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AMAZON恐るべし

Googleが書籍の電子化を行う、ということで
その説明会の様子をTBS「報道特集」でやっていたので少し見た。
Googleの担当者は「当社が日本の出版界を牛耳ろうというわけではない」と語っていたが、
出席した関係者は「アメリカ企業にやられるのは不安だ、文化を持って行かれる」と。

そんな中。
とうとう、ネット通販大手のAMAZONが、“配送料無料”を打ち出した。

数千円を払うと年間無料になるコースはあったが、
今年に入ってから、実質無料となるキャンペーンを行っていた。
それを「常に」無料にするという。

キャンペーンがなくても「1500円」以上購入すれば無料だったが、
今後は数百円の買い物でも無料になる。
素人目にも、採算合うのか?と思うが、
数万円分の買い物を平気でする人もいるし、収支上は問題ないのだろう。

これ、小売りの本屋やCDショップはとうとうやっていけなくなるんじゃないのか…と思うが、
まあそこまでは行かないだろう。
目の前にある大量の本やCD、DVDの中から、実際に手にして選ぶ行為は、
AMAZONでは不可能だからだ(将来、ヴァーチャルに出来る可能性はあるが)。

しかし「検索して」買う方法はAMAZONのほうが得意。
しかも、在庫は無尽蔵。普通の本屋なら1ヶ月待たされるような商品が
すぐに買えたりするのがAMAZONの最大の利点である。
しかも送料無料とあらば…。

ライバルの楽天市場なども安穏としてはいられまい。
楽天ブックスは対抗すると思われるが(いまも時々無料キャンペーンを行っている)、
それ以外の一般店は、配送無料にするのは難しいだろう。

AMAZONは全国各地に巨大倉庫を持っている。
近年になって倉庫内をテレビに取材させたりしているが、
どうせ誰もマネできまい、という余裕の表れなのだろう。

先述通り、日本の小売りをがらりと変えるわけではないだろうが、
一定の影響は与えるだろう。

パラダイムを塗り替えることに何のためらいもない、
アメリカ企業のダイナミックさには恐れ入る。

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