑い飯は紙一重だったと思う。
松本「スリム飯」にしたかった、と。冗談ではないだろう。
笑い飯には同情票も少なからずあったかもしれない。

9年間我慢し続けたこともあり、満を持しての受賞、という感じで、
哲夫は目を潤ませた程度だった。西田は表情を変えなかった。

10年間楽しませてくれたお祭りもこれで一応おしまい。
ただし、来年からは別な催しを行うことに含みも持たせた格好になっている。

R-1やKOCは残ると思うが、やはりM-1あってのもの。
お笑い界の頂上決戦はどんな形になっていくのか、気になるところだ。

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