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ニセモノの流儀

「純米クッキー」とうたいながら、実際はほぼ小麦粉…
消費者庁が、東京都の会社に行政処分。(時事通信)

クッキー1万7000枚分の原料232kgのうち、
“原料”の米粉はわずか10グラムしか使っていなかったという。
これじゃまるで米粉が「不純物」みたいではないか。

このクッキー、秋田と新潟の土産物店で売られていたのだという。

あきたこまちの秋田、魚沼の新潟。
両者ともにコメどころだけに、「地元の米を使った(であろう)クッキー」とあれば、
物珍しがって買う客も多かろう。

そしてそれ以上に、「秋田と新潟」で売られていたというところに注目。
このニセクッキー、おそらくどこかの工場で作ったものと思われるが、
秋田と新潟、それぞれの工場で作ったとは考えにくく、
少なくとも秋田か新潟のいずれかで作ったとしても、
片方の県においては地元産でもなんでもないモノなのだ。

卸売業者が、地元の住所の書かれたシールを貼れば、
ハイ、おらが村のお土産のできあがり。

消費者庁の報告書には、このクッキーが
どこの工場で生産されたかまでは書かれていない。
消費者庁としてはそこまで責める気はないようだが…。

土産物店で売られているものすべてとはいわないが、
お菓子や漬け物、ふりかけなどの多くは、地元の名産物を使っているとうたいながら、
製造しているのは全然別の場所だったりする。
まあ、それを分かってて買うのも一興ではあるけど。

たとえば岩手ではありとあらゆる土産物店、産直施設等に
ひとくちサイズの小ナスの漬け物を大量に詰めた袋が置かれているが、
岩手で小ナスの取れる場所なんて、聞いたこともない。

「名物にうまいものなし」というが、
うまい「名物」には要注意。
名物ではないからうまいのかもしれない。

その「純米クッキー」もさぞ、おいしいクッキーだったのだろう。

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