いま世界は
BS朝日、秋の新番組。日曜19時。
硬いタイトルだが、生放送のニュース番組である。
BS朝日とテレビ朝日の共同制作。
司会は、元フジテレビアナウンサーの木佐彩子と、
この秋で「やじうまプラス」をお役ご免となった小松靖アナウンサー。
NHK教育のワンセグ番組でもおなじみの木佐は
ベテランらしくスムーズな進行をみせる。
いっぽう、「やじプラ」ではフランクな司会ぶりでおなじみだった小松アナは、
冒頭から緊張気味で、カミカミであった。
番組は、テレビ朝日内にあるBS用報道スタジオからの放送。
テレビ朝日がアークヒルズから現本社まで移転してからも
BS用のスタジオセットは約10年使われ続けているが、
今回の番組立ち上げのために若干手直しされたようである。
初回は、現在ホットな中国問題を中心に取り上げる。
日本総研から副理事長の高橋進氏ら2名が出演。
中国で人気という26歳の日本人TVコメンテーターも緊急出演し、
現地のナマの情報を語っていた。
番組タイトル通りの国際ニュースを取り上げる「ワールドWATCH」コーナーでは、
基本的に地上波番組で放送するための素材を再編集したものを使用。
特集は国内取材コーナーだが、これも「香港資本に買われる北海道の森林」という
グローバルな視点のニュース。
このコーナーについては朝日新聞と連動した企画とのことで、
朝日の記者がレポートのため出演していた。
この時間帯といえば、20時のBS-TBS「サンデースコープ」がすでにあり(参照)、
BS放送局で2時間にわたって報道系番組が続くことになる。
「JNN」の協力も得、国内ニュースも重点的に取り扱う「サンデースコープ」と違い、
「いま世界は」は海外ニュースを通して「世界の中で激動する日本」を考えていく、
というところが特徴となっている。
ただし、これまで報道番組が置かれなかった日曜日の夜を放送時間とすることで、
ファミリー層を意識した編成を組む地上波と違い、
団塊層や経営者層などを意識しているというところは同じ。
(だからあえて放送時間をずらしたのだ)
だから、地上波のように「煽る」ような内容ではなく、
「じっくりとニュースを伝える」こともできる。
まさに「報道の先祖返り」がBSにて実現したわけだ。
最近「テレビショッピングと韓流ばかり」とヤユされるBS局の新たな試みは
定着するだろうか。個人的には、まだ地上波が見たいけれど…。
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